BlogPeople


2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

ブログパーツ

  • HMV検索
    検索する
無料ブログはココログ

2021/06/18

イスラエル・ガルバン「春の祭典」「Solo」来日公演が6月18日より、記者会見レポート

フラメンコ界の革命児として知られる、イスラエル・ガルバンが6月18日から来日公演を行います。

Riteofspring

https://danceconcert.jp/

近年は、あいちトリエンナーレでの「FLA.CO.MEN」「Solo」や、彩の国さいたま芸術劇場で上演された「黄金時代」、そして一昨年は珍しくタブラオのガルロチ(残念ながら閉店)での公演などで来日して型破りなパフォーマンスを行い、そのたびに大きな熱狂と衝撃を引き起こしてきましたが、今回はストラヴィンスキーの名曲「春の祭典」に挑みます。

コロナ禍で海外アーティストの来日公演が大変困難な中、数々の困難を乗り越えて、ガルバンは奇跡的な来日を果たしました。来日が実現するにあたっての道のりも大変ドラマティックなもので、唐津絵理さんや、Dance Base Yokohama(DaBY)のTwitterなどでその経緯が随時報告されました。ダンス・アーティストとしては今年最初に来日したアーティストです。14日間の隔離を経て、6月16日に記者会見が開催されました。

「この思いもよらない状況においては、一足飛びに飛び越えることが必要」「芸術はワクチンと同様、必要なもの」との力強い言葉が印象的でした。

Ig0615_2275

(C)Naoshi Hatori

会見ではまず、 今回の招へいの立役者である愛知県芸術劇場エグゼクティブプロデューサー / DaBY アーティスティックディレクターの唐津絵理氏より、今回の来日公演にあたっての強い思いが語られました。

いかにしてこの困難な状況の中で海外招聘が実現できるかを考え、調査を行って、特例措置による来日が実現できたとのことです。もともとはピアニストは外国人を招聘する予定でしたが、日本人ピアニストに変更し、舞台美術も日本で製作することで、公演が実現可能となりました。公演の18日前発売開始という短期間のチケット販売期間、SNSを駆使したファンベースマーケティングを行いました。ガルバンが来日した後に、ダンサーにとって最も大切な体調の維持のために、バブル方式を取り、バブルに入れる人を一人に限定してスタジオとホテルのみを往復、ホテルにエアロバイクを設置、そして9日間のリハーサルを行い、食料品を調達するためにスタッフがスーパーの商品をすべて写真撮影して、ほしいものを選んでもらって代わりに購入するなどの工夫を行ったとのことです。

ガルバン・カンパニーの来日公演への強い思いもあり、本来はヨーロッパの他の都市への出演依頼がある中でも、それらを断って来日公演を行う決意をして、隔離待機までして来てくれました。

今回上演される「春の祭典」は2019年にローザンヌで初演され、唐津さんはその初演を観たとのことですが、ガルバンの母国であるスペインではまだ上演されていない作品です。自然の行ってきた儀式だからぜひ上演したい、コロナウィルスという自然の猛威が荒れ狂っている今だからこそ上演したい作品であるとのこと。コロナ禍における小さな挑戦として、ぜひ記録に残してほしいと、唐津さんは語られていました。

Img_7836-2  

イスラエル・ガルバン「確かにヨーロッパで踊るという選択肢はあったのですが、パンデミックを経験した今、この思いもよらない状況においては、一足飛びに飛び越えることが必要なのではないかと自分自身で思いました。来日の実現に尽力してくださった方たちのためにも大きな一歩を踏み出すべきではないかと思い、ヨーロッパではなく、あえて日本で公演を行うことを選択しました」

「春の祭典」を初演した時の経緯について

「「春の祭典」をフラメンコの作品にしたのは、私が若いころ、自分の踊りの独自のスタイルを探しているときに、たまたまニジンスキーの写真を観たことで、あっという驚きがあり、自分の踊りのスタイルが変わったと感じました。そしてストラヴィンスキーの音楽を知り、リズムという点でフラメンコと共通するのところがあるのではないかと感じました。そして長く踊っているにつれて、ニジンスキーの持っていた自由さをというものを身につけるようになったと思います。「春の祭典」では別の表現の仕方を、別の方法で表現することはできるのではないかと感じました。二元的なダンサーになれるのではないかと考えました。作品のリズム、パーカッションとなってリズムを刻むことと、踊るということ、その二つの二元性を表現できるのではないかと思いました。さらにピアノを使って、非常に親密な感じが出て、ストラヴィンスキーの音楽と、フラメンコが出会うことができるのではないかと思って、今回、「春の祭典」という作品が意義ある踊りとしてできました。」

P1090001 

今回は、「春の祭典」以外に2曲が合わせて構成されています。今回、ピアニストが日本人二人に代わったということで、全体の構成も変わりました。「春の祭典」のほか、武満徹の“Piano Distance“ と、今回出演するピアニスト増田達斗さんの作品が加わります。昨日、初めて3人でのリハーサルが行われました。初顔合わせの感想は?

ガルバン「「春の祭典」いわば「ポストコロナ「春の祭典」版」と言えるのではないかと思います。つまりはストラヴィンスキーのこの曲がきっかけとなって新たに日本人のアーティストふたりと知り合うことができたということです。今までは全然お二人のことを存じ上げなかったのですが、ストラヴィンスキーの「春の祭典」を通じて家族になった、そんな気分です。この同じ音楽を一緒にやることによって同じ表現媒体で表現し、共通項として3人が同じ気持ち、一緒になれる感覚を感じています。昨日知り合ったばかりですが、これまでもずっと友達だった気持ちがしますし、実際に素晴らしい音楽家であることに驚きました」

Ig0615_1056

(C)Naoshi Hatori

日本人ピアニスト二人の起用

唐津「4月の終わりにピアニストを来日させての公演が難しそうということになり、ピアニストは日本人がやるのはどうか、という話になりました。そこから全く時間がない状況でピアニスト探しを行いました。音楽家の笠松泰洋さんに今回音楽コーディネーターとして参加していただき、ピアニストも探していただきました」

増田達斗「お話をいただいたとき、まずホールの神奈川芸術劇場、愛知県芸術劇場は普段ぼくからしたら憧れの舞台です。立とうと思っても立つことのできない舞台です。素敵な公演の機会をいただいて本当にうれしくて。「春の祭典」は大学時代にドはまりした曲でした。自分がこの曲を実際に演奏できて、しかもダンサーと共演できるので、期待感が自分の中でどんどん高まっています。昨日リハーサルがはじまり、いよいよ今週末が公演です。着たいとともに緊張感もドンドン高まっています。イスラエルさん、片山さんと素敵な舞台で共演させていただくこと、このことを全てでかみしめ、楽しみながら全力を尽くしていきたい。片山さんとは初共演です」

Ig0615_0898

(C)Naoshi Hatori

片山 柊  「「春の祭典」は僕も感銘を受けている作品で、初演はセンセーショナルなものでしたし、いつか演奏したい作品でしたが、原曲はオーケストラで、ピアノの楽譜は出ていますが、いつか取り組んでみたい作品でしたが、なかなかチャンスがありませんでした。今回、期せずしてチャンスをいただけたこと、ましてや世界的なダンサーと共演できることが光栄で、先ほどガルバンさんが「こういう状況下だからこそ大きな一歩を踏みたい」とおっしゃっていましたが、そこにぼくは共感をしました。この公演自体が僕にとって大きな一つのステップになると感じているので、全力で取り組んでいきたいです」

Ig0615_0985

(C)Naoshi Hatori

今回「春の祭典」と同時上演する2作品は、「春の祭典」からイメージされる曲にしたいということで、二人のピアニストと共に選んだものです。

Q ピアニストが変わって音楽がどう変わっていくのかということ、そしてイスラエルさんにとって、新しいピアニストとの出会いがどういう変化をもたらしているのでしょうか?

ガルバン「「春の祭典」で   は   リズムを通して、ストラヴィンスキーの音楽と対話をしているという感覚で、リズムを通して音楽と一体になります。今回日本人の音楽家二人とコラボレーションしますが、音楽に、それぞれの音楽家が持っている文化が現れていくと考えています。今回の「春の祭典」は全く他にはない、唯一のものだと考えています。クラシック音楽とフラメンコとの出会い、そしてさらに今回はフラメンコと日本の伝統文化を持っているピアニストの方との出会いがあったわけで、ふたつの出会いによって、今回の「春の祭典」はいかに、ほかにない唯一無二のものとなることをお分かりいただけると思います。まさしく「春の祭典」は床から地震のように、私の踊りのリズムを感じながら、ピアニストに弾いていただけるということ。「春の祭典」を通じて、私の踊りを通じてフラメンコを体験していただける、素晴らしいことだと感じています。」

Ig0615_0584

(C)Naoshi Hatori

Q.コロナ禍の中で、どれくらいの頻度で舞台に立たれているのでしょうか。イスラエルさんにとって生の舞台、生の観客に伝えたいのはどのようなものでしょうか。

これまでやっていたことの多くができなくなったという現実があります。まさしく双子の片割れを失ったかのように、パンデミックによって多くのことができなりました。そこで私は、観客の前で踊るというのは自分にとって一つの儀式だった、それが必要なのだと実感しました。アーティストとお客さんとの一体感、出会いが必要なのだと感じました。自分でリハーサル、練習をするのが、踊るのが好きなのですが、やはりお客様の前で踊るということ、それからお客様の前で踊っていないというときは、家族がいないかのような喪失感を感じました。お客さんというのは本当の意味で家族だといえる存在だと実感しました。お客さんの前で踊るというのは再び家族と出会えるんだという思いです。

Q。コロナ禍の一年半で得られたインスピレーションは?

まさしく、以前あった日常生活は変わってしまいました。人々の間で接触はできなくなったという現状があります。社会的な距離を取ることは言われなくても身についてしまっています。自分が踊り手として気づいたことは、踊っているときはコロナウィルスは入ってこれないということ。そういう感覚を持っています。いったん舞台を踏むと世界が全く新しい世界に変わります。もちろん現実としてはPCR検査を受けたりしなければならないこともありますが、舞台に音楽家たちと立てば、ウィルスが入ってこれない世界にいると自分たちは感じています。

P1090027

Q. 日本では芸術は不要不急と言われているところがありますが、それに対してのお考えは?

もちろん最初の段階では、衛生当局が主張することは必要だと思っています。ですが時間がたつにつれ、やはり、芸術というのは生きていく上では役に立ちます。生きる上で必要なワクチンと同じように必要なもの、芸術もワクチンなんだと考えています。芸術はワクチンと同様、必要なものなのです。

Q。オリンピックに先駆けて日本にやってきてくださいました。スペインから日本にやってくるにあたっての不安や迷いはあったのでしょうか。

私はサッカーが好きなので、オリンピック精神があったりするのかな、と思ったりするのですが。芸術をするためにはやはりリスクを冒さなければならないと思っています。芸術は扉を開いていくものだと考えているからこそ、リスクを冒さなければならないと思いますし、日本には若いころから親しんでいます。日本ではコロナ禍以前から冬はマスクをする国なので、自分が行っても全く怖さはない、安全だろうと考えました。オリンピックの選手が存分に力を発揮するように、アーティストとしてもそうしたい。お客さんの前で踊れることは幸せなことなんだ、それが遠く離れた日本だったらなおさらそうだと感じました。

Q。大きな一歩を踏み出すという話がありましたが、日本に来て踊るという、その一歩を踏み出すモチベーションは何だったのでしょうか。

パンデミックになってから劇場が閉まってしまい、劇場の1階にあるバルで踊ったりしました。なぜバルが開いていて劇場が閉まってしまうのか、論理的に成立しないことだと思いました。踊り手は食べ物を与えるわけではない。でも目に見えないけど、役に立つ、与えるものはあります。劇場が開くようになって、そうなってくると、日本にやってきて、長距離を移動して、踊ってということをしたいと思いました。自分としては、新しい音楽家と知り合うことも。それはぜひやるべきことなのだと思いました。芸術は生き続けているだということを、みなさんに訴えるためにも、やはりやらなければならないと思いました。

※配信は終了してしまいましたが、コロナ禍の中で、ガルバンは故郷セビージャのバルで撮影した映像作品「Maestro de Barra」を発表。愛するバル文化、そしてサッカーにもオマージュをささげた、とても素敵な作品でした。

 

Img_7864

イスラエル・ガルバン『春の祭典』公演概要

<神奈川公演>
開催日時
2021年6月18日(金) 18:30開演 (17:45開場)
    6月19日(土) 14:00開演 (13:15開場)
    6月20日(日) 14:00開演 (13:15開場)

会場

KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉 
神奈川県横浜市中区山下町281

<愛知公演>
2021年6月23日(水) 18:30開演 (17:45開場)
    6月24日(木) 14:00開演 (13:15開場)

愛知県芸術劇場 コンサートホール
(愛知芸術文化センター4階)
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2


音楽構成
Le Sacre du Printemps  作曲:イーゴリ・ストラヴィンスキー
Piano Distance      作曲:武満徹
Ballade         作曲:増田達斗
音楽コーディネーター  笠松泰洋


上演時間約70分


クレジット
主催:Dance Base Yokohama
共催:KAAT 神奈川芸術劇場主催:愛知県芸術劇場
企画制作・招聘:愛知県芸術劇場
協賛:スペイン大使館
後援:横浜アーツフェスティバル実行委員会、
横浜市教育委員会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会


チケット (Solo以外は当日券あり)


チケットかながわhttps://www.kaat.jp/d/LaConsagracionDeLaPrimavera)
0570-015-415(10:00~18:00)
KAAT神奈川芸術劇場 2階窓口
【完売】チケットぴあ/イープラス
【完売】『SOLO』先行予約付きSS席
(『SOLO』自由席 +『春の祭典』SS席)


愛知県芸術劇場オンラインチケットサービス
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000524.html
愛知芸術文化センタープレイガイド(地下2階)
TEL 052-972-0430
(火~土10:00-19:00 / 土日祝休10:00-18:00 / 月曜定休/祝休日の場合は翌平日)

<イスラエル・ガルバン『SOLO』>
開催日時2021年6月28日(月) 18:30
    6月29日(火) 18:30
上演時間約45分 (休憩なし)
初演2007年
会場横浜市役所アトリウム 神奈川県横浜市中区本町6-50-10
※会場は市役所内の公共スペースです。上演中にも、館内アナウンスや一般の施設利用客の往来が
ございます。予めご了承ください。
主催Dance Base Yokohama
協賛スペイン大使館
後援横浜アーツフェスティバル実行委員会
チケット発売【完売】

まさに”奇跡の来日”と呼ぶにふさわしい公演、コロナ禍の最中にスペインからやってきた稀代のダンサーの興奮のパフォーマンスを目撃するチャンスです。まだ「春の祭典」のチケットはあるとのことです。見逃されませんように!

2021/06/16

「さいたまダンス・ラボラトリ」今年の夏も夏季集中ワークショップ開催

2018年にスタートした彩の国さいたま芸術劇場の育成・創造事業「さいたまダンス・ラボラトリ」は、先日の劇場公演『明日を探る身体』を経て、第4弾としてこの夏にも夏期集中ワークショップを実施することとなりました。

Dsc06622-1

去年のさいたまダンス・ラボラトリより小㞍健太。写真:大洞博靖(以下すべての画像も)

https://www.saf.or.jp/information/detail/91079/

講師/ナビゲーターは引き続き、NDTで活躍後、幅広い活動を繰り広げている小㞍健太・湯浅永麻がつとめ、今回は二つのチームには分けず、参加者には小㞍、湯浅両方のアトリエに参加することになります。

参加者の応募締切は623日(水)です。

_dsc5199-1

(c)大洞博靖

さいたまダンス・ラボラトリ Vol.4(2021)
夏期集中ワークショップ

2021年8月2日(月)〜15日(日)
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール舞台上

明日を担う若手ダンサーの育成や中堅アーティストによる作品創作を目的として、2018年度からスタートした育成・創造事業「さいたまダンス・ラボラトリ」。3月には小ホールでの公演『明日を探る身体』で更なる発展を見せた本プロジェクトの第4弾として夏期集中ワークショップの実施が決定しました!
講師/ナビゲーターには引き続き、ダンサー・振付家として世界を舞台に活躍する小㞍健太、湯浅永麻を迎え、新たなクリエーションに挑みます。最終日2日間の公開リハーサルも予定。
意欲あふれるダンサー/アーティストの皆さんの応募をお待ちしています!

【ワークショップ日程】
2021年8月2日(月)~15日(日)11:00~19:00 
※休講日8月8日(日・祝)
※8月14日(土)・15日(日)公開リハーサル予定

【会場】彩の国さいたま芸術劇場 大ホール舞台上

【タイムスケジュール&プログラム】
①11:00~12:15 クラス(バレエクラス/カウンターテクニック/Gaga ※講師:柿崎麻莉子)
②12:30~13:30 レパートリークラス(クリスタル・パイト作品より抜粋)
③14:15~16:30 小㞍健太によるアトリエクラス
④16:45~19:00 湯浅永麻によるアトリエクラス
※クラスおよびレパートリークラスの講師は小㞍健太、湯浅永麻が交代で務める予定です。

【講師/ナビゲーター】小㞍健太・湯浅永麻
【参加費】:35,000円(税込)
【定員】:20名
【対象】:15歳以上35歳未満のダンス経験者・中級以上
※原則、全日程参加出来る方。
※対象外の年齢の方は相談可、ダンスのジャンルは特に問いません。

※応募要項詳細はこちらのサイトをご覧ください。

https://www.saf.or.jp/information/detail/91079/

_dsc7100-1

(c)大洞博靖

【お問合せ】 彩の国さいたま芸術劇場(舞踊担当) 
Mail: workshop@saf.or.jp Tel: 048-858-5506 

今年3月に開催された「さいたまダンス・ラボラトリ」小ホールでの公演『明日を探る身体』は、受講生によるキリアン作品の公開リハーサルと湯浅による創作「シェヘラザーズ」や小㞍健太作品「あはい」の試演、柿崎麻莉子振付作品Wild Flowersを小暮香帆、飯森沙百合らが踊り、湯浅永麻も岡田利規と共同で創作したソロ作品「わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド」を披露するなど、見ごたえたっぷりの成果発表公演でした。回を重ねるごとに受講生のレベルも上がり、プロで活躍中の人から、学生まで様々。1回目から参加しているダンサーもいるとのことです。特に湯浅永麻の創作作品は、女性たちの連帯、フェミニズムをテーマにしていたり、テキストとの融合を試みた実験的なもので、大変刺激的でした。

_dsc7255-1

(c)大洞博靖

プロのダンサーを目指す受講生の皆さんにとっては、またとない貴重な機会です。ご興味あればぜひご応募を。

2021/05/30

新国立劇場バレエ団「ライモンダ」6月5日開幕 ※5月31日18時で一旦売り止め、50%販売されていない席は6月1日発売再開

6月5日(土)より、新国立劇場バレエ団『ライモンダ』が上演されます。

Raymonda

https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/raymonda/

『ライモンダ』はアレクサンドル・グラズノフの音楽が大変美しい中世十字軍の時代の物語で、プティパ最後の傑作といわれる古典バレエです。

新国立劇場では、この格調高い古典名作を、当時英国ロイヤル・バレエで活躍していた吉田都芸術監督などを主演ゲストに招き、2004 年に初演。牧阿佐美の格調の高い振付と演出、現代的でスピード感あふれるスペクタクルな舞台展開、そしてルイザ・スピナテッリの色彩が印象的な衣裳・舞台美術は大変評判をよび、朝日舞台芸術賞を受賞。また、08 年 2 月にはジョン・F・ケネディ・センター主催の日本フェスティバルで上演され、好評を博しました。

今回は2009年以来、12年ぶりの再演となります(一部のみの上演はありました)。したがって、今回の主演陣はすべて初役となります。

公演日程


2021年6月5日(土)14:00 米沢唯、福岡雄大、中家正博

2021年6月6日(日)14:00 小野絢子、奥村康祐、中家正博

2021年6月11日(金)14:00 柴山紗帆、渡邊峻郁、速水渉悟

2021年6月12日(土)14:00 木村優里、井澤駿、速水渉悟

2021年6月13日(日)14:00 米沢唯、福岡雄大、中家正博








  • 全公演予定通りの日時で開催します。(5月29日更新)

 

 

芸術監督 吉田 都
振付 マリウス・プティパ
改訂振付・演出 牧 阿佐美
音楽 アレクサンドル・グラズノフ
美術・衣裳 ルイザ・スピナテッリ
照明 沢田祐二
指揮 アレクセイ・バクラン
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
出演 新国立劇場バレエ団

新国立劇場バレエ団で、久しぶりに『ライモンダ』が上演されるのは本当にうれしいことです。『ライモンダ』という演目はそもそも日本での全幕の上演機会も少ないのですが、新国立劇場バレエ団の『ライモンダ』は、ルイザ・スピナッテリのブルーを基調にした舞台装置や衣装が非常に美しく、音楽も、きらめく真珠の粒のようなメロディに酔わせてくれます。マエストロ、アレクセイ・バクランが久々に来日して指揮をしてくれるのも楽しみです。ライモンダ役は、ヴァリエーションも5つほどあるなど、踊るボリュームが非常に多くなっています。アブデラクマン役のエキゾチックでワイルド、情熱的な魅力や貴公子ジャン・ド・ブリエンヌとの決闘シーンも大きな見せ場です。3幕のグラン・パ・クラシックはガラ公演などでの上演機会も多いですが、踊りの洪水のような華麗さに圧倒されます。

なお、緊急事態宣言の再延長に伴い、『ライモンダ』は全公演予定通りの日時で開催されますが、5月31日(月)18時に一旦すべての公演のチケット販売を停止します。6月1日(火)10時より、観客数が総席数の50%を超えていない公演のみチケット販売を再開し、総席数の50%に達したところで販売を終了するとのことなので、まだチケットをお買い求めになっていない方は、早めに購入されることをお勧めします!

https://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_020310.html


また、「ライモンダ」特別企画として、吉田都芸術監督×歌舞伎俳優の松本幸四郎さん スペシャル対談が公演リーフレット掲載されます。さらに、公演期間中にレストランマエストロにて、主演ダンサーが監修したスペシャルコラボスイーツを販売することが決定されました。

https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-dance/news/detail/77_020277.html

新国立劇場バレエ団の公演では、休憩時間にホワイエで、公演内容にちなんだスイーツや飲み物が販売されているのが恒例でした。コロナ禍でホワイエでは、感染予防のために飲食の販売が停止されていますが、休憩時間ではレストランマエストロのゆったりとして豪華な空間で、スイーツや飲み物を楽しむことができます。スペシャルコラボスイーツの復活は嬉しいことです。劇場内での飲食も、劇場を支えることにつながります。

小野絢子&米沢唯監修 ライモンダの夢~セミフレッドにフルーツ飴を添えて~

福岡雄大&井澤駿監修 Cadeau à Raymonda~愛のヴェール~ 

 

2021/05/29

ボリショイ・バレエ・イン・シネマ 6月1日に「パリの炎」映画館で公開

ボリショイ・バレエ・イン・シネマでは、6月1日(火)にアレクセイ・ラトマンスキー振付の傑作「パリの炎」を上映します。
緊急事態宣言中ではありますが、映画館の営業条件が緩和されたため、東京、大阪の映画館でもご覧になることができます。
(東京:TOHOシネマズ日本橋、T・ジョイPRINCE品川、TOHOシネマズ新宿、109シネマズ二子玉川、TOHOシネマズ府中、神奈川:横浜ブルク13、TOHOシネマズ川崎、千葉:シネマイクスピアリ、埼玉:ユナイテッド・シネマ浦和、大阪:大阪ステーションシティシネマ ほか)
(上映開始時間は5月31日発表予定)MOVIX京都では6月3日にも上映があります。

「パリの炎」はボリショイ・バレエの来日公演での上演も記憶に新しいところですが、フランス革命を舞台にした、ダイナミック、ドラマティックでダンスもふんだんに盛り込まれた、見ごたえたっぷりの大作です。頻繁にガラ公演で上演される超絶技巧のパ・ド・ドゥが有名ですが、それ以外にも見せ場はたくさんあります。革命の熱狂の中で多くの血が流され、悲恋もあるという物語で、引き込まれます。

 

今回の上映は、来日公演で素晴らしい演技と踊りを見せた、デニス・サーヴィン(革命に翻弄されるジャンヌの兄ジェローム役)、セミョーン・チュージン(ボールガール侯爵、悪役として、見事な演技力を発揮)、アナ・トゥラザシヴィリ(ジェロームの美しき恋人で、ボールガール侯爵の娘、悲劇的な運命をたどる)を再び観ることができるとともに、マルガリータ・シュライナー、イーゴリ・ツヴィルコと超絶テクニックを誇る主演ペアが踊りまくり、劇中劇ではクリスティーナ・クレトワとアルチョム・オフチャレンコが華麗なダンスを見せてくれます。

*****
若者たちの運命と、歴史がもつれあう――。
革命に燃え、恋に焦がれる、ラ・マルセイエーズ響くフランス革命の物語。
  
ワイノーネンと、後にラトマンスキーが手がけた力強い振付、
ソリストたちのパワフルな踊りに、際立つカンパニーの知性。
溢れるエネルギーと燃えあがる情熱、驚くほど美しいパ・ド・ドゥ。
ボリショイ劇場の広い舞台さえ狭く感じる、桁はずれのダイナミックさ。
衣装に群舞に、全てに目が離せなくなる作品です。

 

音楽:ボリス・アサフィエフ 
振付:アレクセイ・ラトマンスキー

出演:マルガリータ・シュライナー(ジャンヌ)、デニス・サーヴィン(ジェローム)、イーゴリ・ツヴィルコ(フィリップ)、セミョーン・チュージン(ボールガール侯爵)、アナ・トゥラザシヴィリ(アデリーヌ)、クリスティーナ・クレトワ(ミレイユ)、アルチョム・オフチャレンコ(アントワーヌ)、イリーナ・ズィヴロワ(老女ジャルカッス/乳母)
【あらすじ】1789年、南仏マルセイユ。ボールガール侯爵は、しつこく誘った村娘ジャンヌを、ジャンヌの兄のジェロームが守ったことに立腹。ジェロームは侯爵の捕虜となっていた。侯爵の娘アデリーヌは、父と共にルイ16世のいるパリに向かう前に、ジェロームを逃がす。ジェロームとジャンヌの兄妹は、二人で、マルセイユ義勇軍としてパリに向かう。ジャンヌは義勇軍のフィリップと恋に落ち、一方のジェロームはアデリーヌと――。(2018年3月収録)約2時間10分

 

「ボリショイ・バレエinシネマ」
6/22《コッペリア》、7/13《ラ・バヤデール》と続けて上映が予定されています。引き続きご期待ください。

2021/05/18

ロイヤル・バレエの昇進発表 金子扶生、セザール・コラレス、アナ・ローズ・オサリヴァン、マヤラ・マグリがプリンシパルに昇進

英国ロイヤル・バレエの昇進が発表されました。

https://www.roh.org.uk/news/the-royal-ballet-announces-company-promotions

即日で、金子扶生セザール・コラレスがプリンシパルに昇進。9月より、アナ・ローズ・オサリヴァンマヤラ・マグリがプリンシパルに昇進。

また、


ミーガン・グレース・ヒンキス、カルヴィン・リチャードソン、ニコル・エドモンズがファースト・ソリストに、ジーナ・ストーム・ジェンセンジョセフ・シセンズがソリストに、佐々木万璃子、レティシア・ディアス、ハリー・チャーチズがファースト・アーティストに昇進。

というわけで、金子扶生さんがついにプリンシパルに昇進しました。おめでとうございます。高田茜さん、平野亮一さんに続き、現役では3人目の日本人プリンシパルとなります。
Fumi-kaneko-2020-rohphotograph-by-lara-c

金子扶生さんは、昨年「眠れる森の美女」の映画館中継の日に、当日の急な代役としてオーロラ役で出演して素晴らしい、美しく感動的な演技と踊りを見せてくれました。また、「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」でも好演しただけでなく、コロナ禍でロイヤル・オペラハウスが閉じてしまった後の無観客公演でも、キャシー・マーストンのドラマティックな作品に出演するなど活躍を見せています。映画版「ロミオとジュリエット」(フランチェスカ・ヘイワード主演)、そして映画館中継されたナグディ、ボール主演の「ロミオとジュリエット」(5月28日にDVD,Blu-Ray発売予定)ではともにロザライン役を演じています。

http://tohotowa.co.jp/roh/news/2020/09/03/the_sleeping_beauty_re_comment/

プリンシパルに昇進したことで、今後、来日公演や、映画館中継で金子さんが主役を踊る姿をこれからたくさん見ることができるのではないかと思います。大変な時代ですが、ロイヤル・オペラハウスの公演再開と共に、明るいニュースですね。

これは英国のポテト会社のCMに出演している映像です。パートナーのリース・クラークをずっと支援している会社だそうで、ポテトを眠れる美女に例えているのがユニークです。

 

また、プリンシパルに昇進に昇進したセザール・コラレス、アナ・ローズ・オサリヴァン、マヤラ・マグリもそれぞれ若手の素晴らしいダンサーで、これからの活躍が大いに期待されます。アナ・ローズ・オサリヴァンは新国立劇場バレエ団の「不思議の国のアリス」にゲスト出演の予定でしたが、残念ながら公演がキャンセルされてしまいました。来シーズン、また「不思議の国のアリス」が上演予定なので、その時にまた来てくれると嬉しいですよね。

佐々木万璃子さんの昇進もうれしいことです。この後行われるロイヤル・バレエの再開公演のうち、「眠れる森の美女」を含むミックスプログラムでは、ヴァレンティノ・ズケッティの新作「Anemoi」に出演する予定となっています。

5月28日発売予定の、ヤスミン・ナグディ、マシュー・ボール主演の「ロミオとジュリエット」DVD,Blu-Rayの日本語解説を担当させていただいています。初々しい主演陣の情熱的な演技と共に、金子扶生さんの美しさも輝く名作です。

ワールドクラスのバレエダンサー・アーティストを至近距離で見られる『SHIVER』今年も横浜で8月に開催/8月1日は横浜バレエフェスティバル

ワールドクラスのバレエダンサー・アーティストを至近距離で見られる全席SS席のパフォーマンス『SHIVER』が、昨年に続き今年も8月に横浜で開催されます。わずか105席、2列目までしかない座席で、ダンサーの息遣いや熱気、鼓動も伝わってくるプレミアムな公演です。

https://miitus.jp/t/shiver/info/32/

Img_1532 

(昨年のSHIVERより)

飯島望未
井関エレナ
オステアー紗良
菅井円加
津川友利江
二山治雄
高瀬譜希子
中野里美
松浦祐磨
(出演者は日程によって異なります)

こちらの公演の紹介文をバレエナビのサイトに寄稿しました。
8月2日(月)
19:00~
8月3日(火)
19:00~
8月4日(水)
19:00~
8月7日(土)
Aプログラム13:00~
8月7日(土)
Bプログラム18:30~
8月8日(日)
Aプログラム13:30~
8月8日(日)
Bプログラム18:30~
会場 The Hall Yokohama
神奈川県横浜市中区山下町112-11テックスクエア2F
チケット料金:12,000円
生の公演の感動に接する機会が少ない今ですが、とても興奮し心が震える、素晴らしい体験となるはずです。
***********
SHIVERを主宰しているソイプランニングは、毎年恒例となっている横浜バレエフェスティバルも主催しています。

【本公演】
2021年8月1日(日)
14時開演
(13時開場) 16時4
0分終演(予定)
会場:神奈川県民ホール 大ホール アクセスはこちら

◎出演ダンサー
秋元康臣、飯島望未、五十嵐大地、井関エレナ、エドワール・ユ、遠藤康行、オステア―紗良、加瀬栞、小池ミモザ、菅井円加、高瀬譜希子、津川友利江、二山治雄、前田紗江、松浦祐磨、柳本雅寛、ほか (50音順)

こちらも大変豪華な出演者です。さらにオーディションで選ばれた若手ダンサーたちの出演も予定されています。1回目の横浜バレエフェスティバルでは、今やマリインスキー・バレエで主演もしている永久メイさんが、オーディションで選ばれて出演しました。

S席:12,000円/A席:10,000円/B席:6,000円 (全席指定)
※先行販売、一般販売ともに同価格

バレエファンの方はもちろん、初めてバレエを観る方も楽しめる公演です。
また、ダンサーと同じ舞台上から観覧するという、レアな公演『前夜祭』も大変好評です。
2021年も『前夜祭』を開催します。

【前夜祭】
2021年7月31日(土) 18時00分開演  
(予定)

●悪魔のトリル
ジュンヌバレエYOKOHAMA 

●「エスメラルダ」よりアクティオンのヴァリエーション
松浦祐磨 (YAGP2018/第1位)

●「海賊」よりメドーラのヴァリエーション
井関エレナ (ベルリン国立バレエ団 正団員)

●「ライモンダ」よりジャン・ド・ブリエンヌのヴァリエーション
五十嵐大地  (英国ロイヤル・バレエ)

●「パリの炎」よりグラン・パ・ド・ドゥ
菅井円加 (ハンブルク・バレエ団 プリンシパル)
二山治雄 (パリ・オペラ座バレエ団 契約団員)


2021/05/14

英国ロイヤル・バレエは5月19日より公演再開

昨年4月の「白鳥の湖」公演が、コロナウィルスの感染拡大により中止になってしまい、11月に短縮版の「くるみ割り人形」を上演したものの数公演で中止されてしまい、以降観客を入れての公演を行っていなかった英国ロイヤル・バレエ

ワクチン接種が進み、感染状況が落ち着いてきたため、ようやく英国で公演が行えるようになり、5月17日よりロイヤル・オペラハウスで公演が再開します。

https://www.roh.org.uk/news/royal-opera-house-to-open-its-doors-to-audiences-for-first-time-since-november

 

再開後は、バレエは3つのプログラムが上演される予定になっています。

21st-Century Choreographers 21世紀のコレオグラファー

5月19日から30日

_02crahi-rezvanijpg_20210514113401

The Statement (NDT)

Resize1683

Within the Golden Hour

「ウィズイン・ザ・ゴールデン・アワー」(クリストファー・ウィールドン)

新作(カイル・アブラハム)

「ザ・ステイトメント」「Solo Echo」(クリスタル・パイト)

5月28日には、有料配信が行われます。配信は購入すれば一か月視聴することが可能です。

6月5日から13日

「アポロ」「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(ジョージ・バランシン)

「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」(ジェローム・ロビンズ)

6月11日には、有料配信が行われます。

 

Beauty Mixed Programme

6月27日から7月11日

Resize1161_20210514114001

「Anemoi」(ファースト・ソリストのヴァレンティノ・ズケッティによる新作)

ディヴェルティスマン

「眠れる森の美女」3幕 (プティパ)

7月9日には、有料配信が行われます。

3つのプログラムのキャストはこちら

配信の時の出演ではないのですが、一昨年のNDTの来日公演の時にも上演された「ザ・ステイトメント」に高田茜さんがキャスティングされているのが興味深いです。

********

また、5月25日から6月2日までは舞台上でのクラスレッスンの公開が3回行われます。

6月19日には、英国の主要なバレエ団の集まってのブリティッシュ・バレエ・チャリティ・ガラが有料配信されます。

これは、バレエ・ブラック、バーミンガム・ロイヤル・バレエ、イングリッシュ・ナショナル・バレエ、ニュー・アドベンチャーズ、ノーザン・バレエ、スコティッシュ・バレエ、ロイヤル・バレエが集結してロイヤル・アルバート・ホールで6月3日に開催されるものです。司会はダーシー・バッセルで、収益は参加カンパニーに分配されるほか、コミュニティのダンスカンパニー、そして様々なチャリティに寄付されます。

6月24日から27日はロイヤル・バレエ・アッパー・スクールの公演

(6公演、リンバリー・シアターにて)

7月2日、3日は「ドラフト・ワークス」(団員による新作公演、3公演)

7月10日は、ロイヤル・バレエ・スクール・サマー・パフォーマンス (こちらはロイヤル・オペラハウスのメーンステージ)

********

来シーズンのラインアップも一部発表されていますので、これはまた別途ご紹介しようと思います。

ワクチン接種がなかなか進まず、先行きもオリンピックの開催も不透明な日本とは違い、徐々に正常化に向かっている英国がうらやましいところがありますが、3つの春、夏のプログラムとチャリティー・ガラ公演は配信されますので、こちらを楽しみにしたいと思います。

また、これとは別に、過去の上演映像なども有料配信されています。

5月14日より6月13日までは、スプリング・ドラフト・ワークスがオンデマンドで配信されています。7月に上演されるもの同様、団員が振り付けた新作を披露するものです。約1252円で購入できます(為替変動あり)

5月7日から6月6日までは、研修生を中心にした若手ダンサーたちのクラスレッスン、パ・ド・ドゥレッスンやインタビューを無料(登録要)で視聴することもできます。昨年のローザンヌ国際バレエコンクールで1位となったマルコ・マッシャーリ(ローザンヌ国際コンクール研修生)や五十嵐大地さんなどを観ることができます。

2021/05/10

8/7-10、世界的なトップダンサーとファッション・広告業界のトップクリエイターによる「BALLET TheNewClassic」公演開催

 この夏、世界的なトップダンサーとファッション・広告業界のトップクリエイターによるクラシックバレエの新たなるステージ「BALLET The New Classic」公演が開催。

舞踊監修はK-Ballet Companyのプリンシパル、堀内將平さん、企画はAlexandre Magazineを主宰しているフォトグラファーの井上ユミコさん。中村祥子さん、飯島望未さんなどの世界で活躍するトップダンサーに加え、音楽監修はウィーン国立バレエ団の滝澤志野さん。演出もファッションショーの演出で知られる梅田亜希子さん、衣装は元バレエダンサーのデザイナー、幾左田千佳さんと異色のコラボレーションとなります。今まで見たことがないような、ファッショナブルで美しい公演になることでしょう。

チケットは土曜日よりローチケのプレリク抽選が始まったところです。

https://www.balletthenewclassic.com/

Main_20210510190301

 

2021年夏、開幕。
世界的一流ダンサーとファッション・広告業界のトップクリエイターによるクラシックバレエの新たなるステージ「BALLET The New Classic」

バレエの生まれは16世紀のイタリア宮廷。フランス、ロシアへと渡り富裕層や文化人のサポートのもと、数々の傑作が生み出されていった。
ハイカルチャーとして発展しながら美を追求していったバレエだが、その魅力は華やかな踊りだけではない。彫刻のように研ぎ澄まされた肉体、チャイコフスキーをはじめ有名作曲家達による音楽、歴史の中でそだってきた教養文化は、アート・ファッション・広告など、ジャンルを越え、多くの人を魅了するポテンシャルを秘めている。

BALLET TheNewClassicはそうしたバレエの可能性に注目し、『The New Classic=新しい定番』を見つけるために活動をはじめた。
プロジェクト第一弾として、4日間限りの舞台の開催が決定。出演者には世界のプリマバレリーナから、ファッション界でも活躍するダンサーまで、12名のスターダンサーがそろい、クラシックバレエの傑作を、音楽・衣装・ヘアメイク・照明・空間に至るまで、日本を代表するトップクリエイターのアレンジのもと色鮮やかに生まれ変わらせる。またCraig Davidsonをはじめとする新進の振付家たちの待望の新作や、BALLET TheNewClassicオリジナル作品も初披露。

この夏、舞台上では、過去と未来が交錯する。

 

Allet-thenewclassicr__0 

舞踊監修

堀内將平(K-BALLET COMPANY/プリンシパル)

音楽監修

滝澤志野(ウィーン国立バレエ団専属ピアニスト)

音楽

ピアノ演奏:滝澤志野(ウィーン国立バレエ団専属ピアニスト)
チェロ演奏:大島 奏

衣装デザイン

幾左田千佳(Chika Kisada)

メイクアップデザイン

鷲巣裕香

ヘア/香りデザイン

KENSHIN

総合演出

梅田亜希子(KuRoKo inc.)

アートディレクション

石井勇一(OTUA)

企画/主催

井上ユミコ(ALEXANDRE)

特別協力

DANSKIN , Chacott

後援

K-BALLET

プログラム/出演者

プログラム 出演者
『眠れる森の美女』より『ローズアダージョ』 女性ダンサー:後日発表
男性ダンサー4名
タイトル未定(新作) 佐々晴香(スウェーデン王立バレエ団プリンシパル)
モーメント イン タイム(新作) 菅野茉里奈(ベルリン国立バレエ団デミソリスト)
太田倫功(ボルドーオペラ団プルミエダンスール)
二山治雄
シェヘラザード 海老原由佳(ポーランド国立バレエ団プリンシパル)
堀内將平(Kバレエカンパニー プリンシパル)
Yours truly(新作) 飯島望未
吉山シャールルイ(ヒューストンバレエ団プリンシパル)
『ジゼル』2幕より抜粋 森田愛海(エストニア国立バレエ団プリンシパル)
男性ダンサー:後日発表
瀕死の白鳥 中村祥子
ライモンダ 12名総出演

公演日時

公演日 開演
2021/8/7(土) 18:30
2021/8/8(日) 13:30
18:30
2021/8/9(月・祝) 13:30
18:30
2021/8/10(火) 13:30
18:30

 

 

  • 上演時間2時間 休憩1回
  • 開場は開演の1時間前

会場

恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホール

 


The Garden Hall (ザ・ガーデンホール)

〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-2

〈チケット〉

全席指定(税込)

Front row ¥20,000

S ¥16,000

A ¥11,000

B ¥6,000

※A.B席は足元が見え辛い席となっております。ご了承の上ご購入ください。

※未就学児入場不可
※演出の都合により、開演時間に遅れますとお席のご案内ができない場合がございます。予めご了承ください。


〈チケット取り扱い〉

ローソンチケット 

最速先行
プレリクエスト1次抽選先行  : 2021年5月8日(土)12:00 - 5月17日(月)23:59

プレリクエスト2次抽選先行  : 2021年6月1日(火)12:00 - 6月7日(月)23:59

一般発売  : 2021年6月26日(土)

​チケットサイト

https://l-tike.com/play/balletthenewclassic/
(Lコード:31473)

2021/04/29

新国立劇場バレエ団【無観客ライブ配信(無料)】『コッペリア』5月2,4,5,8日

緊急事態宣言を受けて、新国立劇場バレエ公演『コッペリア』全公演中止となりましたが、全4キャストの公演を無観客で上演し、無料でライブ配信することが決定しました。
 
【日 時】
2021年 
5月2日(日)14:00   出演:米沢 唯(スワニルダ)/井澤 駿(フランツ中島駿野(コッぺリウス
5月4日(火・祝)14:00 出演:木村優里スワニルダ福岡雄大フランツ山本隆之コッぺリウス
5月5日(水・祝)14:00 出演:池田理沙子スワニルダ奥村康祐フランツ中島駿コッぺリウス
5月8日(土)14:00   出演:小野絢子スワニルダ渡邊峻郁フランツ山本隆之コッぺリウス
 
各日とも16:00頃終了予定(休憩1回含む)
 
【配信ページ】
・新国立劇場YouTube
・新国立劇場バレエ団Facebook

この機会にぜひ多くの皆様にフランスのエスプリ薫る、ローラン・プティの傑作『コッペリア』を観ていただきたいです。(見逃し配信はなしなのでリアルタイムで観ましょう)特に今回は、二人のコッペリウス、かつてフランツ役を演じていた元プリンシパルで現在は小野らぶるダンサー山本隆之さんと、抜擢された若手、中島駿野さんに注目です。
※バレエチャンネルでのリハーサル動画とレポート、インタビュー記事
今回の無観客ライブ配信につきまして、多くのお客様より有料でとのお声を頂いたとのことです。今回は、配信の準備期間が短いため、無料配信となったそうです。
 
新国立劇場では、3,000円からお申し込みいただけるインターネット小口寄附中止公演のチケット払い戻し金額の寄附を承っています。(いずれも税制上の優遇措置があります。)
 
 
【芸術監督からのメッセージ】  
_______________________                        
この度の『コッペリア』公演中止に際しまして、多くの方より温かいお言葉を頂戴し、有難うございます。
 
『コッペリア』全キャストの無料ライブ配信が決定致しました。
 
無観客になってしまったことはとても残念ですが、このような形で全国の皆さまにお届け出来ることを嬉しく思います
そして、コロナ禍で苦しんでおられる方がたくさんいる中、ダンサーたちがこうして舞台に立てるだけでも有り難く思います。
 
今回デビューのダンサーたちもおりますし、同じ作品、振付でもキャストが変わるとこんなにも違うのだということを楽しんで頂けると思いますので、どうぞご期待ください。
 
新国立劇場舞踊芸術監督 吉田 都
_______________________

2021/04/23

豪華ダンサーを迎えての堀内元 BALLET FUTURE 2021 7月17日メルパルクホール大阪にて開催

ニューヨーク・シティ・バレエ創始者ジョージ・バランシンより直接薫陶を受けた最後のプリンシパル(最高位)、現米国セントルイス・バレエ芸術監督 堀内元 が、バレエそしてダンサーの未来への扉を開く新シリーズ “バレエ・フューチャー” を始動します。

Ballet-future-2021jpg

今年は、いま最も注目を集めるジャズ・ピアニスト 桑原あいトリオ を迎え、堀内元バレエ・フューチャー2021をお贈りします。

世界に誇る日本のプリマ 米沢唯(新国立劇場バレエ団プリンシパル)、シャネルのビューティ・アンバサダーを務めるなど世界が注目する 飯島望未(元ヒューストン・バレエ プリンシパル)等、国内外の第一線で活躍、次代を担うダンサー達が集結!

最高峰のバレエ、ジャズ、そしてその二つが融合したバレエ×ジャズ。

観る音楽!踊るジャズ!をお楽しみください。

2021年717日(土) 開場17:00 開演17:45 メルパルクホール大阪

https://www.chacott-jp.com/news/stage/information/detail021464.html

磨き抜かれた芸術を見せてくれる、日本を代表するプリマ・バレリーナの米沢唯さんと、新国立劇場の若手ホープ、輝かしいテクニックを誇る速水渉悟さんによる「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」が観られるのが本当に楽しみです。また、K-Ballet Companyに入団することが決まった、ファッションリーダーとしても高い影響力を誇る飯島望未さんや、YouTubeの「ちあこちゃんねる」で大人気の本田千晃さんなど、海外で活躍するダンサーたちを見られるのもうれしいです。もちろん、50台を迎えた今も輝かしい技術を保ち、音楽性に優れた美しい作品を生み出す堀内元さんの至芸、桑原あいさんのジャズピアノとの共演も楽しみですね。

     Ballet-future-2021_bf2021_a4chirashi_ura

主催:BALLET FUTURE公演実行委員会 / オフィス・エイツー

協力:チャコット / セントルイス・バレエ / バレエスタジオミューズ / バランシントラスト

協賛:WAホールディングス

 

GEN HORIUCHI BALLET FUTURE 2021

芸術監督・出演:     

堀内元(セントルイス・バレエ芸術監督、元ニューヨーク・シティ・バレエ プリンシパル) 

出演(予定):    

米沢唯(新国立劇場バレエ団プリンシパル) / 飯島望未(元ヒューストン・バレエ プリンシパル) / 寺田亜沙子(新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト) / 木村綾乃(ワシントン・バレエ ソリスト) / 椿井愛実(前カナダ・ロイヤル・ウィニペグ・バレエ) / 本田千晃(スロバキア国立バレエ) / 西村奈恵(ノルウェー国立バレエ) / 岡田あんり(ハンガリー国立バレエ) / 桑田彩愛(バレエ・ケロウナ/カナダ) / 野田美月(シロンスカ歌劇場バレエ団/ポーランド) / 橋谷美香(バレエスタジオミューズ) / 藤原もえOpera Comică pentru Copii/ルーマニア) / 池田紗弥(バレエスタジオミューズ)

速水渉悟(新国立劇場バレエ団ソリスト) / 岡田兼宜(前米国ダズル・ダンスカンパニー) / 末原雅広(元ニューヨーク・シティ・バレエ ゲスト・アーティスト) / 上村崇人(セントルイス・バレエ ゲスト・アーティスト) / 高須佑治(前ロシアン・オリジナル・バレエシアター) / 栗野竜一(バレエスタジオミューズ) / 豊永太優(バレエスタジオミューズ) / 西田卓樹

桑原あいトリオ:

桑原あい(ピアノ) / 古木佳祐(ベース) / 山田玲(ドラム)   

演目(予定):

<第1部>

バレエ : 「Haydn Cello Concerto(振付:堀内元)/「Le Sentiment(振付:堀内元)/「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ(バランシントラスト上演許諾)(振付:ジョージ・バランシン)出演:米沢唯/速水渉悟

<第2部>

ジャズ : 「桑原あいトリオ演奏」

バレエ×ジャズ : Jazz à la française(振付:堀内元/音楽:クロード・ボリングより/演奏:桑原あいトリオ)出演:飯島望未/堀内元/ほか

※上演時間:約2時間(休憩含む)

 

スタッフ:

リハーサル・ディレクター:宗田静子

照明:三野学、松岡麻里(エムズ・グループ) / 音響:敷田秀樹、林亜紀子(ミクサージュ) /舞台監督:伊東昌彦、 渡邊志穂(M.S.U)

プロフィール:

堀内元 Gen Horiuchi

米国セントルイス・バレエ芸術監督、振付家。父堀内完のもと7歳からバレエを始める。1980年ローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞受賞。スクール・オブ・アメリカン・バレエに留学。82年、巨匠バランシンに認められ、ニューヨーク・シティ・バレエにアジア人初、日本人として今に至るまで唯一の入団者となる。その後アジア人初のプリンシパルに昇格。バランシンの愛弟子として数々のレパートリーを踊る。ミュージカルにも進出し、「ソング&ダンス」ブロードウェイオリジナルキャスト、「キャッツ」では世界3都市に出演した唯一のダンサー。長野オリンピック開会式振付。2000年セントルイス・バレエ芸術監督に就任。自ら舞台に立ちながら演出振付を手掛ける。米国で芸術監督に就いた日本人は初。ローザンヌ国際バレエコンクールで過去5回審査員を務め、近年は若い世代の育成にも力を注いでいる。15年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

 

桑原あい Ai Kuwabara

ジャズ・ピアニスト、作曲家。1991年生まれ。洗足学園高等学校音楽科ジャズピアノ専攻を卒業。これまでに10枚のアルバムをリリースし、JAZZ JAPAN AWARD 2013アルバム・オブ・ザ・イヤー、第26回ミュージック・ペンクラブ音楽賞、JAPAN TIMES上半期ベスト・アルバム(ジャズ部門)など受賞多数。またモントルー・ジャズ・フェスティバルや東京JAZZ、アメリカ⻄海岸ツアーなど国内外を問わずライブ活動を精力的に行う。その他テレビ朝日系報道番組「サタデーステーション」「サンデーステーション」のオープニングテーマ、J-WAVESTEP ONE」のオープニングテーマなどその活動は多岐にわたる。20188月発売のユニバーサル移籍後初となるオリジナルアルバム『To The End Of This World』がCDショップ大賞を受賞、また世界的プレイヤーであるスティーヴ・ガッド、ウィル・リーとのトリオで2 枚のリーダーアルバムをリリースするなど、今もっとも注目を集めるジャズ・ピアニスト。20198月に全編ディズニー楽曲のカバー・アルバム『My First Disney Jazz』をWalt Disney Recordsよりリリースし、20214月にキャリア初となるソロピアノアルバム『Opera』をリリースした。

公式サイトhttp://aikuwabara.com/

 

チケット:S席7,500円、A6,000円、SS9,000円(税込)※未就学児入場不可

一般発売:2021年58日(土)(予定)

発売所:○チケットぴあ                 0570-02-9999Pコード:公演ページご参照]、https://t.pia.jp

                                      セブン-イレブン店頭マルチコピー機でも直接購入可

        ○ローソンチケット               https://l-tike.comLコード:公演ページご参照]

                    ローソン、ミニストップ店頭Loppiでも直接購入可

        ○イープラス                  https://eplus.jp、ファミリーマート店内Famiポートでも直接購入可

お問い合わせ:キョードーインフォメーション0570-200-888(平日・土曜11:0016:00)

«熊川哲也『カルミナ・ブラーナ』2021 特別収録版がオンライン限定で4月27日まで配信中