BlogPeople


2014年7月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

ブログパーツ

  • 東北地方太平洋沖地震 義援金

2014/07/26

ヴァルナ国際コンクールのファイナリスト

ヴァルナ国際コンクールのセカンド・ラウンドが行われ、その結果ファイナリストが発表されています。

http://www.varna-ibc.org/site/?page_id=1710&lang=en

ジュニア部門10人、シニア部門14人がファイナルに進みます。

国別では以下の結果です。

1) Bulgaria: 3
2) China: 1
3) France: 3
4) Italy: 1
5) Japan: 2
6) Korea: 9
7) Russia 3
8) Ukraine 1
9) Switzerland: 1

韓国から9人もファイナリストが出たのは凄いですね。開催国ブルガリアからも3人。日本からはジュニアのMei Matsuoさんと、シニアの中野 吉章さん。パリ・オペラ座のオニール八菜さん、ユーゴ・クリストフ・ジャン・マルシャン、ジェレミー・ルー・ケールの3人も残っています。

また日本でおなじみのダンサーでは、ミコ・フォガティ、そしてユニバーサル・バレエの団員で何回も来日しているカン・ミヌも決勝に進出しています。

ロシアのゲオルギー・スミレフスキーは、モスクワ音楽劇場プリンシパルのゲオルギー・スミレフスキーの息子さんだったような?(うろ覚えなので自信がない)モスクワ舞踊アカデミー(ボリショイ・アカデミー)の学生です。


ファイナルは、26日~27日に開催され、29日に最終結果が発表されます。

Mykola Gorodiskii 男 Junior Ukraine

Georgi Smilevski 男 Junior Russia

Soo Bin Lee 女 Junior Korea

Gi Eun Nam 女 Junior Korea

Mei Matsuo 女 Junior Japan

Joon Hyuk Jun 男 Junior Korea

Ralica Ilieva 女 Junior Bulgaria

Seo Hoo Yun 女 Junior Korea

Yue Shi 男 Junior China

Miko Margarita Fogarty 女 Junior Switzerland

Hannah O’Neil 女 Senior France オニール八菜

Dae Han Na 男 Senior Korea

Hee Sun Kim 女 Senior Korea

Oleg Rogachev 男 Senior Russia

Jeremy-Loup Quer 男 Senior France

Yoshiaki Nakano 男 Senior Japan 中野 吉章

Doychin Dochev 男 Senior Bulgaria

Svetlana Svinko 女 Senior Russia

Su Ji Ki 女 Senior Korea

Sara Renda 女 Senior Italy

Venera Hristova 女 Senior Bulgaria

Min Woo Kang 男 Senior Korea

Ye Lim Choi 女 Senior Korea

Hugo Christophe Jean Marchand 男 Senior

2014/07/24

ボリショイ・バレエ来日公演のサマーキャンペーン

今年11~12月に来日公演が予定されているボリショイ・バレエ。
http://www.japanarts.co.jp/bolshoi2014/index.html

その来日公演のうち、

「白鳥の湖」
11月26日(水)13:00(オルガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン主演)、
同日19:00(アンナ・ニクーリナ、ルスラン・スグヴォルツォフ主演)、

「ラ・バヤデール」
12月4日(木)12:00(アンナ・ニクリーナ、ミハエル・ロブーヒン、クリスティナ・クレトワ主演)、
同日18:30(オルガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン、エカテリーナ・クリサノワ主演)

この4公演が、ジャパンアーツのサマー・キャンペーンの一環として、期間限定で割引となっています。
http://www.japanarts.co.jp/s_campaign2014/

S席17000円、A席13000円とかなりの割引きです。
7月26日~8月10日まで。WEB限定、ジャパン・アーツぴあネット会員の登録が必要。


現在、ボリショイ・バレエはニューヨークのリンカーンセンター、デヴィッド・コッホ・シアターで公演を行っております。大変な人気でチケットは全公演ソールドアウト、しかも、残り少ないチケットは残席状況に応じて300ドル以上の高い値段で取引されているほどです。

ニューヨーク公演では、「白鳥の湖」、「ドン・キホーテ」、「スパルタクス」を上演中です。その中で、オルガ・スミルノワの踊ったオデット、オディールは大絶賛を浴びており、辛口で有名なNew York Timesのアラステア・マコーリー氏も褒めております。(ちなみに、マコーリー氏、初日のザハロワとホールバーグの日に関してはかなり厳しい感想を述べていました) また、アンナ・ニクーリナのオデットもなかなか好評だったようです。

http://www.nytimes.com/2014/07/23/arts/dance/bolshoi-ballets-swan-lake-at-lincoln-center-festival.html?ref=arts&_r=0

これは、ロシアのテレビが取り上げたボリショイ・バレエのNY公演の映像です。芸術監督のフィーリンのほか、ロドキン、ニクーリナ、スミルノワのインタビュー映像があります。
http://youtu.be/Kji6W1kE-Lk

そのスミルノワの白鳥、ニキヤがこのお値段で観られるのは、相当お得なことだと思いますので、気になる方はこの機会に買い求められると良いかと思います。私はスミルノワの「ラ・バヤデール」は定価で買ってしまいましたが。

ボリショイ・バレエ2014年来日公演 PR動画
http://youtu.be/VJ8NNC81hG0


最近やっとですが、ジャパンアーツを設立された中藤泰雄氏の「音楽を仕事にして -日本の聴衆に、この感動を伝えたい- 」を読んだのですが、大変面白い本でした。まったく畑違いの仕事をしていた彼が、ひょんなことから音楽家を招聘する仕事に携わることになり、数々の一流カンパニー、アーティストを招聘する事務所へと育てあげた経緯が語られています。

音楽を専門的に勉強してきたわけではない彼が、一音楽ファンとして良いものを伝えたいという一心で仕事に取組み、多くの大物の信頼を得ていくようすがわかります。それはひとえに、音楽やバレエに対する情熱とアーティストへの尊敬の念でした。クリスチャン・ツィメルマン、ユーリ・バシュメット、エフゲニー・キーシン、ニーナ・アナニアシヴィリらからのメッセージも掲載され、これらのアーティスト、さらにはワレリー・ゲルギエフ、アントニオ・ガデス、プラシド・ドミンゴらとの出会いも語られていて、アーティストではないけれど芸術に携わる人の矜持が感じられました。

そして、この本の中で、「良い公演のチケットをより安く提供したい」という中藤さんの気持ちも書かれています。ギャラが高すぎると感じたアーティストについては、値下げ交渉も行っているそうです。

ボリショイ劇場でのボリショイ・バレエの「白鳥の湖」は12000ルーブルもするそうです。(1ルーブルは約3円)。劇場オーケストラを帯同してのボリショイ・バレエの来日公演のチケット代は、決して高くないということですね。

音楽を仕事にして -日本の聴衆に、この感動を伝えたい-音楽を仕事にして -日本の聴衆に、この感動を伝えたい-
中藤 泰雄

ぴあ 2008-11-15
売り上げランキング : 766871

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

アンヘル・コレーラがペンシルヴァニア・バレエの芸術監督に就任

自らのカンパニー、バルセロナ・バレエ(コレーラ・バレエ)を解散したアンヘル・コレーラ。元ABTの看板プリンシパルだった彼の、今後の動向が注目されていましたが、ペンシルヴァニア・バレエの芸術監督に就任することが発表されました。

Pennsylvania Ballet Trustees Appoint Ángel Corella as Artistic Director
http://www.paballet.org/pennsylvania-ballet-trustees-appoint-%C3%A1ngel-corella-artistic-director

http://www.prweb.com/releases/2014/07/prweb12038612.htm

ペンシルヴァニア・バレエは、芸術監督を19年間務めたロイ・カイザーが退任することが決まっており、理事会はケネディ・センターの総裁であるマイケル・カイザーに後任を選ぶ作業を依頼。30人の候補者の中から7人を面接し、最終的にコレーラに決定したものです。

「彼の情熱と知性、多彩で才能あふれるカンパニーが何ができるかということについてのヴィジョン、彼にインスピレーションを与えるバレエや振付家の幅広さ、そういった要素により、彼を後継者にすべきという結論に至りました」とのことです。アンヘルは9月に芸術監督に就任します。

1963年にバランシンの弟子であるBarbara Weisbergerによってフィラデルフィアに設立されたペンシルヴァニア・バレエは、バランシンはじめ古典から現代作品まで幅広い分野のバレエを上演してきました。アンヘルの姉であるカルメン・コレーラもABTに移籍する前に所属していたカンパニーです。

こちらは、アンヘル・コレーラがバルセロナ・バレエを設立して育てて行こうとする様子を撮影したドキュメンタリー映画の予告編です。残念ながら、映画はまだ完成していません。
http://www.dancemedia.com/v/1528

苦労続きだったアンヘル・コレーラですが、今までの経験をもとに、素晴らしいカンパニーを築き上げられますように。

2014/07/22

『SHOKO 美しく、強く。バレリーナを生きる』発売記念 SHOKOトーク&サイン会開催

ベルリン国立バレエのプリンシパル、およびK-Ballet Companyのゲストプリンシパルとして活躍してきたSHOKOこと中村祥子さん。ハンガリー国立バレエに移籍して新しい一歩を踏み出したところです。

そのSHOKOさんが、表現者としての自らを磨き続ける、その半生をこのたび一冊の本にまとめ、7月25日に平凡社より出版する運びとなりました。これまでの歩み、バレエに対する熱い想い、プロフェッショナルとしての哲学、などを真摯に語った文章に加え、臨場感あふれる舞台やリハーサル、少女時代のプライベートショット、そして…未公開のマタニティ写真も加えた読み応え・見応えたっぷりの一冊だそうです。

http://www.chacott-jp.com/j/topics/detail1898

SHOKOさんは、多くのバレエ少女の憧れとして、ロールモデルとして存在し、また実際に海外で頑張るバレリーナの卵さんたちも支援されているということです。

そのSHOKOさんがはるばる来日し、チャコット渋谷店にてトークイベントを行います。
出来上がったばかりの本のページを誰よりも早くめくり、SHOKOさんとじかに触れ合える、二度とない機会です。ぜひ、お見逃しなく。

●日 時:2014年7月26日(土)13:30より
●場 所:チャコット渋谷本店 4階
●内 容:
1)SHOKOトークイベント
本書を創るにあたってのSHOKOの想い、そして現在の活動などについて伺います。お集まりの皆さまからの質疑応答タイムも設けます。

2)サイン会
『SHOKO 美しく、強く。バレリーナを生きる』をお買い上げの方に、SHOKOがその場でサインを行います。
本書は、イベント会場及びチャコット渋谷本店地下一階の書籍売り場にて25日よりお買い求めいただけます。
サイン会に参加ご希望の方には、お買い上げ時に整理券を差し上げますのでそちらをお持ちの上、4階イベント会場へお越しくださいませ。
なお、サイン会参加人数は、先着100名様とさせていただきます。

3)質問募集(7月24日締切)
チャコットWebサイト メールフォーム、チャコット公式ツィッター、チャコットDance Cube Face BookページにてSHOKOへの質問を受け付けます。
回答は後日、チャコットWebサイトに掲載!みなさんふるってご参加ください。
※内容によってはお答えできない場合もございますのであらかじめご了承ください。

▼メールフォーム
件名に「SHOKOさんへ質問」とお書きください。
https://www.chacott-jp.com/j/contact/inquiry/homepage/
▼公式Twitter
@Chacott_jp宛に、ハッシュタグ【 #SHOKOさんへ質問 】を付けてツイートしてください!
https://twitter.com/Chacott_jp
▼Dance Cube Face Bookページ
投稿へのコメント、またはメッセージでお送りください。
https://www.facebook.com/Chacott.DanceCube


ハンガリー国立バレエ団がどのようなバレエ団なのかご存じない方のために、ちょうどよい記事が「ダンサーの宝箱」にアップされています。SHOKOさんの同僚、藤井彩嘉さんのインタビューが掲載されています。http://odoritai.exblog.jp/22558384/

写真もたくさん載っており、劇場の美しさには圧倒されます。藤井さんも、オペラ座の内装の美しさに感激したことが入団を決めた一番の理由だそうです。SHOKOさんの写真も一枚載っています。(日本人団員は現在4人だそうです)

SHOKO 美への軌跡 (SWAN Dance Collection)SHOKO 美への軌跡 (SWAN Dance Collection)
中村祥子

平凡社 2014-07-28
売り上げランキング : 64339

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

7/20 アリーナ・コジョカル ドリームプロジェクト

2012年の第一回に続いてのアリーナ・コジョカルドリームプロジェクト。この公演ではコジョカルの強い意向のもと、期間中に会場内に東日本大震災被災者支援のために義捐金箱を設置するとともにチャリティオークションも実施していた。オークションの収益は、全額を東日本大震災・津波遺児への支援金としてあしなが育英会に寄付するとのこと。

http://nbs.or.jp/stages/1407_Cojocaru/index.html

コジョカルは、「Hospice of Hope」という、故国ルーマニアでのホスピスのためのチャリティ公演を行っているなど、かなりこのような社会的な活動に力を入れているようだ。


◆第1部◆

「オープニング」
振付:ペタル・ミラー=アッシュモール 音楽:アレクサンドル・グラズノフ
アリーナ・コジョカル
オヴィデュー・マテイ・ヤンク、ロベルト・エナシェ、堀内尚平、クリスティアン・プレダ、ルーカス・キャンベル

ルーマニア国立バレエの5人の男性ダンサーたちは黒いシャツとパンツでスタイリッシュに決めて、星がキラキラひかる中、チュチュ姿のコジョカルはとても美しい。


「眠れる森の美女」より グラン・パ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー
ローレン・カスバートソン、ワディム・ムンダギロフ

ローレンもワディムもとても美しく、ソロの時には動きがのびやかで綺麗なのだが、パートナーリングがあまりうまくいっていなかった。特にアダージオでのフィッシュダイブがもたついたのが気になった。ローレンは相変わらず控えめながらも気品にあふれてイングリッシュローズさながら。ワディムもマネージュが高速で良く伸びたつま先も美しいのだが、十分合わせる時間がなかったのかもしれない。


「HETのための2つの小品」
振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:エリッキ=スヴェン・トゥール、アルヴォ・ペルト
ユルギータ・ドロニナ、イサック・エルナンデス

楽しみにしていたファン・マネン作品。男性のシースルー衣装がセクシーなこの作品は、以前、シュツットガルト・バレエの50周年記念ガラでアリシア・アマトリアンとマライン・ラドマーカーが踊ったのを観たことがある。前半のスピーディーさと、後半の叙情性が対をなしている。リリカルなのに、わざと外してユーモラスに作った部分があるのがファン・マーネンらしい。ストーリーはないのだが、男女の間の濃密な駆け引き、距離感、息遣いが伝わってきていてどきどきしてしまう。ユルギータ・ドロニナは実演に接するのが初めてなのだが、高い身体能力、小柄ながらも美しい肢体、そして一つ一つの動きにドラマ性を込められて内面の深みを感じさせて素晴らしい。イサック・エルナンデスはまだ若いようでほっそりとしていて官能性は薄いけれども、動きは美しく大いなる可能性を感じさせてくれた。


「エスメラルダ」
振付:マリウス・プティパ 音楽:チェーザレ・プーニ
日高世菜、ダヴィッド・チェンツェミエック

ヨハン・コボーがバレエ団初めてのプリンシパルに指名したという日高さん。長い手脚でプロポーションに恵まれ、ワガノワ出身者ならではの上半身の使い方の美しさ。タンバリンを叩く脚の高く上がること。柔軟性に優れていながらも軸がしっかりしているので安定感も抜群だし、ピルエットはきれいにトリプルが決まり、グランフェッテもスピードはゆっくりめだけどとても正確。今現在でも素晴らしいけど将来、どこまで育つのかとても楽しみ。ロイヤルから移籍したチェンツェミエックは、脚はきれいだしノーブルさを感じさせてくれるけど着地が決まらないなど、ちょっと不安定だった。


「ラプソディー」より
振付:フレデリック・アシュトン 音楽:セルゲイ・ラフマニノフ
吉田都、スティーヴン・マックレー

ロイヤル・バレエのモスクワ公演でも、スティーヴン・マックレーの踊る「ラプソディ」は大絶賛を浴び、バリシニコフの再来だと大評判だったそうだが、この演目での彼は本当に凄かった。最初はガラ向けのアレンジとして、マックレーのソロから始まったが、とにかくすさまじいヴィルトゥオーゾぶり。まるで悪魔に魂を売って踊りの才能を授けられた人のよう。超絶技巧を音楽通りに決めていく。吉田都さんが登場する。二人ともたぐいまれなる豊かな音楽性の持ち主で、性質は違っているように思えるのに一緒に踊るとピタッと合う不思議さ。都さんの細かいパドブレ、ふわっとした腕の動きはエレガントそのものなのに、サポートつきピルエットはものすごい速さでありながらも、音楽にぴったりと寄り添っている。凄いものを観たという思いとともに、観る者すべてを幸福感で包んでしまう都さんは、バレエ界の至宝そのもの。(最近、宣伝文句に至宝って言葉を乱発しすぎだと思うのだが、都さんにこそこの言葉はふさわしい)


〈本日の特別プログラム〉 「5つのタンゴ」よりソロ
振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:アストル・ピアソラ
イサック・エルナンデス

この日はスペシャルプログラムとして一つ加わったので、ファン・マーネン作品を二つ観られてとてもうれしかった。ピアソラのタンゴに合わせて、黒い衣装のエルナンデスが踊るソロ。とてもセクシーでスタイリッシュ、タンゴ的な要素がありながらも動きはクラシックバレエが基本。若豹のような細身でしなやかなエルナンデスにはぴったりだった。
(これは、同じオランダ国立バレエのヴィットー・マッツェオが踊ったもの)
http://youtu.be/4mqfSFskFyA


「リリオム」より ベンチのパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:ミシェル・ルグラン
アリーナ・コジョカル、カーステン・ユング

ノイマイヤーの2012年の作品「リリオム」の最初のほう、ジュリーとリリオムが出会う場面のパ・ド・ドゥ。ノイマイヤー作品の一部を取り出してガラで上演するのはなかなか難しく、初めて観る人にとっては意味が分かりづらいところもあった。が、純粋無垢なジュリー、心優しいけど粗暴なリリオムのキャラクターづけははっきりわかるのは、さすが初演キャストによるものだけのことはある。コジョカルは、ノイマイヤーの舞踊語彙をしっかりと自分のものにしており、彼独特のフレックスの足先の使い方や上半身の動きも巧みで、ノイマイヤーダンサーになりきっていた。今の彼女にとっては、古典よりはノイマイヤー作品のほうがずっと向いているように思えた。

カースティン・ユングの演技力の高さは言うまでもなく、不器用な二人の心が少しずつ近づき寄り添っていくのが伝わってきた。ラスト、ベンチの上で膝枕するシーンは愛らしいし、ミシェル・ルグランの音楽もノスタルジックな雰囲気を作り上げるのに役立っていた。ぜひとも全幕を観てみたい作品。(そのためには、ここしばらく来日していないハンブルグ・バレエに来日してほしいところ)


◆第2部◆

「白鳥の湖」 第2幕より
振付:レフ・イワーノフ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アリーナ・コジョカル、ヨハン・コボー
東京バレエ団

昨年のロイヤル・バレエの来日公演で予定されていたコジョカルとコボーの「白鳥の湖」が、コジョカルの怪我のためにキャンセルになってしまったための埋め合わせだった。が、残念ながらコジョカルは、オデット向きではない。小柄なダンサーでもオデットが似合う人はいるのだが、腕が短く筋肉質の彼女には、オデットの悲劇性はあまり表現できていないように感じられてしまった。ただ、コボー王子の腕に抱かれているコジョカルの表情には、今まで感じられなかった生身の女の部分が観られたのは興味深い。東京バレエ団の出演者たちの細かいキャストがわからなかったのは残念だが、四羽の白鳥の揃いっぷりは実に見事で、これだけよく揃っている四羽を観たのは久しぶりだった。

◆第3部◆

「海賊」 ディヴェルティスマン
振付:マリウス・プティパ 音楽:リッカルド・ドリゴ
アリーナ・コジョカル、ユルギータ・ドロニナ、日高世菜、ローレン・カスバートソン
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ダヴィッド・チェンツェミエック、
ワディム・ムンタギロフ、イサック・エルナンデス

ガラ公演のお祭りらしい構成でとても楽しかった。ベースになっているのは、ENBで上演されているアンナ・マリー・ホームズ版だろうか(ほぼ同じ版は、ABTでも上演されている) まずは、コジョカルとコボーによる寝室のパ・ド・ドゥ。サポート巧者のコボーによる見事なサポートで、コンラッドとメドーラの甘いパ・ド・ドゥが展開する。次に、奴隷のパ・ド・ドゥということで、マックレーとドロニナによるランケデムとメドゥーラの踊り。マックレーは2年くらい前にABTでランケデム役でゲスト出演しているので、この役もお手のもの。奴隷商人らしい狡猾で強欲な感じも良く出しており、またトゥール・ザン・レールとグリッサードの連続技や柔らかいジャンプ、さらには背中を地面に向けた高いクペ・ジュッテ・アン・トゥールナンや540などのダイナミックなテクニックも見せてくれた。ドロニナは、ここではクラシックテクニックの確かさを見せてくれて、グランフェッテは少し左にずれたもののダブルも入れてきれいに回った。

日高さんはピルエットの美しいオダリスクの第三ヴァリエーション、カスバートソンはメドーラのヴァリエーションを見せてくれて、チェンツェミエックはコンラッドのヴァリエーション。そして、コジョカル、ムンタギロフ、エルナンデスによる2幕のパ・ド・トロワ。ムンタギロフのマネージュが、今まで観たことがないような超絶技巧を織り込んだもので、片脚をルティレの位置にしながらのアティチュード・アン・レールっていうのだろうか、大技を入れてくれた。それに比べたらエルナンデスのアリは少々地味目だったが、彼もテクニックは非常にしっかりとしていた。コジョカルのヴァリエーションは、ガムザッティが踊っているもの。最初のエカルテでのグランド・スゴンドのバランスが凄かった。

コーダでは、まずはコジョカルがバランスのくっきりとしたイタリアン・フェッテを見せて、それから女性陣が全員登場してのグラン・フェッテ合戦。そして男性陣によるピルエット・ア・ラ・スゴンド合戦というお約束ながらとても盛り上がるフィナーレとなった。


Aプロの白眉は何と言っても都さんとマックレーによる「ラプソディ」だったが、オランダ国立バレエの二人、日高さん、「リリオム」もとても印象に残ったし、最後の「海賊」はエンターテインメント性たっぷりだったし、全体的に良い公演だった。Bプロの方も楽しみである。

「5つのタンゴ」収録

Hans Van Manen Festival [DVD] [Import]Hans Van Manen Festival [DVD] [Import]
Beethoven Lopatkina

Kultur Video 2008-05-27
売り上げランキング : 105345

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「HETのための2つの小品」 収録

ハンス・ファン・マネン 6つの作品集 [DVD]ハンス・ファン・マネン 6つの作品集 [DVD]

ナクソス・ジャパン 2010-11-24
売り上げランキング : 222014

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2014/07/21

6/2、3 シュツットガルト・バレエ「Wayfarers」

6月の2日、3日に行われたシュツットガルト・バレエのミックスプロ、「Wayfarers」を観てきました。

これは、エドワード・クルグ振付の「No Men's Land」、デミス・ヴォルピの「Aftermath」という二つの世界初演新作と、ベジャールの「さすらう若者の歌」の3作品のトリプルビル。2つの新作は、音楽もこれらの作品のために委嘱して新たに作曲し、「No Men's Land」は全員男性、「Aftermath」は全員女性の出演者。シュツットガルト・バレエのレパートリーにはいくつかの柱があるのだが、クランコ作品、20世紀の作品、古典の他に、新作を上演することが重要な柱の一つとなっている。毎年、新作を何本も制作するパワーはこのカンパニーならではだ。

http://www.stuttgarter-ballett.de/spielplan/2014-06-02/fahrende-gesellen/

「No Men's Land」
振付:エドワード・クルグ
音楽: Milko Lazar「Ballet Suite for Cello and Orchestra in 5 Movements」
出演:ブレント・パロリン、ルイス・シュテーンズ、アレクサンダー・ジョーンズ、ダニエル・カマルゴ、デヴィッド・ムーア、コンスタンチン・アレン、ジェシー・フレイザー、ロバート・ロビンソン、オズカン・エイク

マッテオ・クロッカード=ヴィラ、ローランド・ハヴリカ、エドゥアルド・ボリアーニ、クレメンス・フロリッヒ、アレクサンダー・マッゴワン、ルドヴィコ・ペイス、ファビオ・アドリシオ、ロジャー・クアドラド、セドリック・ルップ、ノアン・アルヴェス・デ・サウズ※、マルティ・フェルナンデス・ペイザ※

エドワード・クルグは、アリーナ・コジョカルドリームプロジェクトでも踊られる「レイディオ・アンド・ジュリエット」の振付でも知られる、スロヴェニアのマリボール劇場の芸術監督。シュツットガルト・バレエのために振付けられた作品としては3作品目。音楽も、この作品のために作曲されたもので、ブラスを使ったジャズ的な音は攻撃性を感じさせるものの、途中に挿入されたリリカルで美しいチェロのソロも印象的だ。

21人の男性ダンサーが出演。上半身裸、紺色のパンツの上にニーソックスを履いている。登場シーンでは全員が一列に並んで一斉にユニゾンに動く。ブレント・パロリンの、ちょっと奇妙にゆがんだソロ。その次には9人の男性ダンサーが、かわるがわる、ペア、トリオ、4人などでの踊りを繰り広げる。天井から、いくつもの軍用コートが吊りさげられているのが下りてくる。ダンサーたちは、これらのコートにしがみつき、まるで首つりをしているのかのようなイメージ。その中を、顔を袋で覆われ、ポワントを手に履いた男性が這いずり回る。若く小柄なルイス・シュテーズの奔放なソロ。そして最後には、ペアになった男性ダンサーたちがお互い向き合い、格闘ゲームのように戦い合ったりお互いを高々とリフトしたり。最後には座っている一人のダンサーを、数人のダンサーたちが囲み、一人は彼の方の上にまたがり、脚の間から座っているダンサーの腕を持ち上げることで、性的な要素を暗示する。

戦争、暴力性を強く感じさせる作品だが、男性ダンサーが充実しているシュツットガルト・バレエならではの力強い作品。今シーズン限りでこのバレエ団を離れ、ナショナル・バレエ・オブ・カナダに移籍するブレント・パロリンが繊細さを秘めた中での存在感、雄弁な表現力を見せてくれた。

Resize0243


「さすらう若者の歌」Lieder eines fahrenden Gesellen

振付:モーリス・ベジャール
音楽:グスタブ・マーラー
出演:ジェイソン・レイリー、エヴァン・マッキー
バリトン:Julian Orilishausen

新作2本に挟まれた現代の古典ともいうべき作品。71年にヌレエフのために振付けられたこの作品は、76年にはシュツットガルト・バレエでも上演され、リチャード・クラガンとエゴン・マドセンが踊った。ジョルジュ・ドンとリード・アンダーソンが共演したこともあったという。43年前の作品ということもあり、衣装などに古めかしさは否めないが、日本でも様々なダンサーが何回か踊っているのでおなじみの作品。

ヌレエフ財団のサイト
http://www.nureyev.org/rudolf-nureyev-main-roles-ballets/songs-of-a-wayfarer-bejart-rudolf-nureyev

今回、初めて、この作品の歌詞を読んでみた。マーラー自身の体験が大きく反映されていると言われている。「Wayfarer」というのは、若者、というよりは、「マイスター(親方)」の称号を取得するために、ドイツ語圏を広く渡り歩いた職人のことを指しているとのこと。親方について旅して回った職人の若者が、最後に彼のもとを旅立っていくというのがモチーフである。また、マーラー自身の失恋の経験をもとに、胸をナイフで刺されるような辛い、恋人との別れも綴られている。

ヌレエフが演じた、薄いブルーの衣装の若者役を演じていたのはジェイソン・レイリー。彼の生命力に満ちて若々しい雰囲気はこの役によく合っていた。柔らかいプリエ、生き生きとしたマネージュ、イノセントな雰囲気。人生に対する希望に溢れていた若者はやがて痛みを知り、苦悩し、死の世界も垣間見る。そして師に導かれて、新しい世界へと旅立っていく。そして、「運命」とも呼ばれる、赤い衣装の彼の師を演じたのがエヴァン・マッキー。この公演が、彼のシュツットガルト・バレエでの最後の舞台となった。愛する弟子にまず人生の喜び、そして次に苦しみを見せた師は、最後に彼の運命を示し旅立ちへと導いていく。カリスマ性に溢れ、最初は慈愛に満ちて優しく見守り包み込みながらも試練を与えていく運命に相応しく、一挙一動がアカデミックで美しく知性に満ちた存在感のエヴァン。弟子と師との心の交流がしみじみと感じられていく。エヴァンは、この歌詞、自分を育ててくれたバレエ団との別れと旅立ち、そして自身の境遇に非常にマッチしていて特別なものであると感じたとのこと。

二つの青い眼、
愛しい人のが、
私をこの
広い世界へと追いやった。
さあ、私は最愛の地に別れを告げなければ。
おお、青い眼よ、なぜ私を見つめたりしたんだ?
いま私にあるのは、永遠の苦しみと嘆きだ。

私は旅立った、静かな夜に、
暗い荒れ野をすっぽりと包む夜に。
惜別を私に告げる者などいないが—さらばだ。
私の仲間は愛と苦しみだった。
 (Wikipedia より引用)

青春の歓びに満ちた第2楽章、荒々しく苦悩があふれる第3楽章との対比も鮮やかだった。独唱を行ったJulian Orilishausenの若々しくも哀感のある声も美しく響いた。舞台正面、観客に手を伸ばしながらも去っていくジェイソン、そして彼の手を引いて奥へと連れていくエヴァンの後ろ姿には悲しみが漂っていた。この時点で彼はすでに涙ぐんでいるのが分かった。

週の真ん中の平日、トリプルビルの中の真ん中の演目、そして全幕ですらないしクランコ作品でもない。最後の公演がこんな形となったのは、正直言ってトッププリンシパルのフェアウェルとしてはあまり良い対応ではなかったと感じた。しかしカーテンコールでジェイソンとエヴァンが抱き合ったのち、客席からはいくつもの花束が投げ込まれ、リード・アンダーソンと、ジョン・クランコスクールの校長タデウス・マタッチが舞台に上がり、クランコ・ソサエティからの大きな花かごを贈って、彼を見送った。アンダーソンも泣いていた。

シュツットガルト・バレエ、この4年間でバレエ団を去る/去ったプリンシパルの数が非常に多い。名前を挙げていくと、ダグラス・リー、ブリジット・ブライナー、ウィリアム・ムーア、カーチャ・ヴュンシュ、エリザベス・メイソン、アレクサンドル・ザイツェフ、エヴァン・マッキー、マリア・アイシュヴァルト、そしてフィリップ・バランキエヴィッチの9人だ。加えて、スージン・カンもすでに韓国国立バレエの芸術監督に就任していて、ほとんどシュツットガルトでは踊っていない。ということで急速に世代交代が進んでいるわけだが、優れた若いダンサーもたくさんいるものの、経験豊かなダンサーがほとんど残っていないため、正直、このバレエ団は今後大丈夫なのか、という気がしてしまう。エヴァンは移籍するのだが、マリア・アイシュヴァルトも、そして明日さよなら公演を迎えるフィリップ・バランキエヴィッチも、まだまだ引退するには早いダンサーたちだ。彼らはバレエ団には残らないで、フリーとして他で活動を続けるのだが、彼らの経験を受け継ぐようなことをしていないのが、非常に気になる。

Resize0222


「Aftermath」
振付:デミス・ヴォルピ
音楽:Michael Gordon
出演:エリサ・バデネス

昨シーズン「クラバート」で大成功をおさめ、ドイツ・ダンス賞「未来」を受賞した若手専属振付家のデミス・ヴォルピの作品。「No Mens Land」と対をなすように、こちらは女性ダンサーばかり25人が登場する。一人のアーティストが周囲の無理解や圧力と戦い抜く物語だ。

一人の女性ダンサー(エリサ・バデネス)が、圧倒的な柔軟性を見せつける、苦悩に満ちた長いソロを踊る。振付自体も非常に個性的で、首や肩の動きなど上半身を雄弁に使ってもがいている様子を見せる。バデネスの圧倒的な柔軟性、強靭さが迫ってくる。彼女は、まずは5人の女性ダンサーたちに囲まれている。彼女たちは顔と髪を白く塗り、目の周りは真黒で無表情、グレーの服を着てポワントを履いてずっとポワントの上で立っている。この女性たちの人数は増殖して、やがて24人になり、フォーメーションも整列したものから円環と変化していく。この女性たちの軍団が、ヒロインを取り囲むように迫ってきて、それはまるで現代版の「ジゼル」のウィリたちのようだ。彼女たちは、ヒロインの声を、表現を取り上げようとしているのだ。ヒロインの動きは激しくなり、まるで「春の祭典」の選ばれし乙女のように垂直に何度も飛び上がったかと思うと、深いプリエで地面へと近づく。

この作品のために作曲された音楽は、パーカッションの激しいリズムが印象的だ。だが、楽器としてもっとも有効に機能しているのは、女たちのポワントがパドブレするときに鳴る床の音。ヒロインは、やがて女たちの群れの中に飲み込まれていく。女たちも舞台上を去るが、舞台の袖からはずっと激しいポワント音が鳴り響いている。そして空となった舞台。不意にポワントの音が鳴りやみ、静寂。

女性群舞の使い方、ポワントを効果音として使ったアイディア、そして斬新な舞踊語彙。デミス・ヴォルピという若い天才の溢れる才能に震撼した。打ちのめされるようなインパクトがあって凄まじい。また、常に舞台の上にいてソロを踊り続けるヒロイン役を踊ったエリサ・バデネスの身体能力と目を吸い寄せられるような表現力にも恐れ入った。この作品のファースト・キャストはヒョジュン・カン、セカンド・キャストはアリシア・アマトリアン。いずれもテクニックに優れた強い女性ダンサーたちだ。

おそらく、シュツットガルト・バレエは今の現状ではクランコ作品を引き継いでいくよりも、このような現代作品の新作を踊っていく方向性に進んでいくのではないかと感じた。優れた新作次々とを生み出していき、現代的な作品に求められる強さを持った若いダンサーたちを育てていく、そういうカンパニーになったのだと思う。いずれにしても、デミス・ヴォルピは凄い。来シーズンも、彼の新作があるというので、とても楽しみである。

Resize0246

英文レビューはこちら
http://bachtrack.com/review-stuttgart-ballet-wayfarers-june-2014

ヴァルナ国際コンクール開催中

第26回ヴァルナ国際バレエコンクールが現在開催中です。

http://www.varna-ibc.org/site/

7月15日~19日 第一ラウンド
21日~24日 第二ラウンド
26日~27日 第三ラウンド(決勝)
29日 授賞式、受賞者によるガラ公演
30日 「スーパーガラコンサート」

審査員は以下のリンクで
http://www.varna-ibc.org/site/?page_id=1319&lang=en

審査員長はウラジーミル・ワシーリエフ、審査員の中には、森下洋子さん、マキシミリアーノ・グエラ、シリル・アタナソフらの名前があります。

そして、第二ラウンドに進出したダンサーたちの名前は以下のリンクで
http://www.varna-ibc.org/site/?page_id=1708&lang=en

ジュニアは13人、シニアが31人進みました。
国別では韓国が11人、ロシアが10人、そして日本は5人ですが、留学しているバレエ学校の関係で、日本人でもほかの国の名前で出場している方もいます。

なじみのある名前の方も何人かいます。パリ・オペラ座のオニール八菜さん、そしてミコ・フォガティ。また、ルーマニア国立バレエに所属している奥野凛さん、ライプチヒ・バレエの佐々木まどかさんの名前もあります。ジェレミー・ルー・ケール、ユーゴ・マルシャンもオペラ座の団員です。

シニア部門  26歳以下 (1988年7月15日~1995年7月14日生まれ)
ジュニア部門  15歳~19歳 (1995年7月15日~1999年7月14日生まれ)


Salome Figueiredo de Santana 女 Junior Belgium

Ralica Ilieva 女 Junior Bulgaria

Venera Hristova 女 Senior Bulgaria

Doychin Dochev 男 Senior Bulgaria

Yue ShiMale 男 Junior China

Hannah O’Neil 女 Senior France オニール八菜

Hugo Christophe Jean Marchand 男 Senior

Jeremy-Loup Quer 男 Senior France

Madoka Sasaki 女 Senior Germany 佐々木 まどか

Sara Renda 女 Senior Italy

Mei Matsuo 女 Junior Japan

Sakura Oka 女 Junior Japan

Ayaka Okubo 女 Senior Japan 大久保彩香

Rin Okuno 女 Senior Japan 奥野凛

Yoshiaki Nakano 男 Senior Japan 中野 吉章

Gi Eun Nam 女 Junior Korea

Seo Hoo Yun 女 Junior Korea

Soo Bin Lee 女 Junior Korea

Joon Hyuk Jun 男 Junior Korea

Hee Sun Kim 女 Senior Korea

Hye-Ju Go 女 Senior Korea

So Yeong Jang 女 Senior Korea

Su Ji Ki 女 Senior Korea

Ye Lim Choi 女 Senior Korea

Dae Han Na 男 Senior Korea

Min Woo Kang 男 Senior Korea

Eliezer Solieh Samudio Marin 男 Senior Panama

Noellie Denise Coutisson 女 Senior Romania

Alena Ledyakh 女 Junior Russia

Georgi Smilevski 男 Junior Russia

Anna Germizeeva 女 Senior Russia

Marina Kudryashova 女 Senior Russia

Svetlana Svinko 女 Senior Russia

Ivan Oskorbin 男 Senior Russia

Konstantin Alexentsev 男 Senior Russia

Mario Vitale Labrador 男 Senior Russia

Oleg Rogachev 男 Senior Russia

Saryal Afanasev 男 Senior Russia

Jessica Overton 女 Senior South Africa

James Fraser 男 Senior South Africa

Miko Margarita Fogarty 女 Junior Switzerland

Mykola Gorodiskii 男 Junior Ukraine

Kaya Celeste Aman 女 Senior USA

Lauren Marie Baznik 女 Senior USA

なお、決勝、ガラの模様はネットで生中継で視聴することができます。(26,27,29,20日)
http://tv.bnt.bg/bntworld/

2014/07/19

「ロイヤル・エレガンスの夕べ」キャスト変更

ロイヤル・バレエとバーミンガム・ロイヤル・バレエのダンサーを招いてのガラ公演「ロイヤル・エレガンスの夕べ」。

残念ながら平野亮一さんが怪我をしてしまったため降板しました。代役として出演するのは、ロイヤル・バレエのファースト・ソリスト、ベネット・ガートサイドです。

http://www.royalelegancenight.com/

ベネット・ガートサイドは、「マイヤリング」のルドルフ皇太子を始め(これは観ることができたのですが素晴らしかったです)、「ロミオとジュリエット」のティボルト役など、様々な役で活躍しています。

キャスト変更に伴い、演目の変更もありました。

「ロミオとジュリエット」→「コンツェルト」(振付:ケネス・マクミラン、出演:佐久間奈緒/ベネット・ガートサイド)
「レイヴン・ガール」→「瀕死の白鳥」(振付:ミハイル・フォーキン、出演:サラ・ラム)
「アスフォデルの花畑」(出演者のみ変更:佐久間奈緒/ベネット・ガートサイド)

http://youtu.be/-FnuNgE5k_c

日本青年館ホール (神宮外苑)

2014年8月8日(金) 19:00開演 *ロビー開場は各開演の45分前
8月9日(土) 13:30開演
8月10日(日) 13:30開演
チケット料金(税込)

S席¥13,800 A席¥11,800 *未就学児童入場不可

予定演目(3日間共通)

「真夏の夜の夢」よりパ・ド・ドゥ(オベロンとタイターニアのパ・ド・ドゥ)

振付:フレデリック・アシュトン
出演:ラウラ・モレーラ/ツァオ・チー

「レクイエム」よりソロとパ・ド・ドゥ

振付:ケネス・マクミラン
出演:崔由姫/ネマイア・キッシュ

「エニグマ変奏曲」よりトロイトのソロ *日本初演

振付:フレデリック・アシュトン
出演:リカルド・セルヴェラ

「コンツェルト」

振付:ケネス・マクミラン
出演:佐久間奈緒/ベネット・ガートサイド

「眠れる森の美女」より第3幕のパ・ド・ドゥ

振付:マリウス・プティパ
出演:サラ・ラム/スティーヴン・マックレー

「ルーム・オブ・クックス (Room of Cooks)」 *日本初演

振付:アシュリー・ペイジ
出演:ラウラ・モレーラ/リカルド・セルヴェラ/ネマイア・キッシュ

メタモルフォシス:ティツィアーノ 2012 「トレスパス」 よりパ・ド・ドゥ
*日本初演

振付:クリストファー・ウィールドン、アラステア・マリオット
出演:サラ・ラム/スティーヴン・マックレー

「エリート・シンコペイションズ」よりスウィート・ハート

振付:ケネス・マクミラン
出演:崔由姫/リカルド・セルヴェラ

「アスフォデルの花畑」より第2楽章

振付:リアム・スカーレット
出演:ラウラ・モレーラ/ベネット・ガートサイド

「ディアナとアクティオン」

振付:A・ワガノワ改訂(マリウス・プティパより)
出演:佐久間奈緒/ツァオ・チー

「瀕死の白鳥」

振付:ミハイル・フォーキン
出演:サラ・ラム

「Rotaryrotatory(ぐるぐる回る)」*世界初演

振付:クリスティン・マクナリー
出演:崔由姫

「QUIZAS(キサス)」 *日本初演

振付:ウィリアム・タケット
出演:ラウラ・モレーラ/リカルド・セルヴェラ

「チャルダッシュ」 *日本初演

振付:スティーヴン・マックレー
出演:スティーヴン・マックレー


今回も日本初演作品が5作品もあるので、大変楽しみです!リアム・スカーレット、アシュリー・ペイジ、クリストファー・ウィールダン、クリスティン・マクナリー、ウィリアム・タケットとロイヤル・バレエらしい振付家の作品がそろいました。そしてスティーヴン・マックレーのタップ作品ももちろん楽しみです。

Steven Mcrae: Dancer in the Fast LaneSteven Mcrae: Dancer in the Fast Lane
Andrej Uspenski

Oberon Books Ltd 2014-09-09
売り上げランキング : 6255

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
バレエヒーロー・ファンタジー ダンの冒険 feat.スティーヴン・マクレイ (1)バレエヒーロー・ファンタジー ダンの冒険 feat.スティーヴン・マクレイ (1)
足立 たかふみ スティーヴン・マクレイ

新書館 2014-07-25
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2014/07/18

牧阿佐美バレヱ団「白鳥の湖」にコンダウーロワとアスケロフがゲスト出演

10月18日、19日に行われる牧阿佐美バレヱ団の「白鳥の湖」に、マリインスキー・バレエのプリンシパル、エカテリーナ・コンダウーロワとファースト・ソリストのティムール・アスケロフがゲスト出演するとのことです。

http://www.ambt.jp/perform.html#haku

2014年10月18日(土)17:00
2014年10月19日(日)15:00
会場:ゆうぽうとホール(五反田)

指揮:デヴィッド・ガルフォース
演奏:東京ニューシティ管弦楽団
チケット発売 7月30日(水)

出 演
オデット/オディール:
エカテリーナ・コンダウーロワ Yekaterina Kondaurova
ジーグフリード王子:
ティムール・アスケロフ Timur Askerov (マリインスキー・バレエ)
スタッフ
演出・振付、総監督:
三谷恭三(プティパ/イワノフ、テリー・ウエストモーランド版に基づく)
作曲:P.I.チャイコフスキー
美術:ボブ・リングウッド
料 金 S席 11,000円 A席 8,600円 B席 6,400円 C席 4,300円(全席指定・税込)  A席ペア15,000円(バレヱ団事務局のみ取扱い)

エカテリーナ・コンダウーロワは、ここしばらく怪我で出演しておらず、8月のマリインスキー・バレエのロンドン公演もすべて降板してしまっていますが、10月には回復しているだろうということですね。この二人で踊られた「白鳥の湖」は3Dで収録され、映画館で上映されたのち、NHKでも放映されたのでご覧になった方も多いかと思います。コンダウーロワの白鳥が日本で観られるのは貴重な機会ですね。

なお、マリインスキー・バレエでは、7月13、14日の「ラ・バヤデール」を映画館で生中継で上映しました。こちらも、DVD用に収録されているようですので、観られる機会があるかもしれません。ヴィクトリア・テリョーシキナがニキヤ、ウラジーミル・シクリャーロフがソロルです。指揮はゲルギエフの予定でしたが、土壇場で違う指揮者になったとのこと。

2014/07/17

ENB(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)の昇進・入団情報

ENB(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)の昇進が発表されています。

http://blog.ballet.org.uk/english-national-ballet-announces-promotions-new-joiners/

カルロス・アコスタの甥でもあるヨナ・アコスタがプリンシパルに昇進しました。彼は最近では、ハンブルグ・バレエの「ニジンスキー・ガラ」にアリーナ・コジョカルとともに出演し、大好評でした。

先日のジャクソン国際コンクールで金賞を受賞した加瀬栞さんは、ファースト・ソリストに昇進しました。7月23-27日、加瀬さんはヨナ・アコスタと共演し「コッペリア」に主演する予定です。

また、団内コンクール「Emerging Dancer 2014」で優勝したジュノール・ソーザもファースト・ソリストに昇進。加瀬さんは、このコンクールで2011年に優勝しています。

クセーニャ・オフジャニックがソリストに、そして猿橋賢さんとAlison McWhinney(やはり「Emerging Dancer 2014」で優勝)がファースト・アーティストに昇進しました。

入団者としては、ボストン・バレエのソリストであるAlejandro Virellesがプリンシパルとして入団、同じくボストン・バレエのヨーコ・カレガリとAdriana Lizard(ボルドー・バレエ)、Sarah Kundi(バレエ・ブラック)、さらに、今年のローザンヌ国際コンクールで入賞し、コンテンポラリー賞も受賞したボリショイ・アカデミー出身のアフリカ系アメリカ人プレシャス・アダムズも入団します。また、イングリッシュ・ナショナル・バレエスクールを卒業する Isabella Brouwers と Jin Hao Zhangも入団。

加瀬さん、猿橋さんと日本人の活躍も目立っていますね。タマラ・ロホ芸術監督の下で、ますます注目されるバレエ団となっているようです。

追記:加瀬栞さんのインタビュー記事。英語ですが興味深い内容です。「コッペリア」は全幕初主演なんだそうです。(くるみ割り人形の金平糖の精の経験はありますが、金平糖の精の出番は少ないため) また、ジャクソン国際コンクールの決勝では「海賊」のメドーラ、金平糖の精、そしてコンテンポラリー作品を踊ったとのこと。将来踊りたい役は「マノン」だそうです。ロイヤル・バレエの来日公演でダーシー・バッセルが踊ったマノンを観て、英国に留学することを決めたとのこと。ロイヤルバレエスクール時代の、ワディム・ムンタギロフとの写真も載っています。
http://dancetabs.com/2014/07/shiori-kase-first-soloist-english-national-ballet/

«7/5、7 パリ・オペラ座バレエ「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」「プシュケー」