Penのルーヴル美術館特集にバンジャマン・ペッシュ
本日発売の雑誌Penは1冊まるごとルーヴル美術館特集です。
そのなかで様々な美術の目利きに好きな作品を語らせているのですが、パリオペラ座のエトワール、バンジャマン・ペッシュも登場しています。
ペッシュ自身の写真はルーヴルの中に佇むカットが一枚だけですが、彼の愛する美術作品とインタビューは2ページにわたり掲載されています。
さすがにダンサーだけあって、美術の中の身体表現に注目しており、表現者としての深い洞察と美意識にあふれた素晴らしいチョイスです。
ジロデの「エンディミオンの眠り」は、「シルヴィア」に出てくるキャラクターですね。
サモトラケのニケや、アングルの大オダリスクは有名ですが、私もルーヴルでは必ず観る作品。
そして中でも彫刻をめぐるペッシュの言葉はさすが、という示唆に満ちたものです。知的で素敵な方ですね。
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こんばんは。
naomiさんの記事を見て早速「pen」を買ってきました~。この雑誌買うの初めてでどこに置いてあるのか見つけるのに時間かかりました(^^ゞ
1冊丸ごとルーブルだなんてうれしいです。これからゆっくり読みま~す。
そうそう、ベッシュってジャズダンスからバレエに転向したんですね。バレエを始めた年齢は決して早いわけじゃなかったんだ~と思いました。
投稿: プリマローズ | 2007/02/03 22:29
プリマローズさん、
たしかに普段買わないジャンルの雑誌を見つけるのは苦労しますね。私が買った本屋さんではレジの前に積んでありました。
男性ダンサーは結構踊り始めたのが遅くても、一流になったりしますね。デヴィッド・ホールバーグくんも12歳くらいからだそうです。
投稿: naomi | 2007/02/05 02:37