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2006/12/01

エールフランスの機内誌にドレスデン・バレエ

東京フィルメックスの会場に置いてあったエールフランスの機内誌を何気なくもらって帰った。エルフラはフィルメックスのスポンサーなのだ。忙しかったのでもらったことも忘れていたのだけど、ふとめくってみるとドレスデン特集。しかも、ドレスデン・バレエに4ページも割いているではないか。

さらに嬉しいのは、元ハンブルク・バレエのイリ・ブベニチェクのインタビューが載っていること。最近の顔写真つき。「繰り返しではなく新しいことをやりたかったから」移籍を決めたそうです。芸術監督のアーロン・ワトキンに1年前から誘われていたそうで。故郷のプラハにも近いのが嬉しいそう。日本のファンへのメッセージとして、「ぜひ観に来て欲しい」とのことです。これは行かなくちゃですね。

あとは、アーロン・ワトキンのインタビュー。彼は未だ36歳なのですね。今のダンサー56人のうち33人は彼がヨーロッパ中から口説いて連れてきたそう。そしてドレスデン・バレエの公園の予約率は97%。あれだけ素晴らしいダンサーがそろっていれば理解できます。

そういうわけで、その素晴らしいダンサーの一人、竹島由美子さんのインタビューも2ページ。"骨組みで踊る”という考え方が彼女のダンスを変えたそうです。私も一度マドリッドで彼女のエスメラルダを観たことがありますが、ダイナミックで美しく、表現力があってとても良かったです。ご本人は小柄なのに、舞台の上では大きく見えるんですね。

竹島さんといえば、オリジナルデザインのレオタードでも有名(日本の番組でも紹介されましたね)。年間1万着も受注があるそうです。そして今日、マリインスキーのプログラムを見ていて気が付いたこと。オールスター・ガラで踊られるデヴィッド・ドーソン振付の「レベランス」の衣装は、竹島さんでした。そういうわけで、月曜日には彼女デザインの衣装を観る楽しみが増えたわけです。

それにしても、ドレスデンのオペラハウスの豪華で美しいこと。いつかぜひ、行ってみたいと思います。もちろん、イリが活躍しているうちに。

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