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2006/01/18

1/17 International Stars of Ballet 2006

日曜、月曜と二日続けてバレエのお稽古、しかも日曜は半日やるとヤワな私はもう筋肉痛だらけ。歩くたびに腿の内側の筋肉が痛い。

さて、気分が何かともやもやしていたので、ここは一丁バレエでも観に行くか!と思い立ってオーチャドホールへ。そういえば1年近く前も、思い立ってオーチャードへ、というのを何回もやったような気がする。

ちょっと気になっていたのは、このガラ公演には、ジュセッペ・ピコーネやタマシュ・ソリモシなどABTに縁のあるダンサーが出演すること。それから、最初はミシェル・ワイルズが出演するはずだったのが骨折をして、代役がモニク・ムーニエ。ABTのサイトから名前が消えてあれ?と思ったダンサーだ。Ballet TalkってアメリカのバレエBBSでも彼女は今いずこへ、と話題になっていた。もともと出演がすごく少ない人だったんだけど。そういうわけで、当日券でB席を。あまり売れていないだろうなと思ったら、少なくとも2階席はほぼ満席だった。

セットはほとんどなし、音楽も録音テープでまあ寄せ集めガラって感じではあったんだけど、値段以上のものは楽しめて満足度は高かった。

なんといっても

またパンツ一丁で男の瀕死の白鳥かよ。

「ライモンダ」3幕GPDD 中村祥子/ジュゼッペ・ピコーネ(ウィーン国立歌劇場)
いきなり幕が上がって拍手をする時間もなく、始まっていた。中村祥子さんを生で観るのは初めて。とても日本人とは思えない長身&プロポーションのよさで、ライモンダのハンガリー風のお姫様ポーズが良く似合う。うっとり。すべての振りを、どんな難しいこともあまりにも易々とこなしてしまうので口あんぐり。ピコーネは2階席一番後ろから見ると、顔はアンヘル・コレーラ激似でかわいい。プロポーションはアンヘルよりいいし、端正で派手さはないけど身体能力もあっていいダンサーだと思った。

「ムソルグスキーワルツ」 アンナ・ツィガンコワ/タマシュ・ソリモシ(ハンガリー国立バレエ)
なじみのない演目ではあったけど、素敵だった。なんかしっとりと大人な感じなんだけどワイノーネンなのよね。さて、ソリモシさんといえば去年のABTのMETシーズンでゲスト・プリンシパルだったのに「ライモンダ」を一回だけ踊っていなくなっちゃった人なのだよね。しかも、実は一瞬だけ来日公演にもキャスティングされていたという。とりあえず、あのやたら色男なプロフィール写真は嘘だと思ってください。体型もどっしりとしていたりして。でも優しそうなお父さんって感じで、それはまた別の意味で魅力的。落ち着いた美しい演目なんだけど、「マノン」の沼地のPDDを思わせるような難しいリフトが出てきたりして。ソリモシはリフトが得意な人だね。しかもなんだかとても素敵な満面の笑顔。ツィガンコワは大人っぽくて、めちゃめちゃ美人だししなやかで表現力があって上手だと思った。

「ドン・キホーテ」3幕GPDD エレナ・シェシナ/アンドレイ・メルキリエフ(マリインスキー・バレエ)
メルクリエフ君といえばウィーンフィルのニューイヤーコンサートに出たり、前回のマラーホフの贈り物に出演していたりして割とおなじみの方。麗しい王子タイプだけど、なんとなく前回観たのと印象が違っていて、なんだか男っぽくなっていた。踊りはキーロフらしく上品で綺麗であまりバジルっぽくないような。(イカン、アンヘルのバジルの観すぎで、バジルといえばあんなものだと刷り込まれてしまっている)しかし、あの片手リフトの安定性は見事としかいいようがない。まったく微動だにしなくて、びっくりするほど長いことバランスを保てるんだから。要はとっても上手だってこと。シェシナは小柄なんだけどよく回っていた。2回に一回ダブルを入れるフェッテも安定していたし、バランスも驚異的に長いし上手。フェッテのところは音楽が恐ろしく速い、と思ったんだけどちゃんとついていっているからすごいテクニックだと思う。

「スパルタクス」アダージオ スヴェトラーナ・ルンキナ/ルスラン・スクヴォルツォフ
ルンキナは、出産を経ているとは思えないほっそりとした美しい肢体で流れるようによどみなく踊り、びっくりするほどの柔軟性と情感がこもっていて素晴らしかった。表現力に驚いた。スクヴォルツォフはルックスがまんま私のストライクゾーン(笑)。濃いハンサムなんだけど体系的にはちょっとムハメドフ系で、スパルタクスの衣装が似合っていた。これを見ると、やっぱりボリショイの来日公演で「スパルタクス」が観たかった!と思う。録音状態のひどいテープで聞いても、ハチャトゥリアンのスコアは素晴らしいし。

「フー・ケアーズ?」パロマ・ヘレーラ(ABT)、モニク・ムーニエ(ABT?)、ヴァネッサ・ザホリアン(サンフランシスコ・バレエ)、フィリップ・ニール(NYCB)
今まで、まったく舞台装置というものが使われていなかったんだけど、さすがにこの演目だけはそれがないと様にならないので摩天楼の雰囲気を出した背景が出ていた。フィリップ・ニールはさすがのバランシン・ダンサーで余裕の踊り。すごく爽やか。パロマは、細かくてとても難しいパを、音楽に合わせて正確にキビキビと踊っていたんだけど、たまに、しゃかりきになって踊っているように見えちゃうのが惜しい。モニク・ムーニエはABTでは口さがない連中に「太りすぎでなかなか役をもらえない」と言われていたんだけど、決して太っているわけじゃなくて、骨格が大きいのではないかと思う。ゴージャスな美人で、今風ではないけど、さすが元NYCBのプリンシパル、ちょっと前のアメリカン・ビューティって感じで魅力的だった。ザホリアンもかわいいし上手だと思うけど印象に残りづらいかも。プティパなどが続いた後にこの演目はいい口直しになって、ガラにはもってこいだね。

(つづく)

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バレエ公演感想」カテゴリの記事

コメント

あっうれしいな!naomiさんもご覧になったのね!
私も思いつきで買ったんですけどラッキー前から4番目。ただオーチャードの前の席はフラットだから見にくいんだけど。。。でも美しいお顔はよーく見えました。
アンナ・ツィガンコワきれいですねー ちょっと顔立ちがザハロア。そうそう、ソリモシの顔写真は詐欺に近い。何年前のじゃ?
ペアとしてはドンキの二人が一番好き。あの片手リフトすごおーい。ポアントでのバランスも磁石でくっついているみたいにぺた。2幕のも良かった。
ダンサーとしてはニールが一番好き。もっと他のも見たいです。何かあったら教えてね。
パンツいっちょの白鳥の評楽しみ。ふふ。続き待ってまーす。

あ、ここでもジュゼッペ・ピコーネが話題になってる! ずずさんに教えてもらって画像探しをちょこっとしてました。

あら、パンツいっちょの瀕死の白鳥の話は次回へおあずけですか・・・(笑)
スペインガラのとき、やっぱりパンツいっちょで白鳥踊ったイゴール・ジェブラのと同じようなもの?? 最近はやってるのかな・・・このスタイル。非常に気になるところです。

私も土曜バレエの筋肉痛がまだあります。腿の内側が痛くなるなんて、ちゃんと内側の筋肉が使われている証拠ですね!私なんて全然内側が痛くなりません。ふくらはぎばっかり痛くって。。。
naomiさん、この公演行かれたんですね。いいなーいいなー。去年から気になってはいたんだけど結局行けませんでした。ミシェル・ワイルズ骨折しちゃったんですかぁ。まー大変。
「フー・ケアーズ?」って見てみたいんですよねー。
宮内真理子さん出てましたか?うちの教室で宮内さんが特別講師で教えに来られたことがあって(私は出ませんでしたが)、顔がちっちゃくて可愛らしい感じって聞きました。

ずずさんもいらしていたんですね。
休憩時間もほとんど席を離れなかったので誰にも会わなかったんです。
メルクリエフの片手リフトにはびっくりしました!世の中には上手なダンサーもいるものだ。
考えてみたらNYCBは現在のメンバーでの映像は全然出ていないのよね。残念だわ。

うるるさん、
ピコーネはそもそも元ABTのソリストなのです。カッコいい男性の産地、イタリア人ですわよ。
瀕死の白鳥の振付は、マラーホフの「ヴォヤージュ」やルグリの「ヴォヤージュ」を振付けたツァネラです。男性のソロを振付けるのが得意な方ですね。

プリマローズさん
今日もお稽古でした。4月の発表会に向けているところ。実はワタクシ教室でも一番下手でキャリアも一番少ないのです。股関節はだんだん開いてきたんですけど、X脚なんで。
「フーケアーズ」は前回のバレエフェスでマルセロ・ゴメスがソロの部分だけ踊りましたね。フィリップ・ニールはほとんど出ずっぱりで難局も踊ってすごいスタミナだと思いましたわ。
宮内真理子さんはホント、顔が小さくてすごくかわいいですね。ちょっと浜崎あゆみ似?でもいいダンサーだと思いました。

楽しく読ませていただきました♪シェシナ、2日目はドン・キのフェッテでダブルを入れていたんですね。私が見た初日は全部シングルでした。オディールに火をつけられて「じゃあ私もやるわよ!」と思ったのかな、なあんてね。それとも初日はフィナーレでもくるくる回って拍手をいっぱいもらったから(でもその周りをすごい勢いでガンガン回っていたメルクリエフにほとんどの観客の視線は持っていかれちゃったと思うけど^^;)、勢いづいてファンサービスをしてくれたのかしら…?私の方からもTBさせていただきますね。

Tomokovsky さんご来訪ありがとうございます。おかげさまでパンフは買えたし公演は楽しめたし良かったです。
そうそう、シシェナの回転にはびっくりしたんですよ。テープがものすごく速いのについていっていることにまずはびっくり。強靭な人だわと思いました。フィナーレもすごかったですね。やっぱりキーロフは人材の宝庫だと思ったのでした。観られて良かった公演でした。

naomiさん、X脚はいいんですよ!アラベスクとかでもひざから下が‘普通足’より上がって見えるし。
4月の発表会みたいです。チケット買えますか?
シェシナは本当にすばらしかったですね!

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» International Stars of Ballet 2006 [バレエの雑記帳 ~公演鑑賞記~]
Bunkamura オーチャードホール ♪ライモンダ パ・ド・ドゥ 〔振付:アンナ・マリー・ホルムズ〕   中村祥子/ジュゼッペ・ピコーネ (ウィーン国立歌劇場バレエ) ♪ムソルグスキー・ワルツ アダージョ 〔振付:V. Vaynonenn〕   アンナ・ツィガンコワ/タマス・ソリモシ (ハンガリー国立バレエ) ♪ドン・キホーテ パ・ド・ドゥ 〔振付:マリウス・プティパ〕   エレナ・シェシナ/アンドレイ・メルクリエフ (キーロフ・バレエ) ♪スパルタカス アダージョ 〔振付:ユー... [続きを読む]

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