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« Getting Closer A Dancer's Perspective | トップページ | 東京国際映画祭28日、29日 »

2004/10/27

東京国際映画祭3日間。

東京国際映画祭、今年は六本木と渋谷での分散開催でかなり不便になってしまった。六本木駅からのアクセスも、直結しているようで悪いし、気分的にも盛り上がらない。

初日に観た作品は「アイ・シュート、ユー・シュート」と「恋愛中のパオペイ」の中国語圏映画2本。前者は映像的にはかなり斬新なことをやっていたり、色彩もブルーを基調にしていながらも、コミカルな映画。売れない殺し屋が殺しのシーンをビデオに収めるという依頼も受け、監督の卵(マーティン・スコセッシフリーク)に撮影させたところ殺し屋として売れっ子になるというかなりブラックな話。テンポも良くてなかなか面白かった。この映画の製作会社である香港のゴールデン・ハーベスト社のタイトルバックをもじった、ビデオの先付けのアニメがとてもシュールでユニークで笑えた。
「恋愛中のパオペイ」は中国映画界のアイドルであるジョウ・シュンが不思議ちゃんなヒロインを演じた作品。前半はヘンな女の子に男が振り回される話しかと思いきや、後半は「ポーラX」のようなダークで狂った愛を描くラブストーリーになっていく。ジョウ・シュンは体当たりの演技だが、彼女が壊れていく描写はかなりやりすぎな感じ。エンディングになんとglobeのkeikoの歌が流れていたが(音楽は小室哲哉が参加)、その最中にかなり揺れた。映画館の中で地震が起きるという状況はかなり怖い。


日曜日は、今回一番観たかったジョニー・トー監督の「ブレイキング・ニュース」(原題:大事件)。
去年のFILMEXで上映された「PTU」が今ひとつだったので(凝り過ぎ)期待半分、不安半分だったのだが、面白いではないか。もちろん、ジョニー・トー作品の2大傑作「ザ・ミッション非情の掟」と「ヒーロー・ネバー・ダイ」そしてその次に優れている「暗戦/デッドエンド」にはロマンチシズムでは及ばないものの、短い上映時間の中にヒューマンドラマとアクション、そして少しのユーモアを入れて娯楽性の高い逸品に仕立てている。

「暗戦」に見られるように、ジョニー・トーは建物の中のアクションの切り取り方がうまいね。緊迫感がある。クレジットのトップが悪役を演じたリッチー・レン。悪役でありながら人間味を感じさせて魅力的。一方、これまた意外にも憎まれ役のエリート女性警部を演じたのがケリー・チャン。独特のキツめの顔立ちがこの役に合っている。作戦のリーダーに抜擢されて精一杯背伸びをして虚勢を張ってメディアや市民を欺こうとする嫌味だけどこれまた人間くさい役。警察の威信をアピールするために大本営発表を通してマスコミを騙し、その裏で実働部隊が孤軍奮闘するというプロットがユニーク。人質役で、ジョニー・トー作品常連のラム・シュー。この映画の面白さだったら、劇場公開しても大丈夫だと思うのだけど。

月曜日はル・シネマで「片腕刀士」。ジミー・ウォング大先生の初主演作で、ショウ・ブラザーズの67年の作品だ。
しかしこの映画も、早々にチケットが売り切れたというのに、ル・シネマでは3分の一くらい席が空いていた。やっぱり招待席を出しすぎ。朝から並んでもチケットを買えない一般人がいる一方で、招待席は余りまくっているというのはどういうことか(怒)「ハウル」のような人気作品でも(マスコミ以外の)関係者なら余裕では入れるらしい。マスコミでもはいれなかったらしいので、関係者(配給?興行?)にチケットをばら撒きすぎたのでは?相変わらず観客不在の映画祭である。別の会場(ヴァージンシネマズ六本木)で観ていた友人からは、なんとスクリーンサイズ(ヨーロピアンビスタとアメリカンビスタ)を間違えての上映があったそうだ。
毎年文句を言っているけど、今年ほどひどい年はなかったのでは?
4作品観ているけど1回もティーチインはおろか司会者もいないし、時間がはじまってはい上映というのは味気ない。

映画のほうは、もちろんジミー・ウォング先生のショウ・ブラザーズ作品であるから、つまらないワケはない。私が生まれる前の作品ということでもちろん古さは否めないけど、片腕で戦い飛び回るジミー先生のいかしていること。目バリばっちりだけど初々しい。悪役は悪役らしく邪悪な顔でホッホホーと笑い、ジミー先生は口でナイフを止めたり手形をつけたり。片腕になってしまって自虐的になるところもふんだんに。敵チームが開発した剣術封じ装置はひたすらせこいけど。あんな飛び道具を使って勝っても、自慢できないと思うのだが。

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