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« 週刊新潮のローマ歌劇場来日公演記事 | トップページ | 新国立劇場「ライモンダ」10/7 »

2006/10/07

やっぱりベジャールは苦手「愛、それはダンス」

ここしばらく仕事が忙しくて、10時くらいまで毎日残業。忙しいだろうなと予想がついていたので、東京バレエ団の「白鳥の湖」はパスをした。新国立劇場バレエの「ライモンダ」も祝日の9日のみ。勤め人が6時半に劇場に行くのは、そう簡単なことではないのよ。

WOWOWでベジャールの「愛、それはダンス」が放映されるというので、それに間に合うように帰宅する。なんとかぎりぎりに到着。テレビをデジタルにしたら、録画の方法が厄介になった上、コピーワンスでダビングができないこともあって、家にいないと無事録画できるかどうかが不安だったのだ。

冒頭には、小林十市さんと佐藤友紀さんの対談が5分ほど。十市さんは本当にベジャールが好きなのね。ほほえましくなってしまう。 音楽の使い方がいいと十市さんは言うけれども、私は、まったく逆なのだ。

やっぱり私はベジャールがとても苦手であることを再確認してしまった。何回も書いていてしつこいと思うんだけど、振付というより音楽の使い方が苦手。生演奏は絶対に使わなくて必ずテープだというのがまずイヤ。そのテープの音も悪いんだもの。まあ、ヴォーカル入りの曲でクイーンとかなら確かにテープでないと無理なんだろうけど、『春の祭典』や「ロミオとジュリエット」はやっぱり生演奏でないと。特にロミジュリの音楽の使い方たるや、もはや我慢できない領域であり、プロコフィエフベルリオーズに対する冒涜とすら思ってしまう。

あとこれも何回も言っていることなんだけど、バレエでせりふがあったりするのも好きではない。シャンソンも好きじゃないというか生理的に受け付けないし。ダンサーは皆美しいしテクニックもあるし、振付そのものは、全然悪くないんだけど。改めてバレエにおける音楽の重要性というのを感じた。

「春の祭典」を見て思ったこと。私は東京バレエ団が踊るベジャール版の「春の祭典」は何回か見たことがあって、BBLによるハルサイは今回初めてだったのだが、東京バレエ団のを見慣れているせいか、あっちの方が萌えるのであった。BBLのダンサーはスタイルの良い美しい人が多くて、衣装もカラフルで、照明もすごく凝っていてカラフルで明るいので、「春の祭典」という曲が持っている原始的で野蛮なエネルギーというのが感じられない。その点東京バレエ団は、この作品、音楽にふさわしい荒々しさを感じさせるのだ。

ブルー、レッドの色鮮やかな照明と白いレオタード、くっきりとした輪郭の映像。なんだかバレエを見ている気がしない。どんなメイクをしているかまではっきりと映っていて、逆に私には興ざめだった。ダンサーのファンの方にはすごく薦められるけれども。

映像としても舞台としても高度に洗練されているのが、かえってわたしにはすごくダサく感じられるの。 非常に画質は美しく鮮明なので、おそらくDVDの質もとても高いと思う。ファンの方は買うべきでしょう。

なお、この作品集には登場しないけど、「バクティ」と「魔笛」「中国の不思議な役人」はベジャールの中では好きなほうだと思う。「バレエ・フォー・ライフ」も音楽の使い方という意味では、許容範囲。バレフェスでのジル・ロマンの「アダージェット」は素晴らしかったし。(フォローになっていないですねえ) ジルのようなカリスマ性のあるダンサーがほかにいないのも痛いのかもしれない。ジュリアンは美しいし、エリザベット・ロスにもインパクトはあるけれども、この3人どまりかしら。

終わったあとも十市さんと佐藤さんが出てきた。十市さんは、来年1月にWOWOWで放映される予定の、彼が出演した舞台を紹介。舞台の映像もちょっと流れた。

それと、この後に放映された「今日本のダンスがカワイイ」はなかなか面白かった。康本雅子さんの特集。彼女のことはよく知らなかったんだけど、三谷幸喜などの舞台や、「恋の門」など映画でもかなり振付を担当していたのね。彼女の、振付に左右されない、もっと「踊り」ってモノを追及したい、という言葉が印象的。映像も、舞台の映像というよりはプロモーションビデオのような感じで、キュートで、みていてとても楽しかった。古田新太が彼女の振付が相当気に入っているみたいで、コメント映像で出演。

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コメント

私も苦手(というより、はっきり言って嫌い!)なんですけど、クイーンは好きだし、彼らの曲でのパフォーマンスには興味ありました。やっぱりクイーンに対しても冒涜?と感じちゃったかもしれませんね。放映あったなら怖いもの見たさに見てみたかった気もするけれど。

うるるさん、
「バレエ・フォー・ライフ」は私の好みの振り付けではなかったですが、クイーンとフレディ・マーキュリーには敬意を表した作品で、普通に見ればとても感動的な作品なんじゃないかと思いますよ。会場は総立ちだったもの。本当は最後にベジャールさんが登場、なんですが(「愛、それはダンス」の最後もバレエ・フォー・ライフからの抜粋なんで)来日公演ではベジャールさんが来れなかったのでジル・ロマンだったんですよ。いやはや、ジル様だけは別格にものすごく素敵で、私は好きなんですよね。ロックミュージシャンのようなかっこよさがあります。

フレディーファン、クィーンファンからは好評だったようですよ。
ロックミュージシャンのようなジルさま、拝みたかったです。

うるるさん、

ジルさまももう44歳だそうで、なかなか生で観る機会はなさそうですよね。ううう。
クイーンは大ファンってわけではないですが、アルバムは何枚も持っているし、「ウィー・ウィル・ロック・ユー」もロンドンで観たんです。WWRYは内容は大したことないんですけど、さすがに出演者はみんなものすごく歌がうまくて、私は結構気に入っています。主演のトニー・ヴィンセントが、またかなり好みのルックス&歌だったんですよね。また来日するんですけど、チケットがちょっと高いのよね。

ジョルジュドンは素晴らしい。

ドンを知りたくてベジャールの本を3冊読んだけど、ベジャールはいい人に見せるのがうまいけど
世渡り上手の口達者な人だと思ったのと、ジョルジュドンはそれに利用されたと感じて嫌いだった。
(あなた様の嫌いな理由と違って、あくまでジョルジュドンを思って)
ドンはもはや、洗脳された主教の門下生のようだったと思う。

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