2009/11/15

11月のバレエ公演チケット譲ります(マリインスキー、キエフ)

以下の公演を観に行けなくなってしまったため、ご覧になっていただける方にお譲りしたいと思います。

(「くるみ割り人形」は譲り先が決まりました)

11月23日(月・祝)14時開演 
マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」(エカテリーナ・コンダウーロワ、ダニーラ・コルスンツェフ主演)
神奈川県民ホール S席 1階12列20番台 
定価20000円を19000円さらに値下げして18000円で

11月27日(金)18:30開演
キエフ・バレエ「眠れる森の美女」(ナタリア・マツァーク主演)
Bunkamuraオーチャードホール S席 1階14列10番台
定価13000円を12000円 さらに値下げして11000円で。


ご希望の方は、私のプロフィール欄からメールを出せるようになっておりますので、ご連絡をいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。gmailのアドレスになっています。

なお、上記東京バレエ団の「くるみ割り人形」、およびパトリック・ド・バナ振付による新作「ホワイト・シャドウ」のリハーサルの様子が東京バレエ団のブログに載っています。マニュエル・ルグリも登場しています。
http://www.thetokyoballet.com/blog/

また、マリインスキーのエカテリーナ・コンダウーロワは、ジャパン・アーツのブログで紹介されています。日本のファンへの動画メッセージつき(ダニーラがパートナーだし、観たかったです・・・)
http://ja-ballet.seesaa.net/article/131307441.html

しばらくこのお知らせをトップに置いておきます。

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2009/11/07

「マニュエル・ルグリの新しき世界」公演サイトとチラシ

今日はK-Balletの「ロミオとジュリエット」を観に行きました。

スピーディな展開で、疾走感があったのは良かったけどややあっさり風味で物足りないところも。熊川哲也さんは踊りは絶好調のようで、怪我から見事に復帰し、年齢からは想像的無いくらいの高度な超絶技巧を連発。やんちゃなロミオでした。康村和恵さんのジュリエットは、とても純粋で繊細な役作り。アラベスクがとても綺麗なんですね。彼女の演技には説得力があり、素晴らしかったです。あとは、男性ダンサーが踊る踊る!ロザラインも踊る踊る。この解釈だと、ティボルトの愛人だったのはキャピュレット夫人じゃなくてロザラインだったのかしら?なお、キャピュレット夫人を演じていたのは元ロイヤル・バレエのニコラ・トラナで、彼女は2006年のニューアドベンチャーズ「くるみ割り人形」来日公演で女王役を踊っていたんですよね。キャピュレット夫人役も威厳の中に愛があって素敵でした。

本当は感想を書きたいところなんですが、終わった後友達と食事をして、帰宅しようとしたところ電車が沿線火災で大幅に遅延し、終電に乗り遅れてしまって遅いので、明日改めて書きますね。

****

会場で配られたチラシの中に、「マニュエル・ルグリの新しき世界」のチラシがありました。マニュエルのポートレートと「オネーギン」のアデューの写真を組み合わせたもの。中面には、東京バレエ団へのリハーサルの様子の写真も載っていました。出演ダンサーのプロフィールと写真も載っていて、デヴィッド・ホールバーグのポートレートが少女マンガから抜け出たように超麗しいです。

また、NBSの「マニュエル・ルグリの新しき世界」公演サイトもオープンしていました。
http://www.nbs.or.jp/stages/1026_legris/index.html

Bプロのところには、他の出演ダンサーのプロフィールも掲載されています。ヘレナ・マーティンは、スペイン舞踊界の方だったのですね。美しい人です。シルヴィ・ギエムとの久しぶりの共演についても、ルグリがサイトで語っています

ところで、気になるデヴィッド・ホールバーグとギョーム・コテが出演する予定の「失われた時を求めて」(Bプロ演目)ですが、振付はローラン・プティ、音楽がガブリエル・フォーレとなっています。

そして、この二人が参加しているKings Of The Danceのブログに、ギョーム・コテがKings Of The Dance公演で「失われた時を求めて」のモレルとサン=ルーのパ・ド・ドゥ(天使たちの闘争)を踊ると書いてありますね。したがって、「マニュエル・ルグリの新しき世界」でも、彼らはこのパ・ド・ドゥを踊る可能性が高いものと思われます。これはとても楽しみですね!草刈さんの「エスプリ」公演でマッシモ・ムッルとイーゴリ・コルプが踊った「モレルとサン=ルーのパ・ド・ドゥ」とは、また全然違ったものになりそうです。
(なお、Kings Of The Danceの11月11日のモスクワ公演では、このパ・ド・ドゥはデニス・マトヴィエンコとデヴィッド・ホールバーグ、12,13日はホセ・カレーニョとデニス・マトヴィエンコが踊るとのこと)
http://community.livejournal.com/kingsofthedance/15466.html


なお、Kings Of The Danceブログのこのエントリでは、マルセロ・ゴメスとギョーム・コテがナチョ・ドゥアト振付の「レマンゾ」のリハーサルをしている写真が載っています。ギョーム・コテが、ABTの映像ではマラーホフが踊ったパートを踊るのかしら?
http://community.livejournal.com/kingsofthedance/18813.html

また、チラシと同時に配布された最新のNBSニュースでは、ルグリのコメントが載っています。ルグリがパトリック・ド・バナに注目するきっかけとなったのが、アニエス・ルテステュとバナが共演した「マリー・アントワネット」だとのこと。また、フリーデマン・フォーゲル、ギョーム・コテ、デヴィッド・ホールバーグの3人については、「容姿の美しい王子様タイプ」とした上で、彼らが別々のタイプの作品を踊ることによって、それぞれの個性が際立ってくるのだと語っています。

しかし、気になるのが、「Aプロはテープ演奏、Bプロは「三人姉妹」と「アザーダンス」のみピアノ演奏」とあること。悪夢のバレエフェスに続き、また、あの超絶下手糞ピアニストの演奏を聴かされるのでしょうか?

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2009/11/05

英国National Dance Awards2009ノミネーション

英国のダンス関連の賞でも大きなもの、National Dance Awardsの2009年のノミネートが発表されました。

http://www.nationaldanceawards.com/dance/index.htm

Best Female Dancer
Leanne Benjamin (Royal Ballet), Elena Glurdjidze (English National Ballet) and Daria Klimentova (English National Ballet)

Best Male Dancer
Federico Bonelli (Royal Ballet),, Colin Dunne (Freelance) and Paul Liburd (Scottish Ballet)

Best Choreography (Classical)
David Dawson for Faun(E)
(English National Ballet),
Wayne Mcgregor for Infra
(The Royal Ballet)
Liam Scarlett for Consolations And Liebestraum
(The Royal Ballet, Linbury Theatre)

Best Foreign Dance Company
The Forsythe Company, Merce Cunningham Dance Company and Royal Ballet of Flanders

Outstanding Male Performance (Modern)
Robin Dingemans (Freelance), Thomasin Gulgec (Rambert Dance Company) and Dominic North (New Adventures)

Outstanding Female Performance (Classical)
Martina Forioso (Scottish Ballet), Melissa Hamilton (The Royal Ballet) and Sarah Kundi (Ballet Black)

Outstanding Male Performance (Classical)
Tobias Batley (Northern Ballet Theatre), Esteban Berlanga (English National Ballet) and Sergei Polunin (The Royal Ballet)

Outstanding Company
Ballet Black, Morphoses / The Wheeldon Company and Scottish Ballet

受賞者の発表は例年1月となっています。
ニューアドベンチャーズのドミニク・ノースが、エドワード・シザーハンズの演技により、モダン部門でノミネートされていますね。
http://www.new-adventures.net/news.php?id=82


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2009/11/04

新国立劇場バレエ「カルミナ・ブラーナ」ゲストダンサー決定

来年5月に上演される「カルミナ・ブラーナ」のゲストキャストが発表になっていると、お友達に教えていただきました(ありがとうございます)

http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20000884.html

待望の再演となるデヴィッド・ビントレーの「カルミナ・ブラーナ」のゲストダンサーが決定しましたのでお知らせします。

■運命の女神フォルトゥナ:ヴィクトリア・マール(バーミンガム・ロイヤル・バレエ ファーストソリスト)Victoria Marr
■神学生3:ロバート・パーカー(バーミンガム・ロイヤル・バレエ プリンシパル)Robert Parker

「カルミナ・ブラーナ」は2005年に初演され大好評を得た作品で、新国立劇場バレエ団と2010/2011シーズンより芸術監督に就任するデヴィッド・ビントレー氏が出会った記念すべき作品でもあります。
当作品は3人のオペラ歌手、新国立劇場合唱団と新国立劇場バレエ団が共演する豪華な舞台でもあります。
ぜひご期待ください。

■出演日程

【フォルトゥナ】
ヴィクトリア・マール(5月1・3日)
湯川麻美子(5月2(マチネ)・4日)
小野絢子(5月2(ソワレ)・5日)

【神学生1】
グリゴリー・バリノフ(5月1・3日)
吉本泰久(5月2(マチネ)・4日)
福岡雄大(5月2(ソワレ)・5日)

【神学生2】
八幡顕光(5月1・3日)
福田圭吾(5月2(マチネ)・4日)
古川和則(5月2(ソワレ)・5日)

【神学生3】
ロバート・パーカー(5月1・3日)
芳賀 望(5月2(マチネ)・4日)
山本隆之(5月2(ソワレ)・5日)

【恋する女】
さいとう美帆(1・3日)
高橋有里(2(マチネ)・4日)
伊東真央(2(ソワレ)・5日)

【ローストスワン】
本島美和(1・3日)
寺島まゆみ(2(マチネ)・4日)
川村真樹(2(ソワレ)・5日)


ボリス・エイフマンの「アンナ・カレーニナ」といい、今回の「カルミナ・ブラーナ」といい、ゲストダンサーに有名ダンサーではなく、振付家の意図を正確に伝えられるカンパニーのダンサーを起用するということはとても良いことだと思います。
新国立劇場のダンサーたちにとっても、きっと得るところが多いのではないでしょうか。

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ブベニチェクとドレスデン国立歌劇場バレエ団の俊英たち

イリ・ブベニチェク出演の公演「ブベニチェクとドレスデン国立歌劇場バレエ団の俊英たち」についてお知らせいただきました。

2010 1/23(土) 24(日) 各日15:00開演 全2回公演
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
一般料金 S席 8,000円、 A席 6,000円、 学生A席 3,500円

Dresden SemperOper ballett
Ballettdirektor Aaron S. Watkin

ドレスデン国立歌劇場バレエ団
[プリンシパル]イリ・ブベニチェク、ギィ・アルブイ
[ファースト・ソリスト]エレナ・ヴォストロティナ、カテリーナ・マルコフスカヤ
[セカンド・ソリスト]スヴェトラーナ・ギレヴァ、オレグ・クリィミュク、ヨン・ヴァイェホ
[コリフェ]浅見紘子、ドゥオシー・ジュウ、イシュトヴァン・シモン、クラウディオ・カンジアロッシ
[コール・ド・バレエ]ラケル・マルティネス

ハンブルク・バレエ団
[プリンシパル]オットー・ブベニチェク ほか

ブベニチェクとドレスデン国立歌劇場バレエ団の俊英たち

ブベニチェク兄弟とドレスデン国立歌劇場バレエ団ダンサーらが贈る ヨーロッパ現代バレエの新しい息吹。
ノイマイヤー、キリアン、フォーサイスに続く次代の振付家イリ・ブベニチェクと 注目の新生ドレスデン国立歌劇場バレエ団選抜ダンサーが集結。2010年新春、来日公演決定!

彩の国バレエ・ガラ
Jiri + Otto Bubencek & Selected Dancers of Dresden Semperoper Ballet

ル・スフル・ドゥ・レスプリ─魂のため息─ (日本初演)
Le Souffle de l`Esprit(2007年) ※最後のパートは、『カノン』として「エトワール・ガラ2008」にて上演
振付:イリ・ブベニチェク

ステップテクスト ドレスデン国立歌劇場バレエ団 "特別ヴァージョン"
Steptext special version for Dresden Semperoper Ballet (2004年)
振付:ウィリアム・フォーサイス

辿り着かない場所(日本初演)
Unerreichbare Orte (2005年)
振付:イリ・ブベニチェク

フィナーレ(出演ダンサー全員による)
Finale

チケット発売:メンバーズ200911/22(日)/一般11/27(金)

チケット取扱:
彩の国さいたま芸術劇場 0570-064-939(10:00〜19:00) http://www.saf.or.jp/(インターネット予約)
電子チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:400-040】 http://pia.jp/t/
イープラス http://eplus.jp/(PC&携帯)
お問い合わせ: 彩の国さいたま芸術劇場 0570-064-939(10:00〜19:00)

主催:財団法人埼玉県芸術文化振興財団 文化庁
企画・制作:財団法人埼玉県芸術文化振興財団
協力:ベルチェアソシエイツ 

イープラスのサイトに載っていました。
http://eplus.jp/sys/T1U90P006001P0050001P002034957P0030001P0007P0010137P0491

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール (埼玉県)
10/1/23(土)〜10/1/24(日)15:00開演
■ 09/11/23(月)10:00〜09/11/25(水)18:00 座席選択先行
■ 09/11/27(金)10:00〜10/1/20(水)18:00 一般発売

イリ&オットーのブベニチェク・ツインズとドレスデン・バレエが来てくれるんですね!嬉しいです。しかも、あの素晴らしい作品「カノン」を踊ってくれるのが、またとても嬉しいことです。

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パリ・オペラ座2012年に米国ツアー予定/ルフェーブルのインタビュー

アメリカのメディアで、「パリ・オペラ座のすべて」プロモーション関係でオペラ座芸術監督ブリジット・ルフェーブルのインタビューが載っていました。芸術監督の仕事やこの映画のことなどについて話していますが、その中で、2012年にオペラ座がニューヨークとワシントンDCで公演を行うと話しています。

Epoch Times - A Chat With the Artistic Director of the Paris Opera Ballet

http://www.theepochtimes.com/n2/content/view/24675/

パリ・オペラ座が米国公演を行うのは大変久しぶりです。(1996年以来)。ワシントンの会場はケネディセンターでの公演のはずですが、ニューヨークはどこなのでしょうか。

ニューヨークで古典バレエ公演に適した劇場は、メトロポリタン・オペラとNYCBのニューヨークステイトシアターしかなく、空いている期間が非常に短いので(そのためニューヨークでのバレエ引越し公演はとても少ない)、ABTのMETシーズンが終わった後の7月でしょうか?まだ二年以上先で、鬼が笑う話ですが。


インタビューの中で、ルフェーブルは、特に好みの振付家というのはいないと語っています。振付家は、オリジナリティがあり、詩的であると同時に、現実的であることとも上手く折り合いをつけることが必要であると。オペラ座で振付ける振付家の条件として、振付家自身がテクニックをもつ良いダンサーであり、ダンサーたちとコミュニケーションできるヒューマンスキルも持っていることを挙げています。

またルフェーブルは、カンパニーのダンサーを支援することを楽しみ、特に若いダンサーを育てることを大切に思っているとのこと。「それは私の仕事の一部だから」。そして自信を失ってきているベテランのダンサーについては、「彼らのニーズも尊重しなければならないけど、カンパニーのニーズも大事なのよ」と語っています。

インタビュアーが、ルフェーブルが選んでいるオペラ座のレパートリーは古典よりもコンテンポラリー寄りになっているのでは、と聞くと彼女は反論しました。「古典の技術は、オペラ座バレエの全ての作品において、基礎であり土台なのです。これらの基本があってこそ、彼らはより先に進むことができて、ダンスは埃をかぶって古びた芸術ではなく、現代に結びついていることを示すことができるのです。私は、ダンスを現代の芸術として見ています。そして、作品の中に熱気と情熱を見たいのです」

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2009/11/03

「バレエ・リュス」のジョージ・ゾリッチ逝去 George Zoritch Passed Away

バレエ・リュス・ド・モンテカルロの中心スターで、映画「バレエ・リュス、踊る歓び、生きる歓び」にも出演していたジョージ・ゾリッチが11月1日に亡くなりました。92歳でした。

http://www.azstarnet.com/metro/315926

「バレエ・リュス」の宣伝ビジュアルでも、彼の美しい「薔薇の精」の写真が使われていましたが、実際に彼はミハイル・フォーキン直々に薔薇の精役を振り移しを受けたダンサーの一人です。ダンサー引退後もアメリカで教鞭をとる傍ら、ペルミやジャクソンなど多くのコンクールの審査員を務め、バレエ回に大きな功績を残しました。

Spectre

映画の中では、年老いてもなお大変カッコよく、姿勢も美しく若々しい二枚目として指導に当たる姿が登場していました。映画が作られてからの数年で、多くの登場ダンサーが亡くなってしまったのですね。

彼のオフィシャルサイトです。
http://www.georgezoritch.com

ご冥福をお祈りします。

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<マニュエル・ルグリの新しき世界>公演詳細決定!

NBSのサイトに、<マニュエル・ルグリの新しき世界> の詳細が発表されていました。

http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/renew/post-161.html

Aプロ
ルグリ×ド・バナ×東京バレエ団 スーパーコラボレーション[新作初演]

【公演日時】
2010年2月3日(水) 7:00p.m.
2010年2月4日(木) 7:00p.m.

【上演作品】
「ザ・ピクチャー・オブ...」 
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:ヘンリー・パーセル
出演:マニュエル・ルグリ

「クリアチュア」
振付:パトリック・ド・バナ 
音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ
出演:オレリー・デュポン、フリーデマン・フォーゲル
ほか東京バレエ団

「ホワイト・シャドウ」(世界初演)
振付:パトリック・ド・バナ 音楽:アルマン・アマー  
出演:マニュエル・ルグリ、パトリック・ド・バナ
吉岡美佳、上野水香、西村真由美、ほか東京バレエ団

西村真由美さんがルグリと踊るのが、とても嬉しいところです。
http://www.nbs.or.jp/blog/news/contents/topmenu/post-158.html


Bプロ
ルグリと輝ける世界のスターたち

【公演日】
2010年2月6日(土) 6:00 p.m.
2010年2月7日(日) 1:30 p.m.
2010年2月8日(月) 6:30 p.m.
2010年2月9日(火) 6:30 p.m.

【出演者】
マニュエル・ルグリ

シルヴィ・ギエム

アニエス・ルテステュ(パリ・オペラ座バレエ団エトワール)
オレリー・デュポン(パリ・オペラ座バレエ団エトワール)
ヘザー・オグデン(ナショナル・バレエ・オブ・カナダ)
上野水香(東京バレエ団)
ヘレナ・マーティン

パトリック・ド・バナ
フリーデマン・フォーゲル(シュツットガルト・バレエ団プリンシパル・ダンサー)
ギヨーム・コテ(ナショナル・バレエ・オブ・カナダ)
デヴィッド・ホールバーグ(アメリカン・バレエ・シアター)

【プログラム】
出演者 演目 振付・音楽

シルヴィ・ギエム
マニュエル・ルグリ
「優しい嘘」 Doux Mensonges
振付:イリ・キリアン
音楽:クラウディオ・モンテヴェルディ、
カルロ・ジェズアルド、グレゴリオ聖歌

シルヴィ・ギエム
マニュエル・ルグリ
「三人姉妹」Winter Dreams
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

アニエス・ルテステュ
パトリック・ド・バナ
「マリー・アントワネット」 Marie Antoinette
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:アントニオ・ヴィヴァルディ

アニエス・ルテステュ
パトリック・ド・バナ
「スリンガーランド」 Slingerland
振付:ウィリアム・フォーサイス William Forsythe
音楽:ギャビン・ブライアーズ

ヘザー・オグデン
ギヨーム・コテ
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 Tchaikovsky Das de Duex
振付:ジョージ・バランシン 
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー

ギヨーム・コテ
デヴィッド・ホールバーグ
「失われた時を求めて」 Proust
振付:ローラン・プティ 
音楽:カミーユ・サン=サーンス

上野水香
デヴィッド・ホールバーグ
「ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ」 Donizetti Pas de Duex
振付:マニュエル・ルグリ
音楽:ガエターノ・ドニゼッティ

オレリー・デュポン
フリーデマン・フォーゲル
「アザー・ダンス」Other Dances
振付:ジェローム・ロビンズ
音楽:フレデリック・ショパン

フリーデマン・フォーゲル
「モペイ」
振付:マルコ・ゲッケ Marco Goecke
音楽:C.P.E.バッハ、クランプス

ヘレナ・マーティン
「ハロ」
振付:ヘレナ・マーティン
音楽:アラ・マリキアン、ホセ・ルイス・モントン

Bプロはデヴィッド・ホールバーグとギョーム・コテが出るんですね!しかし水香はいらない・・・。
デヴィッドとギョームの「プルースト」は、サン=ルーとモレルのパ・ド・ドゥなのでしょうか?こちらは楽しみです。

ギョーム・コテについては、日本では知らない方が多いようですが、ABTでは「シンデレラ」で、ミラノ・スカラ座では「白鳥の湖」で客演しており、またベルリン国立バレエや、ENBにも客演しています。さらに、ニコライ・ツィスカリーゼがプロデュースしている「Kings Of The Dance」の現メンバーでもあります。(他の現メンバーは、ボリショイのドミトリー・グダーノフ、ABTのホセ・カレーニョ、デヴィッド・ホールバーグ、マルセロ・ゴメス、NYCBのホアキン・デ・ルース)

それから、 Scapino Ballet Rotterdamの常任振付家マルコ・ゲッケMarco Goeckeの作品が日本で上演されるのが珍しいです。彼の作品はシュツットガルト・バレエのレパートリーに多数入っており、今年の4月には「Bravo Charlie」という作品を観ました(かなり奇抜な作品)。マリイン・ラドメーカーが踊る「Affi」などはYouTubeで観ることができます。

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ロパートキナ、「白鳥の湖」を語る/マリインスキー・バレエ白夜祭 他TV放映

朝日新聞にウリヤーナ・ロパートキナのインタビューが載っていたことはジャパンアーツのブログに載っていたのですが、ありがたいことにasahi.comにも、そのインタビュー記事を載せてくれていました。

凜と白鳥、飾りなく 「世界一」ロパートキナ来日公演
http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/TKY200910300315.html

世界最高のオデットと称される彼女だけあって、役に対する深い洞察には思わず心を打たれます。

「毎回、何か違った感情がわいてこないと踊れない。でないと作品の命が失われてしまう。例えば王子との出会いでは、踊るのが150回目だとしても、初めて目が合った時のときめきをどう感じさせるかに腐心する」
 「動きの一つひとつを観客に分析させるようではダンサーとして失格。踊りの流れがシンプルに見えて、心に直接訴えかけるようにすることが、バレエの技術ではないかしら」
踊りの流れがシンプルに見えて、心に直接訴えかけてくる、この表現ができないオデット/オディールのなんと多いことでしょう。重みを感じさせる言葉です。15年間もオデット/オディールを踊り続け、その間に表現を変化させてきたという彼女。今度はどのように私たちを感動させてくれるのでしょうか。3年前の、完璧な美しさに心震わされた舞台とはまた違ったオデットを見せてくれそうです。

*****
マリインスキー・バレエつながりで、テレビ放映の予定をお知らせします。

NHK BS2 「クラシックロイヤルシート」
2009年 12月28日 (月)  01:00~04:00
サンクトペテルブルク白夜祭 2008
ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー・バレエ
「火の鳥」「春の祭典」「結婚」

収録: 2008年6月, サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/crs/index.html

再放送ですが、前回ハイビジョンで放映された時に地震が発生してしまい、思いっきり「結婚」の時に地震速報のテロップが入ってしまったので、今度こそはそのようなことがありませんように。

しかも、この収録はDVD化されたのですが、なぜかDVDには「結婚」が収録されていないのですよね。したがって、とっても貴重な放送です。

放送時間が3時間予定されていますが、この3作品で3時間もないので、別の番組と組み合わせての放送だと思われます。

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また、同じくNHK BS2 「クラシックロイヤルシート」では、
2009年 12月7日 (月) 01:00~04:00
《 NHK音楽祭 2009 》
ワレリー・ゲルギエフ指揮 NHK交響楽団
1. 弦楽のための三楽章 [トリプティーク] ( 芥川也寸志 作曲 )
2. ピアノ協奏曲 第3番 ( プロコフィエフ作曲 )
3. 交響曲 第6番「悲愴」   ( チャイコフスキー作曲 )
ピアノ : アレクサンドル・トラーゼ
[ 収録: 2009年11月30日, NHKホール ]

の放送が予定されています。

(2009年 12月5日(土) 23:00 ~ 翌 03:00 のハイビジョンウィークエンドシアターでも放送あり)
http://www.nhk.or.jp/bsclassic/hvwth/index.html


バレエ以外でも、クラシックロイヤルシートの11月、12月の放映は、
ハイドンの「天地創造」
ロイヤル・オペラ・ハウスの「ヘンゼルとグレーテル」
ネトレプコ&ビリャソンの「ラ・ボエーム」メイキングと本編
など、素晴らしい放映があります。

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2009/11/02

チューリッヒ・バレエ「Peer Gynt」DVD ハインツ・シュペルリ振付

Music : Edvard Grieg, Brett Dean, Mark-Anthony Turnage arranged by Heinz Spoerli
Conductor, Musical Direction : Eivind Gullberg Jensen
Choreography : Heinz Spoerli
Recorded in December 2008 at the Opernhaus Zurich

Peer Gynt : Marijn Rademaker / Philipp Schepmann
Solveig : Yen Han
Ase : Ana Carolina Quaresma
Ingrid : Juliette Brunner
Anitra : Julie Gardette
The King of the Mountain : Arman Grigoryan
The King of the Mountain's Daughter : Sarah-Jane Brodbeck
Death : Vahe Martirosyan

Singers
Solveig, Soprano : Chritiane Kohl
Peer Gynt, Tenor : Boguslaw Bidzinski

Zürich Ballet, the Zürich Opera Orchestra and the Zürich Opera Chorus

Filmed at the Zürich Opera House, 11 & 12/2008
Bel Air Classiques
Duration : 110min NTSC Region All

待望のマリイン・ラドメーカー(シュツットガルト・バレエ)主演のチューリッヒ・バレエ「ペール・ギュント」のDVD化。ストーリーは基本的にはイプセンの原作に沿ったものとなっているが、グリークの音楽だけでは振付家の意図を伝えるのに不足しているということで、シュペルリはBrett DeanとMark-Anthony Turnageに作曲を依頼。現代音楽的なこれらの曲を使用したところでは、ダンスのスタイルもコンテンポラリー的なものになっている。さらに、ペール・ギュントの内面の声については、俳優を語り手としており(英語字幕表示可能)、またペール・ギュントとソルヴェイグをはじめオペラ歌手による独唱もある。

シュツットガルト・バレエのDVDが最近まったくリリースされなくなってしまったので、マリイン・ラドメーカーの若く美しい姿を映像に収めてくれてありがとう、とまずはファンとして感謝。HDで収録した映像は非常に美しく、マリインの美貌を堪能できるし、定評のあるチューリッヒ・オペラの演奏も素晴らしい。

「ペール・ギュント」は過去にノイマイヤーが振付をしたことがあるようだけど、それは未見で、オペラ作品を含めて映像化されたことがほとんどないはず。もともと、イプセンの戯曲自体が、舞台化を目的として書かれたものではないので、題材そのものは魅力的なれど、舞台化するのは難しい作品だと思う。

シュペルリ得意の、モダンでありながらも幻想的な作風は、作品世界にはよくマッチしている。舞台は魔の山やモロッコ、エジプトとエキゾチックな場所を移り変わっていき、ブルーを基調とした魔術的な照明がドラマティックだし、砂を敷き詰めた舞台が、永遠のさすらい人ペール・ギュントの心情も表現していて効果的だ。

現実感に乏しく、夢見がちな青年ペール・ギュントのイメージに、マリインはぴったり。輝く金髪と際立つ容姿の美しさでオーラを放ち、物語の核となる存在感があり、ロマンティックな狂気を感じさせてくれる。美しいつま先による軽やかな跳躍もさることながら、彼は上半身のアラインメントやポール・ド・ブラに神経が行き届いていて非常に美しく、正しいクラシックダンサーとしての踊りをしている。敷き詰められた砂の上で長いソロを踊るシーンがあるのだが、砂を撒き散らしながらも、足元の不安定さなどを微塵も感じさせずに、うっとりするような軌跡と残像を見せてくれる。

ソルヴェイグのイェン・ハンはミスキャスト。何よりもメイクがダメなのだと思うけど、若く美しいマリインの相手役を演じるには老けたイメージで華がなく、外見的な釣り合いがまったく取れていない。北欧が舞台の作品にアジア系は似合わないし、表現も平板で弱く哀れな雰囲気しかない。せめてもう少しメイクや衣装を工夫できなかったのだろうか。

他のダンサーでは、山の魔王のアルマン・グリゴヤンがダイナミックな跳躍、インパクトのある役作りでとても印象的だった。結婚式のシーンや、トロールたちのシーンでの男性ダンサーによる群舞も面白い。アニトラの官能的なダンスも見所。ただ、台詞が出てくるのに違和感を感じる人もいると思う。「ペール・ギュント」のあらすじを頭に入れておけば、台詞の内容は理解できなくても問題ないように思える。果たして、台詞専用の役者を用意することが適切だったのかは、私にはわからない。一方、歌手による独唱は、グリーグによる美しいスコアが耳に残り、また歌い手の実力も十分でドラマティックな効果をあげることに成功している。

全体的には面白い作品で楽しめたけど、ペール・ギュント役にマリインのようなスター性のあるダンサーを起用しないと、魅力が半減してしまうと思った。

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Bel Air Classiquesによるプレビュー動画

なお、この「ペールギュント」はARTE(フランス、ドイツのテレビ局)にて11月30日に放映されるとのことです。

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