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2006/09/20

SWAN MAGAZINE2006年秋号/プリンツ21

SWAN MAGAZINE 2006年秋号はマリインスキー・バレエ特集号。ヴィシニョーワ、ファジェーエフ、サラファーノフのインタビューと、白夜祭のレポート、ワガノワ・メソッドについての解説、それから「海賊」という演目の説明。

ファジェーエフのポートレート写真がすごいクローズアップで、美しい。踊ってみたいと語っている「シェヘラザード」の黄金の奴隷はぜひ観てみたいです。ヴィシニョーワは、これから踊ってみたい人はヌレエフと答えているけど、交霊術でも使って呼び寄せるのかしら?何を見てもヴィシニョーワにしか見えないという個性は、ずっと彼女が持ち続けていた自意識のよう。好き嫌いが分かれる所以であるわけですが。サラファーノフはせっかく可愛いのに写真がぼやけているのが残念。

白夜祭のレポートはなかなか興味深かった。ショスタコーヴィチ・プログラムはロンドン公演では不評だったようだけど、やっぱり見てみたかった。特に交響曲7番「レニングラード」を使用した「レニングラード・シンフォニー」は演奏だけでもすごそうだし、さらにロパートキナ&コルプだもの。期待の若手たち-オスモルキナ、コルサコフについてかなり言及しているけど写真が少ないのが惜しい。

ワガノワ・メソッドの解説は、法村友井バレエ団の協力でお手本つき。私の通っている教室もメソッドはワガノワ(先生がワガノワ留学経験者)なので、ちょっと再確認できた。もう少し詳しいともっと嬉しいけどそれだと一般性がなくなっちゃいますからね。

安珠さんによる巻頭グラビアは小林十市さん。いきなり上半身裸でびびります。彼は涼しげな目がとても素敵。次回は誰が登場するか楽しみですね。(いちおう創刊号から全部買っているのです)

実は私まんがの「SWAN」がちょいと苦手で(真澄の天然すぎる性格がだめなんです)、続編についてもあまり惹かれないのです。絵柄については、やはり今のシンプルなほうが抵抗なく見られるんですけどね。昔からいかにも少女漫画然とした画風が好きになれないのです。今回、最後にまいあのお父さんのレオンがちょこっと出てきますね。

森下洋子さんがジゼルを語ったインタビューは、音楽性とは何かということを考えさせられて面白いですし、新国立劇場の「ジゼル」のバックステージの様子も興味深い。そういうわけで、なかなか充実した内容になっていると思います。

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首藤康之さんの公式サイトで、次の「プリンツ21」(9月26日発売)は首藤さんの特集だと案内がありました。
全80ページという大特集だそうです。

<内容>
□巻頭グラビア
操上和美撮影による幻の写真集から再編
□漫画家・山岸凉子との対談
□『ペトルーシュカ』『牧神の午後』の未発表写真で綴るグラビア
□三浦雅士、小林十市、椎名林檎、服部有吉らが寄稿

小林十市さんが、ご自身のブログで寄稿されたことを書いていらっしゃいましたね。幻の写真集は「POSESSION」のことでしょうか。私これ持っています。出していた出版社が倒産してしまったので、ゲイ書籍専門店(!)で買いました。

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コメント

こんにちは。
ゲイ書籍専門店ですか~。
ん~、なるほど…。
私はBOOK OFFで、新品未開封が500円(!)で山積にされているのを買いました…。

unoさん、
そう、後でブックオフで出回っていると聞いてしまったと思ったのでした。うちの近くにはブックオフがなくて。
浅倉大介さんと首藤さんのトークショーにいったんですが、抽選で1名にこの写真集がプレゼントされ、首藤さんのファンではなく浅倉さんのファンに当たってしまって、当選者の方困っていました。首藤ファンの方にあげていたようです。

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