BlogPeople


2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

ブログパーツ

  • HMV検索
    検索する
無料ブログはココログ

« 東京国際映画祭28日、29日 | トップページ | 東京フィルメックスのチケット取り »

2004/11/01

東京国際映画祭終了

今年はそんなにたくさん観ていないのに、天候不順もあって疲労困憊してしまった。最終日の今日も昼近くまで寝込む。
昨日の「カンフー・ハッスル」の上映は相当盛り上がったようで、祭りに参加できなくて残念。お正月映画の一番の楽しみということで。

さて、今日はアジアの風クロージング。行けなくなった友人にチケットを譲っていただいた。例年アジア映画がよく上映されていたシアターコクーンというやや広めの会場だが、映画を観るにはかなり席がしんどい。前の方だったのだが、段差がなく椅子も堅くて足元が狭い。こんなところにずっと座っていたらエコノミーシート症候群になってしまいそうだ。(しかし席がよいはずのヴァージン六本木でもお尻がとても痛くなってしまったのだが)

アジア映画賞の発表に続き、「花咲く春が来れば」の上映。オーケストラになかなか採用されず、恋人とも別れてしまったトランペッターが、田舎の中学のブラスバンド部を教えることに。寂れた炭鉱にあるこの学校のブラスバンド部は、大会で優勝しなければ廃止されるとのことだった。人生に迷えるダメ男が、中学生たちを教えるうちに自分を取り戻していくという、よくあるパターンの話ではある。男の過去の恋愛の話と町の薬剤師との淡い恋、中学生たちの話と話の中心があちこちにぶれていて、しかも決着がついていなさそうなのは気になるが、場面ごとの演出はしっかりしていて、ウェルメイドな映画になっている。なんといっても、主演のチェ・ミンシクの演技が素晴らしい。カリスマ的なテロリストから天才画家、平凡なおっさんまで演技の幅の広い人だ。子供たちや心優しい町の人々に出会って変わっていく様がよくわかる。炭鉱の出口で子供たちが演奏するシーンは「ブラス!」を連想させるけど素敵な場面。そして中心的な子役の男の子は、「先生、キム・ボンドゥ」でも印象的だった子。というわけで、他の映画で観たことがあるような部分は多いものの、韓国映画の平均点の高さを感じさせる、いい作品だったと思う。エンディングの寂寥感と心温まる部分がミックスされていて後味はいい。

今日、今回の映画祭で初めてティーチインを経験した。監督は「春の日は過ぎゆく」「八月のクリスマス」の助監督&脚本家であるという。なかなか誠実な感じのする人であった。

しかし新設された「黒澤明賞」10万ドルの賞金が山田洋次とスピルバーグだなんて悪い冗談としか思えない。コンペに出品するような若手監督にあげればいいものを、何を今更世界の億万長者であるスピルバーグにあげるのだろう。これが今年の映画祭で一番頭に来た出来事かも…。

« 東京国際映画祭28日、29日 | トップページ | 東京フィルメックスのチケット取り »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東京国際映画祭終了:

» 『春の日は過ぎゆく』@韓国映画31 [すとっく☆すとっく ~めざせサーファー主夫]
「春の日は過ぎゆく」/韓国/2001年/113分  「春の日は過ぎゆく」 Ama [続きを読む]

« 東京国際映画祭28日、29日 | トップページ | 東京フィルメックスのチケット取り »