ユカリューシャ
だめだ。やっぱり私はどうしても斎藤友佳理がだめだ。 妖怪にしか見えない。
「カルメン」は先日ラカッラのプティ版のを観たばっかりで演出が違えども、なんか完全に別世界で。ストレートプレイや「白鳥の湖」の王子役で新境地を開いた首藤さんの演技が素晴らしかっただけに、きつかった。
「ラ・シルフィード」でのマチュー・ガニオとの組み合わせも、もうほとんど親子って感じ。こんなに麗しい青年があんな物の怪のようなものに 惹かれるわけないだろって思ってしまう。マチューは足先は惚れ惚れするくらい綺麗で、彼の足ばっかり見ていた。上半身は不安定。
「椿姫」も去年のルグリ&ルディエール、先日のイリ&ラカッラ のを観たばかりだし。なんかなまじルグリが出ているだけにさらに許せないものを感じてしまった。
上半身がなんだか不安定なのが観ていて辛い。ポール・ド・ブラも美しくない。すごく癖がある踊りだ。
脚のほうは決して悪くないんだけど。 なにより、和風の白塗りお化けみたいな顔がダメ。いくらバレエに顔は関係ないからって言ったってね。 (そういうことを想定して、わざわざ顔が見えにくい2階最後列のチケットを買ったんだけど)
あ~久しぶりに言いたい放題言ったらちょっとスッキリ。
東京バレエ団のみなさまは全体的にはよかったと思う。 上野水香は相変わらず踊りが雑だけどね。脚を振り上げればいいってもんじゃないんだってば。 パ・ド・カトルの吉岡美佳さんが丁寧な踊りで、とてもよかった。小出さんも踊りがとても安定していていい。
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ご覧になられたんですか、これ。
わたしパンフの白塗り見たとたんに捨てちゃったんです。
でも再起不能といわれて不死鳥のようによみがえったすごい方なんですよね。後から知りましたけど。
なんであのお化粧をしていらっしゃるのかnaomiさんご存じですか?
何か訳がない限りあれはないでしょ。
投稿: ずず | 2005/08/19 18:09