世界ふしぎ発見!「パリ 花の都とオペラ座の怪人」
地上波のバラエティ番組だと思って録画の用意もしていなくて失敗!なかなか充実した番組だったのだ。
大体こんな内容だった、というのをまとめると、
・オペラ座で働く人たちは、オペラ座には本当に怪人がいるって信じている。
・実際に地下ふかくに水路があって、ナマズが住んでいる。
・怪人の指定席であるボックス席は、思いっきり舞台が見切れる。(が客席からは目立つ席なのでお洒落をしないと!)
・歌姫クリスティーヌには実在のモデルがいた。
・パリオペラ座バレエの衣裳室を紹介。ジュエルズの衣裳を見せてくれたけど、本物のダイヤモンドやルビーを使っているとのこと。(でも、見たところちょっとうそっぽい)
・衣装に緑色は使わない。緑色は緑青の毒で死んだ人がいて縁起が悪いため。 (では「ジュエルズ」のエメラルドはどうするの?)
・同じくロープのことをロープって言わない。これも縁起が悪いため
・昔のカツラって本当にすごいボリュームでしかもキテレツ。
・パリオペラ座学校への取材。プラテル校長登場。ちょっと痩せて疲れた感じ?8歳で男女15人ずつ入学して卒業できるのは6人、POBに入団したのは去年は3人だとのことです。
生徒の姿は見られたけど、団員が映らなかったのはちょっと残念。
・一番上のフロア、ガラス張りのドームの下がバレエの稽古場。実際の舞台の傾斜を再現しているとのこと。光が
さしていて気持ちよさそうな空間。
・屋上では、蜂蜜を作っていて、この蜂蜜がオペラ座名物に。(実際に買った人の話だと値段は高くて、味は普通だそうです。でもパッケージはお洒落でかわいい)
・クイズで、「ラ・シルフィード」(番組中では「シルフィッド」って呼んでいた)という作品ではじめて導入されたある技術があるそれは鉄鋼の技術の進歩に伴って実現した技術だ、というのがあって、バレエを観ている人ならわかると思うけど正解はピアノ線を使った宙乗り。さすがに、宮本亜門や黒柳徹子といった舞台人は全員正解していた。
実際にこれでガルニエにいって見たらさらに楽しめることでしょうね。行きたくなってしまいました。
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何と! そんな充実した番組だったのですか。「オペラ座」DVD発売に併せた安直企画とバカにして見なかった私が阿呆でした。
ぜんぜん関係のない話ですが、来月のアタマに、東京芸術劇場で、仲代達矢・奈良岡朋子主演の「ドライビング・ミス・デイジー」をやるそうですね。ちっとも知りませんでした。知っていたら、何をおいてもチケットを取るべく奔走しましたのに。後の後悔、先にたたずであります。
投稿: 丸山 哲也 | 2005/09/08 21:07
丸山さん、こんにちは!
そうなんですよ、意外にも充実していた番組でびっくりしました。
オペラ座は滅多にテレビカメラが入れないところだそうで、ちゃんとした企画を作っていったんでしょうね。
ドライビング・ミス・デイジー私も知りませんでした。いい舞台の情報はもっと伝わるようにして欲しいですよね。
投稿: シマリス | 2005/09/11 14:17
シマリス様、はじめまして。
オペラ座って、普段カメラが入れないのですか? いやー、やはり観るべきでした。こういう番組、再放送なんかしてくれませんからね。かえすがえすも残念であります。
「ドライビング・ミス・デイジー」はあっさりチケット完売したそうです。一度でいいから、ナマ仲代さんの芝居を観たいです。
で、昨日は劇団四季の「李香蘭」観てきたのですが、昭和初期の日本は、モロに今の日本そのものだったのでしょうね。今回の選挙結果には、本当に愕然としました。
投稿: 丸山 哲也 | 2005/09/12 21:15