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« シン・シティ SIN CITY | トップページ | 好き嫌いが激しい »

2005/10/17

「コニー&カーラ」

TSUTAYAの会員証が切れるので更新しなきゃ、と更新しに行ったら1枚ソフトが無料で借りられるということなので、レジの近くにあった「コニーとカーラ」を借りる。公開されたときに観たいと思っていたんだけど見逃した一本。

売れない女性エンターテインナーのコニーとカーラは幼馴染。彼女たちの芸風は時代に取り残されているものだから客席は閑古鳥。ブレイクするための資金にギャングからお金を借りたことから、偶然殺人を目撃してしまい、彼らに追われる羽目に。LAに逃げ込んだ彼女たちは、憂さ晴らしにクラブに入って、そこでドラッグクイーンのオーディションが開かれることを知る。彼女たちは男と偽りドラッグクイーンに変身し、やがてスターになるのだが…

この映画の勝因は、まずはコニーとカーラを演じた二人の女優、ニア・ヴァルダロスとトニ・コレットにあるだろう。ドラッグクイーンのメイクが似合いすぎるのだ。特にトニ・コレットは顔のパーツが大きくて個性的なため、とても女が演じているとは思えないほどのハマり方。歌と踊りもイケているし、コメディ演技はお手の物。

彼女たちを始め、スタッフがミュージカルやショービジネスを熟知しているので歌と踊りのシーンがとてもいいし選曲も、いかにもオネエ様方が好きそうで絶妙。なんと全31曲とミュージカル映画も顔負けの歌とダンスが満載なのだ。しかも過剰なほどのキャンプなゴージャスさ。登場するシーンごとに彼女たちの衣装もメイクも髪型も違っていて、これを見ているだけでもめっちゃ楽しい。クラブに出入りするきらびやかだけどどこかさみしさも抱えたドラッグクイーンたちはみな、愛すべきキャラクターの持ち主。

レンタル用DVDにも特典として削除されたシーンやメイキングがついているのだけど、特に「ドラッグクイーンの作り方」と題されたメイキングがもの凄く面白いので、こちらも必見。どれほど多くの衣装とカツラを用意したかがよ~くわかる。

いくら外見がドラッグクイーンっぽいからといって、彼女たちが女であることがばれないのはちょっとうそ臭いシ、多少ご都合主義のところもあるけど、面白い作品だからまあいいか。ついに実は女であることをカミングアウトするシーンもうまく処理している。ありのままの自分の姿で生きることの大切さが伝わってきて、ウェルメイドな作品になっていると思う。コニーが好きになる、どうしてもゲイを受け容れられない男性ジェフと、ドラッグクイーンの兄ロバートとの和解に至るまでのエピソードはとても優しい。コニー役のニア・ヴァルダロスが脚本も書いているのだか、非常に良く書けている。同じゲイを扱った作品でも「メゾン・ド・ヒミコ」とは雲泥の差。

ゲイに大人気の往年の大スター、デビー・レイノルズの特別出演が素晴らしい。単なるカメオに留まらず、映画のオチをつけるための役割を見事にこなしている。いくつになってもスターの輝きがあっていいね。

レンタルで観たけど、悲しいときに観て元気をつけられそうだから、ソフトが欲しいな、と思った一本。

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