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2006/03/26

SWAN MAGAZINE/バレリーナへの道

あちこちで取り上げられていますが、SWAN MAGAZINE2006年春号はパリ・オペラ座特集です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582833209/ressurreccion-22/ref=nosim/この本のメーンコンテンツであるMaiaまいあーSWAN actIIのヒロイン、まいあはパリ・オペラ座学校の生徒であるという設定からして、マッチしていますね。
有吉京子さんによる表紙は、「ル・パルク」の第3幕のシーンから。そしてマニュエル・ルグリ、カール・パケット、ドロテ・ジルベールのインタビューが掲載。3人とも、カラーの写真がとても素敵。カールはちょっとベッカムに似ていますね。
ルグリは「オネーギン」で共演したマリア・アイシュヴァルトを大絶賛(たしかに、その大絶賛に値する素晴らしい演技でした)。そして、定年後はカンパニーを持ってみたい、コーチをしてみたい、振付にも挑戦したいと語ってくれているのが興味深いです。
カールは「フランスでは昔からの言い伝えで、木を触ると長く踊りつづけられるんだそうです。だからいつも机とか木を撫でています」って言っているのが可愛い。とってもいい人そう。
ドロテはピナ・バウシュやフォーサイス、バランシンが好きだとのこと。日本でそういう演目を踊る彼女を観られる日が来るといいですね。
ほかに進級試験の模様とか、勅使川原三郎がオペラ座に振付けたAIRのレポートなど、パリオペ好きにはたまらない内容になっています。もちろん、「まいあ」も、彼女の両親である真澄とレオンが登場したりして、かなりお話が進んできました。
それと巻末のバレエファンの対談も、なんか身近な感じがして面白く読めます。

バレリーナへの道62号
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4893362089/ressurreccion-22/ref=nosim/特集は「童話をモチーフにしたバレエ作品」。想定される読者が、バレエを習っていてプロを目指している人が中心なので、日本のバレエ団のオリジナル作品中心だけど(ちなみに私が通っているバレエ教室の先生や作品も登場)、異色なのは、ノイマイヤーがデンマーク・ロイヤル・バレエに振付けた「人魚姫」と、ウィリアム・タケットが振付けてマシュー・ハートやウィル・ケンプが出演した「ピノッキオ」が紹介されていること。特に「人魚姫」はノイマイヤー独特の美学が感じられる美しい作品のようです
デンマーク・ロイヤル・バレエの「人魚姫」ギャラリーは必見

それと、ハンブルク・バレエファンにとっても嬉しいのは、イヴァン・ウルバンとアンナ・ポリカルポヴァのインタビューが掲載されていること。二人の子供時代の写真、イヴァンがローザンヌ・バレエコンクールに出演した時の「スパルタクス」クラッススを演じた写真やアンナの「椿姫」の写真、そしてロシアのヴォーグに掲載された二人の美しいツーショット写真も載っています。4ページモノクロ。

SWAN MAGAZINESWAN MAGAZINE
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バレリーナへの道 (Vol.62)バレリーナへの道 (Vol.62)

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コメント

私もswan先月号から見てます。私の場合読んでますっていうより見てます。
3人のコメントはさすがに読みましたけど。
ルグリのコメントによるともう白鳥やドンキはやらない宣言なのかしら??
写真すてきですよねー

ずずさん、
今日は色々とバレエ雑誌の発売日でしたね。私もダンマガとDDD買いました。
ルグリさんは今後もうそういう役は踊らないでしょうね。白鳥は年末年始に踊ったようですが。残念ですがドン・キは素晴らしい映像があるので。
写真は3人とも素敵でした。巻頭の服部有吉くんもかわいかったです。

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