学校へ行こう!MAXマラーホフ&中村祥子編
以前同番組で吉田都さんにアドバイスを受けたバレエ少女、望月理沙さんがローザンヌ・バレエ・コンクールの予備審査を突破。バレエ界のスーパースター、ウラジーミル・マラーホフ直々のレッスンを受けるため、V6の三宅健&長野とベルリンへ旅立つという趣向。一時間というデラックス版。
まあバラエティ番組なのでちょっとあれれ、トホホと思う部分も多々ありますが、貴重な映像もたくさん!あって嬉しかったです。
ローザンヌ事務局から届くメールの画面まで見せてもらったのにはびっくり。書面ではなくメールで届くものなんですね。
ベルリン市内観光の後、今はベルリン国立バレエ団に移籍した中村祥子さんの母校、ジョン・クランコ・スクールのレッスンを見学。日本人留学生も3人いた。
そして祥子さんとドイツ料理のお店で食事しながらマラーホフの素顔について。マラさんはとても勤勉で、公演翌日のクラスへの出席が自由な日でも必ずいるとのこと。
いよいよマラーホフとご対面!何歳ですか、と聞かれ一言「年寄り」(笑)。好物はウニやくさや、美肌には日本のクリームと語り、日本語の単語もポンポン飛び出すひょうきんなマラーホフだけど、理沙ちゃんの演技を見る目は真剣そのもの。手取り足取り丁寧な指導。「日本人は優しいからなかなかそうならないけど、自分が一番になるつもりでやらなければだめだ」とのアドバイスには納得。さらにベルリン国立バレエのクラスに参加。ポリーナ・セミオノワとの「牧神の午後」のリハーサルもチラリ。彼らの「牧神の午後」は現地の新聞の一面トップを飾るほどだったのね。
白眉はこのロビンス版「牧神の午後」の本番で、かなりたっぷり見せてくれた。秋にニューヨークで観たホセ・カレーニョのとはまた雰囲気が違っていて、独特の官能的な空気が漂って素敵。大柄なポリーナが体を横たえているのをまっすぐに平行にリフトするのはさすが。美しい二人ですね。素顔はちょっとお疲れ気味のマラさんですが、メイクした舞台の上の顔は本当に妖しくてきれい。
公演後、楽屋にご一行様を招いたマラーホフは、「ローザンヌの本選では、天使になって見守っているよ」との優しい言葉。マラさんの魅力にどっぷりの一時間でした。
映像は「マイ・ベスト・セレクション」からの「ヴォヤージュ」や「薔薇の精」中心でしたね。
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はじめまして。私は途中から見たのですが、マラーホフが登場した所は見られて良かったです。TBさせていただきますね。
投稿: 樹咲ノア | 2006/12/22 16:21
こんばんは。この番組、珍しくオンエアで観る事が出来ました。
貴重な映像が沢山あって嬉しい反面、本題に入るまでが長いなーと感じたのが正直な所なのですが(^^;)「牧神の午後」には口を閉じるのも忘れて見入ってしまいました。
マラーホフの「年寄り」発言には笑いましたね。本当にひょうきんで、イメージが変わった気がします(笑)
投稿: Elie | 2006/12/22 22:01
樹咲ノアさんはじめまして。レスが遅れて申し訳ありません。
トラバありがとうございます。
マラーホフってやっぱり素敵な方でしたね。舞台の上の彼は何回か観たことがあるんですが、あんなにひょうきんとは!
Elieさん、こんばんは。
うん、本題に入るまではめちゃめちゃ長いというかひっぱるひっぱる、でしたね(苦笑)
「牧神の午後」はこの間NYで観てきたばかりですが、踊る人によってずいぶんと違うので、ぜひ日本でも踊って欲しいと思います。来年は今のところ来日の予定がないんですよね。今回これだけウケたので、来て欲しいなと思うのですが。
投稿: naomi | 2006/12/24 03:17