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2005/11/05

東京国際映画祭アジアの風『浮気雲』(邦題:『西瓜』

ツァイ・ミンリャン監督の新作。ツァイ・ミンリャンといえば、去年の映画祭で上映された『さらば、竜門客桟』が彼の作品としては珍しく日本で公開されていないのよね(補足=後に『落日』のタイトルで公開されました)。その年の台湾No.1ヒット作品らしいんだけど。まあ、たしかに延々とキン・フーの映画が上映されている映画館の一日を映しただけの映画だから日本ではきついかもしれないけど。そして、今回の作品、強烈に面白いんだけど別の意味で一般公開は難しいかも。

位置付け的には、前々作『ふたつの時、ふたりの時間』の続編ということのようだ。極端な水不足となり、人々は水の代わりにスイカの水分を頼りにしたり、トイレの水を利用したりと散々な苦労をしている。主人公のシャオカンと、パリから帰国したシアンチーが再会するが、なんとシャオカンはAV男優になっていた!すれ違いを繰り返す二人は果たして…

ツァイ・ミンリャンの作品といえばワンシーンワンカットだったり、極端に引いたカメラで映し出されることが多いわけなのだけど、今回は「Hole」同様、ミュージカルシーンがいくつか挿入されていてカラフルでポップな味わいがある。ミュージカルのぶっ飛び方は相当なもので、シャオカンが女装してスイカ柄の傘を持った軍団の中で歌い踊ったり、ペニス型の帽子をかぶってトイレで女性陣にどつかれながら踊ったり、謎の水棲生物に化けたり、怪しさ炸裂でとっても楽しい。「Hole」でも歌い踊っていたヤン・クイメイがここでも、艶姿を披露。さらにスイカを使ったギャグの数々。AV男優になったシャオカンのスイカプレイは、なんと頭にスイカの皮をかぶったりする面妖なもの。

この映画のクライマックスは、AV撮影のクライマックスシーンなのである。公開されるかもしれないので詳しくは言わないけど、こうきたか!って感じ。このシーンをぼかしなしでは日本では公開できないだろうけど、ある意味とても美しいシーンだしぼかしてしまってはまったく意味がないだろう。シアンチーはよくこのシーンを撮ることに同意したものだ、と感心した。非現実的なまでの巨乳の持ち主である日本人AV女優、夜桜すももの存在感もなかなかのものだった。

観る人を選ぶ作品だとは思うけど、面白かった!

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