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2005/08/28

8/18東京バレエ団「眠れる森の美女」

どうも最近文章を書こうというモチベーションが泣く、更新が滞ってしまっている。
この間の東京バレエ団の「眠れる森の美女」も気がついたら時機を逸してしまった。

ルグリ様は素晴らしかった。立っているだけで気品を体現できる方。体の隅々まで気配りが行き届いていて一つ一つの仕草も、これ以上美しい軌跡を描くことがあるのかと思えるくらい。美しさを体で表現できる稀有な方です。小出さんに対しては先生モードが入っていたが愛情たっぷり。怪我がまだ回復しきっていないようで、跳躍などは押さえ目だったけど、眠りの王子はこれくらい控えめな方がいいのよ。

とはいっても、やっぱり東京バレエ団版の眠りは、王子が3幕まで登場しないし、省略されたシーンがあまりにも多くてせっかくのルグリ様の使い方としては実にもったいない。だから、直前まで行くかどうしようか迷ってチケットを取らなかったんだが。もっとルグリ様が見たかった。逆に1幕はカラボスが出てくるまで退屈で退屈で。もともと「眠り」は退屈な演目だと私は思っていたのだが、退屈さを我慢すれば素晴らしい3幕が観られると思うと我慢できた。それなのに…せめてルグリの出番がもう少し多ければ。森の中のシーンもなんだか意味不明。カラボスをどうやって退治したのか、ということすらよくわからなかった。

あと特徴的なのは、カラボスがまるでオディールのように黒いチュチュを着ているというところ。カラボス役の井脇幸江さんが実にカッコいい。手下どもにリフトされつつ、デヴロッぺしまくり、踊りまくり。ただし、この役は彼女くらい存在感のあるダンサーでないと、逆に滑稽になってしまう危険性があると思った。

小出領子のオーロラは、愛らしくてお姫様らしい品と、初々しさと、ほどよいキラキラ感があってよかった。かなり緊張しているようで、笑顔が少なめだったのは残念だが、踊りにはこれといって欠点がない。ローズアダージオも、緊張感を漂わせながらも、頑張っていてバランスもよくできていた。ルグリ様のサポートの良さもあって、3幕のフィッシュダイブもきれいにきまった。彼女を見ていると、吉田都さんのように長い間愛されるバレリーナになってくれるのではないかという気すらしてくる。

4人の花婿候補が高岸直樹、木村和夫、後藤晴雄、野辺誠治という錚々たる顔ぶれ。高岸さんの濃い演技が面白かった。でもオーロラを見守る目は、花婿というより父親って感じだったけど!

演出上の難はあるものの、主役二人が素晴らしかったので、幸福感に満たされた舞台であった。

衣装や装置のしょぼさはこの際忘れてあげよう。王様、女王様の衣装はさすがにあまりにもセンスがひどくて、気の毒な感じではあったが。

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