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2006/03/06

シアター・オン・アイスの番組が絶望的にひどかった件

キモカッコイイ宇宙人王子で金メダリストのプルシェンコが出演するアイスショー「シアターオンアイス」、気がつくのが遅すぎて土曜のチケットはソールドアウト、日曜は残っていたけどリヨン国立バレエを観ることになっていたので泣く泣くあきらめた。テレビ中継もあるし、と思っていたのだけど。
リヨン国立バレエのほうは、後半に「グロズランド」というマギー・マランによる演目があって、なんとダンサー全員がデブ肉襦袢を着て踊るというなかなか楽しいものだった。が、肉襦袢を見て、プルシェンコの「SEX BOMB♪」を思い出してため息をついていたのは言うまでもない。 中華街で美味しい中華が食べられたしいい一日だったんだけど。

さて、家に帰って意気揚揚と録画を観たのだが(いつもは長時間モードなのに今回は奮発して高画質だわ)、期待する方が間違っていたのだけどひどい。そもそも、今回私はオリンピックを全然民放で見ていなかったから、民放がどんな中継をしていたのかを知らなかったから甘かった。まず、トリノを振り返る映像はいらない。そんなものはもう散々見飽きているのだ。しかも国分太一のトリノ観覧記なんてもっといらない。一体何しにトリノに行ったのだ。延々と日本人選手のインタビューばっかり流していて、肝心の演技を全然見せてくれない。滅多に見る機会のないプロの方の演技も一瞬しか映らない人もいれば、カットもされまくり。あのものすごいスルヤ・ボナリーも一瞬で終わり。アクロバットのおじさん二人による「瀕死の白鳥」もすごく面白かったからもっとやって欲しかった。これから期待のちびっこスケーターも一瞬だけ。ミキティばっかり映すのやめなさい。その上、素人のくせに色々と偉そうなことを実況で語る国分。そんなことはプロの解説者が言うべきであるのに、もう。カメラワークも最悪。顔のアップや足のアップ。全身を映せゴルァ!

何よりもひどかったのがプルシェンコ様に対する態度。まず、プルシェンコが立っているのに国分と内田アナは座ったまま握手。はしゃいだ国分がカメラに向かってピースサインとあほ丸出し。それに対して真似をしてお茶目に振舞うプルシェンコはえらい。プルシェンコはロシア人なのに、ロシア語の通訳がつかずに、英語でしゃべらせるとは、とても金メダリストに対する態度とは思えない。しかも英語の通訳は内田!これがまた誤訳しまくりのひどい英語である。通訳代けちっているんだろうか。さらに輪をかけてひどいのがインタビュー内容で、オリンピックの演技素晴らしかったですね、日本に来ていただいてありがとうございますって当然言ってしかるべきなのにそんなのはなしで、隣に荒川静香がいたということもあって、彼女の金メダルの演技を観ましたか、なんて他のスケーターのことを聞いている。失礼だ。「僕だって金メダルを取ったんだよ」と答えたのは精一杯の機転を利かせた答えだったんだろうけど。帰るときも立って握手を求めるプルシェンコに対して、相変わらず座ったままの二人。わ~感じ悪い!

それと、昨日のスポーツニュースで流れた、後半での小芝居でプルシェンコが荒川静香や安藤美姫と組んで楽しそうに滑っているシーンが一切映っていないのはどういうことなんだろう。ラストにさっき放映したばかりの荒川の演技をもう一回リプレイするより、男女金メダリストが一緒に滑っているところや、フィナーレを流したほうがよほど映像的に美味しいと思うんだけど…。

プルシェンコが日本人に対して悪い印象をもっていないといいのだが心配だ。

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コメント

はしょってざざっとしかまだ録画を見てないんだけれど、ひどいというのはわかりましたよ。オリンピック開催中プルシェンコが生出演していた民放でも、プルシェンコの扱いはひどい・・・(おばかな質問するんじゃないというカンジ)と思ったけど、今度もまた同じような質問だったんですねえ・・・Σ( ̄□ ̄;;;)!!

アクロバットのおじさんたちの白鳥、あれは瀕死の・・・だったんですね。早送りで見たからわかりませんでした。

naomiさん、こんばんわ。フジの放映の悪評は至る所で目にしてますが、コチラの記事拝読して、いよいよ録画ビデオは再生しないほうが精神衛生上良い気がしてきました・・・。
超が10コぐらいつくニワカなプルさんファンな私としては、たとえsh●tな内容でも観ておくべきなのか、と悩ましいところですが。

BS1で10日に男子フィギュアのハイライトのプレーバックがあるようなので、ソチラを楽しみにすることにします。(なんせSPを観てないので)

うるるさん、
ホント神に近いメダリストに失礼です。プンプン!メダリストじゃなくても一般人だろうと向こうが立っているときにどかっと座って握手なんて人間としてありえないわ~
そう、アクロバットおじさんは瀕死の白鳥の局でやっていたんですよ。ホント流行っていますね。瀕死といえば大分前ですがオクサナ・バイウルという選手が演じた瀕死が素晴らしかったです。本物のバレリーナみたいでした。ジョニー・ウィアーもそれを観て影響されたはず。

shitoさん
まあ、国分太一のまねをしてピースをするプルシェンコがお茶目で可愛いので、そこだけは見て、って感じです。あとは、荒川静香の手にちゅっとキスをするところを見て、「セッボー」の観客席乱入シーンを思い出しました。そこだけ見ればいいです。
プレーバックは楽しみですね。私もSPは部分的にしか観ていないのです。同じく超ニワカです。オリンピックだけは見ていたんだけど。今はせっせと動画収集&J SPORTSの四大陸を見ているところです。

やっぱり民放には何も期待しちゃいけないってことなんでしょうねぇ。
バイウルの白鳥は素晴らしいですよね!リレハンメルのエキシビションをビデオに保存してあるので先日見てみたら、バレエ習ってただけあってスケートというよりは本当にバレエのようでした。SPでは黒鳥の音楽で滑っててそれも素晴らしかったです。フェッテの音楽のところではシェネみたいな回転してました。今の採点方法だとあんな個性的で物語性のあるプログラムはもう作れない気がして残念です。

プリマローズさん
バイウルの白鳥はすごく透明感があって儚くて美しかったですね。たまたま動画をダウンロードすることができて、改めてその美しさに感動しました。「黒鳥」も観たかったわ~
たしかに今のプログラムだとなかなか斬新な作品を取り上げることができなくなって、なんとなくつまらなくなってしまったきらいがあります。
プルシェンコ&モートンのDVDを買うかどうか迷っているところです(多分買う)

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