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2006/08/17

「知ってるようで知らない バレエおもしろ雑学事典」

筆者の一人、音楽ジャーナリスト林田直樹さんのブログのお知らせにもあった「知ってるようで知らない バレエおもしろ雑学事典」。基本的にはバレエ鑑賞初心者のための本なのですが、面白いです。

やはり林田さんが執筆された「バレエ・ファンに贈るクラシック音楽入門」と「その演目にちょっと一言、物申す!」がいいですね。
「クラシック音楽入門」は作品と音楽の関係のみならず、その音楽が作曲された時の裏話もあります。ストラヴィンスキーやプロコフィエフとディアギレフとの関係、チャイコフスキーの交響曲とバレエ音楽との関連。そして、その他いろいろな作曲家について。「白鳥の湖」のテーマ(情景)と王子の心境の関連性は、個人的には、ノイマイヤーの「幻想-白鳥の湖のように」の構成とぴたりとはまっていて、こんなところでノイマイヤーの才能に感嘆させられたり。音楽と踊りとの関係性を理解するのに役に立つ一章です。
できれば、このテーマで本1冊作ってほしいな、なんて思います。

「その演目にちょっと一言、物申す」は、男性の視点から見たバレエの物語へのツッコミで、これは楽しいです。おととい「ジゼル」で木村和夫さんのヒラリオンの熱演を見てきたばかりゆえ、ヒラリオンはいいやつなのになんで殺されなくちゃいけないんだ、という文は思わず笑いながら読んでしまいました。ひどいわね~といいながら女性はやっぱりアレを見て喜んじゃうんですよね。へんなおじさん大好きの私は、くるみのドロッセルマイヤーはお気に入りのキャラクターですが、その辺についても。

その他のバレエの歴史や基礎知識、「バレエダンサーってどんな人たち?」なども、今までのバレエ入門書とちょっと一味違った視点で楽しく読めます。おすすめ!

※付録に舞台写真(モノクロ)がついているんですが、すべて日本のバレエ団の写真。美しい写真ばかりなのですが、できれば、ダンサーの名前も入れてもらえれるとありがたかったかも。
※たまに、記述の間違いがあるのには注意。(東京バレエ団と東京シティバレエ団、とか、ハンブルクが「眠り」を日本で上演したのは2005年、とか、キリアンは今はNDTの芸術監督を辞している、とか。

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コメント

とりあげてくださってありがとうございました。細かいところまでご指摘いただき恐縮です。バレエ好きの人に面白く読んでいただけるのが何よりです。

林田さん、こんにちは。いつもブログ拝読しています。お越しいただきありがとうございます!
この本は本当に面白かったです!特に林田さんの執筆した部分は、思わす笑みがこぼれてしまいました。
音楽も、不案内な自分にはとても勉強になりました。またバレエを見る目が変わったと思いました。ぜひ次はバレエ音楽で1冊書いてくださいね。

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