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2005/01/11

牧阿佐美バレヱ団新春特別ガラ

続いて金曜日の牧阿佐美新春特別ガラ。3部構成。

1部はバランシンの「セレナーデ」。去年のNYCB来日公演で本場モノを観たわけだけど、NYCBの男性ダンサーがいくらもっさりしている人が多いとは言え、ダーシー・キースラーやマリア・コウロフスキーがいるわけで、さすがに日本人が踊るのとは違う。決して悪くはなかったし、逸見智彦はやっぱり美しい。でも違和感は拭えなかった。

2部の1作品目はまたまたバランシンのチャイコフスキー・パ・ド・ドゥ。菊地研と佐藤朱実。う~ん一言で言えば音に乗り切れていない。バランシンは身体で音楽をいかに表現するかが一番大事なので、それがないとつらい。
「ル・コンバ」。吉岡まな美と逸見智彦。兜をかぶった男と女が、恋人同士とは気付かず刺し違えてしまうというストーリーからは、たしかに顔が見えていてはまずい設定なのだけど。でも、兜をかぶったままで顔が見えず、しかも前半は延々と馬に乗っている(実際に乗っているわけではない)描写が続くのですごく退屈。後半はさすがにドラマティックにはなるけど、ガラで、二人しか登場しなくて、この演目というのはちょっと面白くないのでは?
「アルルの女」草刈民代とイルギス・ガリムーリン。ローラン・プティの作品だけど、やっぱりこの部分だけの抜粋ってちょっとわかりにくいし女性の見せ場がほとんどないので…ガリムーリンはちゃんと踊れているけどムチムチしすぎ。新国立でアブデラーマンを演じた時はよかったんだけど。

で、やっと待望のゲスト、アンヘルとジリアンの「ライモンダ」。ここまでが長かったよ。
アンヘルのジャン役ってちょっと想像しづらいのだが、悪くなかった。端正な騎士にはどうしても見えない部分はあるものの(白いマント似合わないだろうし)溌剌としている踊りは観ていて気持ちがいい。どうしても10月新国立劇場の吉田都があまりにも優雅で流麗だったので、その分ジリアンは大雑把に見えやすい。強靭なポアントを生かしてヴァリエーションは非常に安定しているけど、上半身のアラが目立つ。柔らかさは十分なのだが。特に胸が大きくてユサユサ揺れるのが。もちろん、フェッテはすごくよく回っていて、テクニシャンぶりは見せ付けていた。

そして待っていました!トリはドン・キホーテのグラン・パ・ド・ドゥ。ABTガラのDVDでもう何十回も観ているアンヘルのバジル。あれも7年前になるので、今回のガラでの彼を観て、格段に進歩していることを実感。もともと「自分はスペイン人だし、スペインの男としてバジルは大好きな役」と語っているとおり、彼の個性に本当に似合っている。ほとんどのお客さんもこの演目での彼の回転を楽しみにして来ている訳だし。

いや~すごいものを見せてもらいました。すごい回数を回るのはもちろんだけど(いやあ、本来の振付を相当変えているはず)、速い速い!ちょっと髪が伸びすぎているのだが、髪の毛もブンブン回って乱れまくり。彼特有の見得の切り方(後ろから振り向いて100万ドルの笑顔を見せる)も魅力的。これを見れば元気百倍って思う。
ジリアンのキトリもおきゃんな感じで似合っていた。ここでもアンヘルに負けじと回転しまくり。盛り上がること盛り上がること!
ホント、自分たちの役割を心得ていてサービス精神満点。これぞスター。

楽屋口で見かけたアンヘル、ちょっとやつれた感じで頬がこけていたのが気にかかる。体調は大丈夫なのか?ジリアンは舞台メイクがちょっとキツくみえるのだが素顔はベビーフェイスでとても可愛いらしい。

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