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« 東京国際映画祭アジアの風『浮気雲』(邦題:『西瓜』 | トップページ | 新国立劇場バレエ団「カルミナ・ブラーナ」 »

2005/11/05

『ティム・バートンのコープスブライド』

成り上がりの富豪(魚屋)の息子ヴィクターは、没落した貴族の娘ヴィクトリアと結婚させられることになる。お互い一度も会ったことがないけど親の思惑で。ピアノを美しい音色で弾くヴィクターにヴィクトリアは好感を持つが、結婚式のリハーサルで緊張のあまりヴィクターは失敗を繰り返し式は延期に。結婚式の誓いの言葉の練習を夜の森で行っていたヴィクターは、間違って死体に永遠の愛を誓ってしまう!そしてその花嫁エイミーに、死後の世界に連れて行かれたのだが…

ヴィクターの声は言うまでもなくジョニー・デップがあてているのだけど、顔はというとエイドリアン・ブロディにそっくりなのはなぜなんだろう。ヴィクトリアはグウィネス・パルトロウ似?ジョニー・デップの神経症的な演技がナイス。

さて、ティム・バートンらしいなと思ったのは、地上の世界はモノクロームで陰鬱で主人公二人以外の人間はどいつもこいつもすごく嫌なヤツばかりなのに、地下の死後の世界はカラフルでポップで楽しそうだし、死人の皆さんもいい人たちばかりなのであること。ガイコツや首だけになった人たちによるミュージカルは楽しい。ヴィクターは地上に帰ることを望んで何回か逃亡を企てるけど、こっちの世界のほうが絶対にいいと思うんだよね。

コープス・ブライドであるエイミーは、親の反対を押し切って花嫁姿で駆け落ちしようとしたところ、結婚相手の裏切りにあって殺された可哀想な娘。果たせなかった幸せな結婚の夢を実現しようと必死に(もう死んでいるけど)なっているので、心優しいヴィクターは同情する。ヴィクターがピアノを弾いているところにエイミーが参加して、熱中するあまり手首が体から離れて弾きまくるところなんてちょっとせつない。モテるためには、ピアノが弾けないとね(w

地上に死者たちが結婚式のために上がってきて、そこで生きている人たちとの再会を果たすシーンはすごく素敵。ガイコツになっても、愛する人にはそれが誰だかわかるのよね。 この映画にはいっぱい愛がある。

ヴィクターもヴィクトリアもエイミーもみんなとってもいい人柄で、お互いの幸せを願っていて、彼らの優しさによって、とても素敵でちょっとうるうるしてしまう物語に仕上がった。

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