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« 5/4マチネ ボリショイ・バレエ「ラ・バヤデール」(その1) | トップページ | ミテキ・クドー(パリ・オペラ座)インタビュー »

2006/05/09

5/4 ボリショイ・バレエ「ラ・バヤデール」キャラクターダンスについて

ところで、ボリショイといえば、キャラクター・ダンサーの充実振りについて語らないわけには行かないだろう。特に「バヤデルカ」はボリショイならではのアドレナリン炸裂なキャラクターダンスがてんこ盛りでとっても楽しい。キャラクターダンスについては、ボリショイが世界一であることは間違いない。

まずはマグダヴェーヤこと苦行僧を演じるヤン・ゴドフスキーが素晴らしい。長髪半裸の原始人的な格好なのに、すごくかっこいい。実際ハンサムなのだけど。冒頭に登場して観客のハートをぎゅっとつかまなければならない役なので難しいと思うのだけど、躍動感があって、空を切るような跳躍を見せたりすばやい身のこなしで舞台を横切ったり、上半身を自在に使ったりととても印象的で、つかみは十分だった。毎日この大変な役を踊っていて本当にお疲れ様だ。他の苦行僧たちも、踊りの多いグリゴロヴィッチ版ということもあって踊りまくりだけど、パワフルで否が応でも作品の雰囲気を盛り上げてくれる。

大僧正は、今回の悲劇の黒幕である重要な役。ロイヤル・バレエのDVDでは、アンソニー・ダウエルがほとんど主役を食うばかりの大熱演で、エロい罰当たり坊主を演じてくれたけど、ここの大僧正はとにかく大柄なおっさんだ。エロい人というよりはちょっとセクハラ親父って感じ。しかしさすがに、大僧正を演じるアンドレイ・スィトニコフはマイムが非常にうまい。もう一人の悪い大人、ガムザッティの父であるラジャ演じるアレクセイ・ロパレヴィッチが、眼光鋭くてカッコよく、この二人が密談し「ニキヤを殺してやる!」と盛り上がるところはおぬしら悪よのう、と声をかけたくなった。

1幕のヴェールを使ったジャンペの踊りでは、中心の二人のダンサーの片方が、韓国人のジュ・ユン・ペ。スタイルの良いロシア人に混じっても決して見劣りせず、長い手足を使って美しく舞っていた。

しかしやっぱり白眉はブロンズ・アイドルの踊りと太鼓の踊りでしょう!ブロンズ・アイドルはトリプル・キャストでこの日はデニス・メドジェーエフ。良かったんだけど、別の日に観た岩田守弘さんのほうが上半身がきれいにアプロンを保っていてさらに良かったと思う。ブロンズ・アイドルのところは日本人の子供たちが顔を黒く塗って一緒に踊っているんだけど、それがちょっと邪魔。

なんといってもアドレナリン炸裂なのが、太鼓の踊り!いや~これは盛り上がる。全身を大きく使ってダイナミックにワイルドに、プリミティブなパワーを爆発させたノリノリの楽しい踊りだ。特に太鼓を抱え、時には上に高く放り投げるセルゲイ・アントノフ、背は決して高くないのに、脚を高くバットマンさせながらアピールして、最高☆。ビキニにビラビラとした飾りをつけたアナスタシア・ヤツェンコもセクシー・ダイナマイトって感じ。2幕ではおそらく一番盛り上がる個所だ。太鼓の人たちのヘアメイクが凄い。長髪に、これでもかと目を強調していて、がおーって表情を作って独特の美学をみせてくれた。一緒になって踊りたくなっちゃうくらい。

壷の踊り(マヌー)のダリア・グレーヴィッチはとってもキュートだ。頭の上に壷を乗せて、時々手を離してバランスを取りながら踊る。日焼けメイクにやはりビキニで腰の周りにミニスカートのような布を巻いているので、インドというよりはカリフォルニアのビーチにでもいるような気分になる。壷を落とさないでポアントで移動するのはめっちゃ難しいと思うけど、その緊張感がまた楽しいのだ。大きな目をくるくるさせていて表情を見ているだけでも楽しい。他の日は全部アンナ・レベツカヤが踊っていた。このアンナがまたすごく可愛いのだ。

ということで明日は本題に戻る予定。いつになったら終わるんだろう。

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