ダンスマガジン1月号、DDDなどなど
毎回できれば他では書いていないネタなどを書きたいなと思いつつ、バレエに関してはちょっとネタ切れ気味なので、ダンマガとDDDの紹介でもします。
ダンマガ、特集は世界ベスト(10大)カンパニー、っていったい誰が決めたんでしょうね~。多分一般的には、BBLとマールイを外してNYCBとデンマークロイヤルあたりが入るんでしょう。でもまあ、マールイやBBLの方が日本の人には身近なカンパニーですからね。
興味深かったのは、ボリショイの広報担当の人の話。2月14日のアメリカン・セレナーデプロでは、バランシンの「セレナーデ」に加え、なんとトワイラ・サープの「イン・ジ・アッパー・ルーム」と、ウィールダンの新作を上演するとのこと。この間ABTで観て来たばかりですが、ボリショイのダンサーが、あのしましま囚人服パジャマを着たり、赤いレオタードとスニーカー履いたりするのね。かなり見ものです。
フィーリンが3箇所も骨折したまま1幕を踊り通したという話もすごい。
シュツットガルトのリード・アンダーソン(芸術監督)のインタビューが載っていますが、質問があまりにもしょうがなくてちょっと怒りを覚えました。もっとバレエ団としての芸術に関する話とか、どういうダンサーを求めているのかとか、どんなプログラムを予定しているのかを突っ込んで聞くとか、なんでできないんでしょうね。芸術監督に、稽古場のカフェテリアのメニューなんか聞くんじゃない!そんなのは広報担当者に訊けばいい話。
編集長対談はハンブルクのジョエル・ブローニュで、これは面白かった。この雑誌、まともなインタビューはここしかないのよね。たとえば婦人公論とかのほうが、よほどダンサーについて中身のあるインタビューを掲載していると思う。
レポートとしては、私が観たかったと思っていた貞松・浜田バレエ団の「創作リサイタル」が載っていたのが嬉しかった。女性ばかりで演じられた、オハッド・ナハリンの「DANCE」や、男性たちで踊られた「BLACK MILK」はとても刺激的なプログラムだった様子。
また、アンヘル・コレーラのメトロポリタン・オペラの「ラ・ジョコンダ」への出演について、ほぼ1ページ割いているのも良かった(でも、この雑誌って、とことんパリ・オペラ座偏重だから、これがパリオペのダンサーだったらきっとカラーで前の方に載っていたでしょうね)
公演レポートはルジマトフの「シェヘラザード」、新国立劇場バレエ団の「ライモンダ」、東京バレエ団の「白鳥の湖」。仕方ないことだけど、シェヘラザードはザハロワ中心。マハリナの写真は一枚だけで、ライターもザハロワの回についてしか書いていない。(プロのライターだったら、全部のキャスト行けって思うんだよね)ただ、タランダさんの写真が載っているのはとっても嬉しいです。
広告では、ザハロワとロベルト・ボッレの「ラ・バヤデール」が目を引く。ロビーはおひげをつけたソロルなのね。このDVDは、当然すでに予約済み。
ちなみに「DDD」の方。シェヘラザードの写真は同じ瀬戸秀美さんによる撮影だけど、マハリナを使用。やっぱり、彼女の方がゾベイダらしさはあったなと改めて思う。「DDD」はインタビュー記事がとても充実しているので、読み応えがある。今回は、シルヴィ・ギエムのインタビュー。私は彼女はそれほど好きなアーティストではないけれども、インタビューを読むと、本当に素晴らしいアーティストで、人格的にも優れているし真のプロフェッショナルだと思う。取材はローザンヌの、メトロポール劇場で行われた。幻のクローズド公演、アクラム・カーンとの「Sacred Monsters」の乗越たかおさんによるレポートもあり。
勅使河原三郎のインタビューも、実に興味深いです。
あとは、新国立の本島美和さんが、「30歳からのバレエ入門」ということで、バレエのバーレッスンのお手本として登場している。さすがに綺麗だわ~。スターダンサーズ・バレエ団のフォーサイス振付「アプロクシメイト・ソナタ」の稽古風景も。ちゃんとフォーサイス・カンパニーから指導が来ているのね。この公演、上演演目が他にも「リラの園」「スコッチ・シンフォニー」ととても良さそうなのだけど、時期が悪くて観られそうにないのがとても残念。
基本的にバレエ以外はあまり観ないのだけど、この雑誌を読むと、それ以外のダンス公演もどんどん観たくなるし、観なくても、出ているダンサーに親しみを感じるから面白い。ロイヤル・アルバートホールでの、ボールルームダンス(社交ダンス)の世界大会のレポなんか、読んでいるとわくわくしてきちゃう。
この雑誌はとてもよくできていると思う。志は高いし、デザインもおしゃれだし、ダンスやっているってかっこいい~って思わせてくれる。
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「La Gioconda」出てるんですか~。最近全然ダンマガ買ってなかったんですが、それなら買いに行ってきます!!
DDDは立ち読みしかしたことないですが、いろんなダンスが載ってて面白そうですよね。インタビューなんかもけっこうページ数多いし。
投稿: プリマローズ | 2006/11/29 23:15
プリマローズさん、こんばんは。
相変わらずコメントが遅れ気味ですみません。
記事はとてもいい記事だし、写真2点使っているのも嬉しいんですが、写真がちっちゃいしモノクロなんですよね・・。
DDDはいい雑誌だと思いますよ~ダンマガ買わないでこっちだけにしたこともあるの。こっちの方が安いし。ダンマガは写真は綺麗だけど、公演の批評やインタビューは全然だめですね。
投稿: naomi | 2006/12/02 02:47
ダンマガ買ってきました~♪
アンヘル、どこだどこだと探していたら後ろのほうにいましたね。ホント写真もっと大きいの載せてくれればいいのに。NY Timesに出てたようなカラー写真が見たいぃぃぃ。
個人的にはシド・チャリースの記事が載ってることが嬉しかったです。美脚だわ~。
投稿: プリマローズ | 2006/12/02 15:04
プリマローズさん、
ダンマガの記事は良いのですが、扱いは小さいですよね・・・残念。
シド・チャリースの記事は面白かったですね。鈴木晶さんのこの連載は、とても読み応えがあって好きです。シド・シャリシーと思っていたのですが違うんですね。
投稿: naomi | 2006/12/04 02:21