3/10 MUSE@東京 新木場スタジオコースト
友達に誘われて行ったMUSEのライヴ。最近のロック事情にすっかり疎い私だったけれども、友人にアルバムを紹介してもらって、UKハードロックらしいどこか哀愁があるメロディの美しさ、ハードななかにもスケールの大きなドラマ性があってとても良いと思った。
オールスタンディングのライヴは体力的にはちょっときついと思ったけど。何しろ朝からバレエの発表会の練習の上、新木場まで出てくるためランチも夕食も食べる時間がなったくらいで。でも早い整理番号を取ってくれた友達がミキシング卓の後ろの、観やすい場所をキープしてくれて、じっくりと音楽を楽しむことができた。
オープニングアクトのフラテリスもなかなか良かったけれども、どうしてもMUSE目当ての観客で占められていると客のノリが悪くてちょっと気の毒。
さて、MUSEのライヴだけど、フロントマンのマシューがエネルギッシュかつ歌唱力も発揮していて最高!小柄でたまにアクションがAC/DCのアンガス・ヤングを思わせるところがある。基本的にはギターなのだけど曲によってはピアノも弾く。3ピースのバンドの割には、エフェクトもいろいろ使っているところもあるんだろうけど音は分厚く時には爆音系。後ろの方だったので音もとても良かった。マシューは声量があって高音もしっかり伸びていて、ちょっとだけしゃがれているけどとても魅力的な声。ドラムスのドム&ベースのクリスもとてもタイトな演奏。いきなり2曲目にお気に入りのHysteriaをやってくれてとっても嬉しい。この曲のイントロのリフはかっこよすぎてしびれる!すごいうねりが生まれていて気持ちよい。マシューはとっても機嫌が良くて、MCでもかなりノリノリだった。前方の客席はかなりノリまくっていて、大変なことになっていそうだった。ポップなSTARLIGHTでのみんなの手拍子がぴったり合っていたのも気持ちよかった。
後ろのスクリーンで、別アングルからの舞台の様子を映してくれたのも良かった。
Invincibleでは、マシューが観客に、携帯電話のバックライトを振ってくれと言っていたけど、英語が上手く通じなくて、それをやっていた人が少なかったのがちょっと残念。でも揺れるバックライトはきれいだった。たまたま携帯を持ち込んでいて一緒にできて良かった。1枚目、2枚目からの曲もけっこうやっていた。翌日はまた全然違ったセットリストだったようだ。(行きたかった!)
すごく内包するパワーがあって、楽曲もみんな良くて、客も乗っていて、最高のライヴだった。ライヴ向きのバンドだね。
いやあ、やっぱりライヴっていいよね。仕事がこんなに忙しくなかったら月曜日も観に行きたかったけど。チケットはソールドアウトだし、果たしてその日のうちに帰れるか疑問なくらいの状況なので無理なのが残念。FUJIROCKにも出演するけど、これはニーナのドンキと重なっているから無理だしね。早いうちの来日を期待して、とりあえずDVDつきの「BLACK HOLES AND REVELATIONS」を買った。
音楽って言葉にするのが難しいんだけど、とりあえずハード目のUKロックが好きな人にはお勧め!
2007/3/10(土)
東京 新木場スタジオコースト
Take a bow
Hysteria
Supermassive Blackhole
Butterflies
Map of the Problematique
Forced in
Bliss
Feeling Good
Hoodoo
Sunburn
Starlight
Plug in Baby
New Born
Stockholm
-ENCORE-
Soldiers
Invincible
Tiro
Knights of Cydonia
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