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2007/04/08

「ラブソングができるまで」/Music and Lyrics

サンディエゴ出張中、夜の空き時間を利用して映画館へ。ちょうど時間が合っていて、ヒュー・グラントとドリュー・バリモアが出ている作品ならきっと間違いがないだろうと思って、予備知識ゼロで見ることにする。

ヒュー・グラント演じるアレックスは80年代に一世を風靡したアイドル・グループPOP!のメンバー。バンドは92年に解散し、相方は映画にも出演してスターであり続けたが、アレックスはすっかり過去の人となってしまう。同窓会や遊園地での営業に精を出し、いい年となった今もぴっちりしたパンツを穿いて子供やオバサンたちの前で腰を振っている。「あの人は今・・」的な番組への出演のオファーが来て出演を承諾したところ、思いがけないチャンスが到来。人気絶頂の歌姫コーラが彼のファンで、彼女のために曲を書いてほしいというのだ。締め切りは数日後。このチャンスに飛びついたアレックスだったが、実のところ何年も曲を書いていないため、早速歌詞に行き詰る。そこへ、観葉植物の水遣りにやってきた女性ソフィーが歌詞のヒントをくれた。ソフィーとアレックスは曲に取り組み始めるが。。。

ようやくできた曲をコーラは気に入ってレコーディングするが、仕上がった曲は、二人との意図とはまったく違った、セクシーでオリエンタルなものに変えられてしまっていた。起死回生のチャンスを、アレックスとソフィーはどうする?

****************
冒頭にPOP!のプロモーションビデオが1曲まるまる流れるけど、これが、80年代を知る人間からすると大爆笑モノ。あの時代の特徴である、逆立てた長めの髪のヒュー・グラントが、照れも見せずに堂々とアイドルらしく歌い踊っているものだから!この映像を観られただけでも入場料の元が取れたかもしれない。
(ドリュー・バリモア公認ファンサイトにPV映像全編が載っているので、ぜひどうぞ。必見!)
そのスター時代から、すっかり過去の人になってしまって落ちぶれたアレックスだが、だからといって過去の栄光にしがみついているわけではなく、割り切って生活のために昔の名前を使って淡々と生活している。このあたり、ヒュー・グラントの飄々としたキャラクターがうまく生きているってワケ。でも、やっぱりせっかくのチャンスはモノにしたいし!

一方、そんなアレックスの前に現れたソフィーは、天才的な詩の才能を持つ女性。この仕事を引き受けることをためらいながらも、どうしても助けてほしいと嘆願され徹夜で曲作りに取り組む。こんなにも才能を持つ彼女が、なぜそれとはまったく関係ない人生を送っていたのか。それには深い訳があった。文才溢れる生徒だった彼女は、自分がかつて恋していた教師が書いてベストセラーになった自伝的な小説に、自分とそっくりの女性が登場しているのを知る。その本では、ソフィーは才能がないからっぽの最低の女とこき下ろされていたのだった。深く傷ついた彼女は、筆を折り、文章や詩を書くことを一切断ち切って生きていたのだ。このあたり、すごくビターで思わず涙を誘われてしまう。

自分の過去にどう決着をつけるか?自分の創造した作品とその世界観をどれほど大切にするか?そのことをテーマにした少し辛口の部分もある。何しろ、完全に負け組の烙印を押されてしまった不器用なふたりなのだから。しかし、ヒュー・グラントのひょうきんさ、ドリュー・バリモアのスウィートさがうまくブレンドされて、とても可愛いくて素敵なラブコメディに仕上がっている。売れなくなったアレックスにずっと仕えているマネージャーや、アレックスの大ファンであるソフィーの姉など、脇のキャラクターもすごく人間味があって楽しい。コーラのイメージはクリスティーナ・アギレラと浜崎あゆみを足して2で割った感じかしら。オリエンタルかぶれがかなり笑えてしまう。

それにしても、ドリュー・バリモアという女優は、過去にあれだけいろいろなことがあったのに決して汚れなくて、いつまでもとろけそうに可愛い笑顔とピュアな魅力を持っているなと思った。コメディでは抜群のうまさを発揮するヒュー・グラントとの組み合わせはかなり最強に近い。安心して観ていられる、胸きゅんなラブコメディ。

日本では4月21日からの公開ということで、デートムービーにはかなりいける作品だと思う。

http://musicandlyrics.warnerbros.com/
http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/

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映画」カテゴリの記事

コメント

おおっ!

このPVは本当にお薦めですね~。面白かった~。皆さん、必見です~。

amicaさん、こんばんは。
amicaさんももしかして、この80年代音楽がツボにはまる方ですか?私もちょうどデュランデュランが人気があったのが中学生~高校生のころでベストヒットUSAとか見ていたので、すごく懐かしいです。
アメリカですごく空いていた劇場だったのにげらげら笑ってしまいました。

あ、ベストヒットUSA覚えてます~。名前だけ。内容は忘れちゃった。私はデュランデュランよりもう一世代前かな?チープ・トリックとJAPANというバンドがすごい好きでしたね~。

あと、エリック・ロバーツっていうジュリア・ロバーツのお兄さんの俳優さん。この人、ロビーを野生的にしたみたいなもんのすごいハンサムな俳優だったんですよ~。分野は変化しようとも、顔がいい人が好きなのは子供の頃からでした~。あ、だからヒュー・グラントも勿論好きです。でも、映画はほとんど見ないので「モーリス」と「ノッティング・ヒル」とかいうのしか見てません。あと、作詞家か作曲家の役やっていた映画も見たかな…「なんとかボーイなんとか」っていう題名の(笑)。

amicaさん、
チープ・トリック!私も好きですよ。彼らはいまだ現役で最近も来日したんじゃないかしら?
JAPANも一世を風靡しましたね!私のころは下火にはなっていたけど、当時買っていたロック雑誌にはよくデヴィッド・シルヴィアンが出ていて、なんて美しい人なのかしら、と思いました。

ヒュー・グラントといえばモーリスももちろん大好きでしたよ。その映画は「アバウト・ア・ボーイ」ですね。原作のニック・ホーンビィがすごく好きで、映画も良かったと思います。
一度だけ、生でヒューを見たことがあるんですが、記者会見で、イギリス人らしいひねくれたユーモアのセンスがあってとても面白かったです。アバウト・ア・ボーイの時だったのでもう若くはないときですね。

こんにちは。また来てしまいました!!
実はMusic and Lyrics、私も観たので、
ついついコメントせずにいられなくて。

日本でのタイトルは「ラブソングができるまで」なんですね(苦笑)なんかちょっと違う気がするのは私だけかな(^^;)

この映画がSYDで始まったのがバレンタインだったんですよ。それでPRを街中でやってて、
ポスター貰っちゃいました。

私ヒューのファンと言うかけっこう好きなんで。
アバウトアボーイ、ブリジット日記など、ダメ男役がいつもぴったりの彼が出る映画はついつい観てしまいます。

Tamakoさん、こんばんは。

Tamakoさんもご覧になったんですね。この邦題、違うんじゃないのって思った人多いみたいですね~たしかにそうですよね。

バレンタインにちょうどうってつけの映画って気がしますが、日本ではゴールデンウィーク公開みたいです。

ヒュー様私は「モーリス」見て以来やはりかなり好きなので、できるだけ見るようにしています。トゥー・ウィークス・ノーティスとか、ラブ・アクチュアリーとか、もちろんブリジットジョーンズとかいろいろ見ていますね。
あとドリュー・バリモアは「ウェディング・シンガー」が大好きです。「ウェディング・シンガー」はブロードウェイミュージカルになったみたいですが、この映画もミュージカルにできそうですね。

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ヒュー・グラント&ドリュー・バリモアのラブコメ あのヒュー様が歌って踊ってる それも優雅なソシアルダンスとかじゃなく、80年代の衣装を着た元ポップスターとして。。。ι(◎д◎)ノヾ そのハジケっぷりったら、も〜う最高〜〜d(⌒〇⌒)b♪ なんともいえないあの...... [続きを読む]

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