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2018/05/22

7/28 「バレエ・アステラス2018」の出演者決定

海外で活躍する若手日本人バレエダンサーを招いたガラ公演、「バレエ・アステラス」の出演者が発表されています。

http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/performance/28_012363.html

バレエ・アステラス 2018~海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて~

日時
2018年7月28日(土)15:00開演予定

会場
新国立劇場 オペラパレス


<海外で活躍する日本人バレエダンサー>
特別ゲスト

高田 茜 & 平野亮一(英国ロイヤル・バレエ)
演目未定(決定次第発表)
 

<公募により選ばれたダンサー(五十音順)>

相澤優美 (ジュネーヴ大劇場バレエ団) with ヴラディミール・イポリトフ(ジュネーヴ・ダンス・イベント)
『End of Eternity』
 振付:S. リヴァ

アクリ瑠嘉 with マヤラ・マグリ(英国ロイヤル・バレエ)
『ロメオとジュリエット』より バルコニーのパ・ド・ドゥ
 振付:K.マクミラン


伊勢田由香 (ペンシルベニア・バレエ) with エドガー・チャン(フリー/元バレエカルメン・ロッチェ)
『海賊』より 寝室のパ・ド・ドゥ
 振付:A. コレーラ


小笠原由紀 with ルスラン・サブデノフ (トゥールーズ・キャピトル・バレエ団)
『ノクターン』
 振付:A. ミロシニシェンコ


千野円句 with スタニスラヴァ・ポストノーヴァ(ボリショイ劇場バレエ)
『ジゼル』第2幕より パ・ド・ドゥ
 振付:J. コラーリ/J. ペロー/M. プティパ


水谷実喜 with ツーチャオ・チョウ(バーミンガム・ロイヤル・バレエ)
『サタネラ』のパ・ド・ドゥ
 振付:M. プティパ


宮田彩未 with ジョセフ・テイラー(ノーザン・バレエ)
『夏の夜の夢』第2幕より パ・ド・ドゥ
 振付:D. ニクソン


<新国立劇場バレエ団>
米沢 唯 & 奥村康祐
『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』
 振付:G. バランシン


<ミラノ・スカラ座バレエ・アカデミー生>

『エスメラルダ』より ヴァリエーション 
 原振付:M. プティパ

『ジムノペディ』
 振付:R. プティ
 ピアノ演奏:マルコ・パデルニ


<新国立劇場バレエ研修所>
第14期・ 15期研修生、予科生

『シンフォニエッタ』
 振付:牧 阿佐美

***********
今年は、ロイヤル・バレエの日本人プリンシパル、高田茜さんと平野亮一さんが出演するという贅沢な趣向。どんな演目を踊るのか、楽しみです。

また、モスクワ国際バレエコンクールのジュニア部門で金賞に輝いた千野円句さんが、ボリショイ・バレエの同僚で、Instagramのruby.tearとして有名な若手スタニスラヴァ・ポストノーヴァと「ジゼル」で共演するのも見逃せません。現在開催中のバーミンガムロイヤル・バレエの来日公演のうち、兵庫公演で主演した水谷実喜さんも楽しみです。

われらが新国立劇場バレエ団のプリンシパルペア、米沢唯さんと奥村康祐さんが、得意中の得意である「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」を踊ってくれるのもうれしい限りです。また、普段なかなか観られない、海外で活躍する日本人ダンサーの踊りを観られて、新しい発見ができるというのも楽しみの一つです。

2018/05/19

NHKバレエの饗宴2018,5月20日放映/プレミアムシアターでマリインスキー・バレエ「バフチサライの泉」放映

年に1度、バレエ界の豪華キャストがNHKホールに集結する「NHKバレエの饗宴」。
https://www.nhk-p.co.jp/ballet/

今年も華やかなステージが繰り広げられました。私も観に行ったのですが、ここでしか観られない新作もあったり、ガラ公演ではあるものの一つ一つの作品をしっかり見せてくれる、見ごたえたっぷりの公演です。

5月20日(日)Eテレ「クラシック音楽館」で放送されます。 午後9:00~11:30
http://www4.nhk.or.jp/ongakukan/


1.「くるみ割り人形」第2幕から
出 演 : 新国立劇場バレエ団
振 付 : ウエイン・イーグリング
音 楽 : チャイコフスキー

2. Chimaira/キマイラ
出 演 : 平山素子 小㞍健太 鈴木竜 堀田千晶
振 付 : 平山素子
音 楽 : デュティユー

3. Flowers of the Forest
出 演 : 吉田 都 マティアス・ディングマン(バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 プリンシパル) スターダンサーズ・バレエ団
振 付 : デヴィッド・ビントレー
音 楽 : アーノルド/ブリテン

4.「ラ・バヤデール」から「影の王国」
出 演 : 東京バレエ団
振 付 : ナタリア・マカロワ(M.プティパ版による)
音 楽 : ミンクス

(1~4 すべて)
管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団
指 揮 : 井田勝大


中でも、デヴィッド・ビントレー振付作品で、昨年のスターダンサーズ・バレエ団のガラ公演でも上演された「Flowers of the Forest」は、吉田 都さんとマティアス・ディングマンをゲストに迎え、スターダンサーズ・バレエ団が今大変充実したバレエ団であることを見せてくれた、素晴らしい上演でした。戦争で斃れた人々を追悼する一方で、生き生きとした踊りも観られる、とても良い作品でした。

また、平山素子さんがこの公演のために振付けた新作「Chimaira/キマイラ」は、小㞍健太さん、鈴木竜さんなど気鋭の優れた踊り手を迎え、とてもユニークでオリジナリティにあふれた刺激的な作品でした。

Photo_setohidemi0523
(c)瀬戸秀美​


同じ5月20日(日)の深夜、NHK-BSのプレミアムシアターでは、
http://www4.nhk.or.jp/premium/

マリインスキー・バレエ「バフチサライの泉」
エトワール・ガラ2016
【再放送】 

の放映があります。「バフチサライの泉」は、ロシア・バレエの名作でありながら市販映像では発売されていない作品なので、とても貴重な機会です。

5月21日(月)【5月20日深夜(日)深夜】午前0時00分~午前3時55分

◇マリインスキー・バレエ「バフチサライの泉」(0:03:00~1:56:30)
<演 目>
バレエ「バフチサライの泉」(全4幕)
振付:ロスチスラフ・ザハロフ
音楽:ボリス・アサフィエフ

<出 演>
アダム公爵:アンドレイ・ヤコブレフ
マリア:アナスタシア・マトヴィエンコ
ヴァーツラフ:ザンダー・パリッシュ
ギレイ:ロマン・ベルヤコフ
ザレマ:ヴィクトリア・テリョーシキナ
ヌラリ:グリゴーリ・ポポフ ほか
マリインスキー・バレエ団

<管弦楽>マリインスキー劇場管弦楽団
<指 揮>ボリス・グルージン

収録:2017年5月27・28日 マリインスキー劇場(サンクトペテルブルク)

◇エトワール・ガラ2016【再放送】(1:59:00~3:55:00)
<演 目>
1.「ラ・シルフィード」から
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル
音楽:ヘルマン・レーヴェンショルド

<出 演>
レオノール・ボラック
ジェルマン・ルーヴェ

2.「ランデブー」
振付:ローラン・プティ
音楽:ジョゼフ・コスマ

<出 演>
アマンディーヌ・アルビッソン
​バンジャマン・ペッシュ

3.「See」<日本初演>
振付:大石裕香
音楽:アルヴォ・ペルト

<出 演>
シルヴィア・アッツォーニ
​アレクサンドル・リアブコ

4.「ロメオとジュリエット」
第1幕から「マドリガル」
「バルコニーのパ・ド・ドゥ」
第3幕から「寝室のパ・ド・ドゥ」

振付:ルドルフ・ヌレエフ
音楽:プロコフィエフ

<出 演>
レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ(マドリガル)
​ドロテ・ジルベール、ユーゴ・マルシャン(バルコニーのパ・ド・ドゥ)
アマンディーヌ・アルビッソン、マチュー・ガニオ(寝室のパ・ド・ドゥ)

5.「病める薔薇(ばら)」から
振付:ローラン・プティ
音楽:マーラー

<出 演>
エレオノラ・アバニャート
​オードリック・ベザール

6.「人魚姫」第1幕から パ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:レーラ・アウエルバッハ

<出 演>
シルヴィア・アッツォーニ
​アレクサンドル・リアブコ

7.「それでも地球は回る」<女性版世界初演>
振付:ジョルジオ・マンチーニ
音楽:ヴィヴァルディ

<出 演>
アマンディーヌ・アルビッソン

8.「With a Chance of Rain」から<日本初演>
振付:リアム・スカーレット
音楽:ラフマニノフ

<出 演>
ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ
ローラ・エケ、オードリック・ベザール
ピアノ:久山亮子

9.「ル・パルク」から「解放のパ・ド・ドゥ」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ
音楽:モーツァルト

<出 演>
エレオノラ・アバニャート
バンジャマン・ペッシュ

収録:2016年8月5・6日 Bunkamuraオーチャードホール

**********
なお、6月18日(月)のプレミアムシアターでは、大きな話題を呼んだ、イングリッシュ・ナショナル・バレエの「ジゼル」(アクラム・カーン振付)が放映されます。
これは決して見逃せませんね。

6月18日(月)【6月17日深夜(日)深夜】午前0時00分~

イングリッシュ・ナショナル・バレエ「ジゼル」
【5.1サラウンド】
◇ドキュメンタリー
「イングリッシュ・ナショナル・バレエ in パリ」(2016年 制作)
◇モナコ公国モンテカルロ・バレエ「ル・ソンジュ~夢~
」【再放送】


イングリッシュ・ナショナル・バレエ「ジゼル」
<演 目>
バレエ「ジゼル」(全2幕)
振付:アクラム・カーン
音楽:アドルフ・アダン
ヴィンチェンツォ・ラマニャ

<出 演>
ジゼル:タマラ・ロホ
アルブレヒト:ジェームズ・ストリーター ほか
イングリッシュ・ナショナル・バレエ団

<管弦楽>イングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニック
<指 揮>ギャヴィン・サザーランド

収録:2017年10月25・28日 リバプール・エンパイア劇場(イギリス)

◇ドキュメンタリー
「イングリッシュ・ナショナル・バレエ in パリ」(2016年 制作)
<出 演>
タマラ・ロホ
アリーナ・コジョカル ほか

◇モナコ公国モンテカルロ・バレエ「ル・ソンジュ~夢~」
<演 目>
バレエ「ル・ソンジュ」(全2幕)
振付・演出:ジャン・クリストフ・マイヨー
音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
ダニエル・テルッジ
ベルトラン・マイヨー

<出 演>
妖精の女王ティターニア:ベルニス・コピエテルス
妖精の王オベロン:ジェローム・マルシャン
妖精パック:ジェローン・ヴェルブルジャン
小姓:アンハラ・バジェステロス
アマゾンの女王ヒッポリータ:サラ・ジェーン・メドレー
アテネ公爵シーシアス:ジャンス・ウェーバー
ハーミアの父イージアス:シリル・ブレアン
ヘレナ:エープリル・バール
ハーミア:ナタリー・ヌードヴィスト
ディミトリアス:アシエ・ウリアゼレカ
ライサンダー:ジュリアン・バンシオン ほか
モナコ公国モンテカルロ・バレエ団

収録:2008年12月12日 スタジオ収録

2018/05/17

VOGUE JAPAN5月号ダンサー特集の記事(リアブコ、ポルーニン)がWeb版に

VOGUE JAPAN 2018年5月号のダンサー特集に掲載された記事のうち、

アレクサンドル・リアブコ(ハンブルク・バレエ)のインタビュー記事(2月の来日公演の時に取材と撮影)
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2018-05-15


セルゲイ・ポルーニンについての記事
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/culture/2018-05-14

がVOGUE JAPANのWeb版にも掲載されました。本誌を買いそびれた方は、ぜひこちらをお読みください。リアブコの写真は、井上ユミコさん撮影です。

VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン) 2018年 05月号VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン) 2018年 05月号
Condé Nast Japan (コンデナスト・ジャパン) VOGUE JAPAN編集部

コンデナスト・ジャパン 2018-03-28
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2018/05/16

「吉田都×堀内元 Ballet for the Future 2018」大阪・新潟・仙台公演開催決定

世界最高峰のバレエ団で日本人として男女それぞれ初めてのプリンシパル(最高位)となり、“世界の至宝”と称される吉田都、世界的ダンサー・振付家・芸術監督として常に“世界へのパイオニア”であり続ける堀内元

「吉田都×堀内元 Ballet for the Future 2018」公演は、二人のバレエ・レジェンドの踊りと貴重な経験を次代に継承するとともに、バレエの魅力をさらに多くの方に伝えるために、企画されたものです。2015年にスタートし今年で4年目を迎えます。

http://www.chacott-jp.com/j/topics/detail4813

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毎年多くの要望が寄せられ、今年は、大阪、新潟、仙台での開催が決定しました。
今年は、世界中からスターダンサーが集まるアメリカン・バレエ・シアター(ABT)で主演を果し、現在は、ヒューストン・バレエのプリンシパルとして活躍、本年度のローザンヌ国際バレエコンクールの審査員も務めた加治屋百合子をゲストに迎えます。

上演される演目は、プロジェクトの集大成ベスト盤的構成で、堀内元が芸術監督を務めるセントルイス・バレエで大喝采を浴びてきたヒット作品ばかり。吉田都は、気品と美しさの極み古典バレエの集大成的傑作「ライモンダ」を、堀内元は、アメリカンテイスト満載で躍動感あふれる自身の代表作の一つ「La Vie」を、それぞれが最高のパートナーを迎え、国内外で活躍する気鋭のダンサー達とともに創り上げます。

また、20世紀最大の振付家で絶大な人気を誇るバランシンの作品など、古典から最先端のバレエまで、バレエの素晴らしさ、美しさ、楽しさ…そして、バレエへの愛がぎっしり詰まった“夢の舞台”を豪華メンバーでお届けします。

満場の劇場が踊る喜び・観る歓びにあふれ、至福に満たされた感動の舞台。過去、舞踊評論家より年間ベスト5公演にも選出された必見の公演。高みを極めたダンサーの踊りは、バレエファンを魅了するだけではなく、バレエを学ぶ方には最高の学びにもなるでしょう。二人がすべての方へお贈りする“次代へのメッセージ”です。


●出演(予定)

特別出演: 吉田都(元英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)

芸術監督・特別出演: 堀内元(セントルイス・バレエ芸術監督、元ニューヨーク・シティ・バレエ プリンシパル)

ゲスト: 加治屋百合子(ヒューストン・バレエ プリンシパル)

出演: 寺田亜沙子(新国立劇場バレエ団 ファースト・ソリスト)
森ティファニー(セントルイス・バレエ)
木村綾乃(ワシントン・バレエ ソリスト)

福岡雄大(新国立劇場バレエ団 プリンシパル)
岡田兼宜(元アメリカ・ダズルダンスカンパニー)
末原雅広(スクール・オブ・アメリカンバレエ出身)
上村崇人(元セントルイス・バレエ)

      *

荒井茜/今井沙耶(法村友井バレエ団)/佐々木夢奈(佐々木美智子バレエ団)/髙瀬海帆/
武田恵実(元ヒューストン・バレエ)/立川透子(ルセ国立バレエ団)/細井佑季/山本芽美(ルーマニア
国立オペラ劇場)/吉村菜奈子(ステップ・ワークス バレエ)//大西慎哉(法村友井バレエ団)/栗野竜一
/高須佑治/豊永太優/樋口響(新国立劇場バレエ団)/矢木一帆//ほか、国内外で活躍する気鋭の
ダンサー達(女性//男性//50音順)

<大阪公演> 8月21日(火) 開場17:45 開演18:30 NHK大阪ホール
  主催:チャコット
  お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200- 888(10:00〜18:00)

<新潟公演> 8月23日(木) 開場17:45 開演18:30 新潟県民会館
  主催:新潟日報社/チャコット
  お問い合わせ:サンライズプロモーション北陸 025-246- 3939 (平日11:00〜18:00・土曜日10:00〜17:00)

<仙台公演> 8月27日(月) 開場17:45 開演18:30 仙台銀行ホール イズミティ21
  主催:チャコット/TBC東北放送   協力:河北新報社
   お問い合わせ:TBC東北放送事業部 022-714- 1022(平日9:30〜17:30)


●演目(予定/上演順ではありません)

「ライモンダ」第3幕(結婚の祝宴)より 原振付:マリウス・プティパ 音楽:A.グラズノフ 主な出演:吉田都、福岡雄大、ほか
「La Vie」   振付:堀内元 音楽:クロード・ボリング 主な出演:加治屋百合子、堀内元、寺田亜沙子、岡田兼宜、ほか

「Bloom」 振付:ブライアン・イーノス 音楽:ジョビー・タルボット
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 振付:ジョージ・バランシン 音楽:P.チャイコフスキー
「Valse Fantaisie」 振付:ジョージ・バランシン 音楽:ミハイル・グリンカ

※上演時間:約2時間(休憩含む)/音楽:録音音源

●チケット発売情報
一般発売:2018年6月2日(土)
各種先行販売実施!詳細は、公式 webサイト  BFF チャコット  検索
(公式サイトでは先行発売が始まっています。座席選択不可)

<大阪公演>
8月21日(火) 開場17:45 開演18:30 NHK大阪ホール S席\9,300/A席\7,800/B席\6,300(税込)

お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200- 888(10:00〜18:00)

<新潟公演>
8月23日(木) 開場17:45 開演18:30 新潟県民会館 S席\9,300/A席\7,300/B席\5,300(税込)

お問い合わせ:サンライズプロモーション北陸 025-246- 3939(平日11:00〜18:00・土曜日10:00〜17:00)

<仙台公演>
8月27日(月) 開場17:45 開演18:30 仙台銀行ホール イズミティ21  S席\9,300/A席\7,300/B席\5,300(税込)

お問い合わせ:TBC東北放送事業部 022-714- 1022(平日9:30〜17:30)

協力:ブルーミングエージェンシー/オフィス・エイツー/バレエスタジオ ミューズ/セントルイス・バレエ/株式会社ビデオ

企画・制作:チャコット 公式 webサイト:  BFF チャコット 検索

**********
2015年にスタートし、今回で4年目を迎えた、好評の企画「吉田都×堀内元 Ballet for the Future」、吉田都さん、堀内元さんというバレエ界に輝くレジェンドによるこの公演は、なかなか観られない貴重な演目を、この二人以外にも一流のダンサーを加えて上演する、とても志の高い素敵な公演です。

今回は東京公演がないのが残念ですが、この素晴らしい企画を地方でご覧いただけるのは非常に貴重な機会。多くの方にぜひ観ていただきたいです。昨年の吉田都さんの「ライモンダ」はまさに名演で、ロイヤルで踊っていた時よりもさらに磨き抜かれて高みに到達した、この上なく美しく煌めくクラシック・バレエの極致でした。東京からでも遠征してでも観る価値があると言えます。うー観たい!

2018/05/15

【参加者募集】湯浅永麻 ・小㞍健太さいたまダンス・ラボラトリvol.1(2018)夏期集中ワークショップ

彩の国さいたま芸術劇場では、2018年度シーズンからダンス表現の探求と作品創作を目的とする「さいたまダンス・ラボラトリ」プロジェクトを開始します。

http://www.saf.or.jp/information/detail/747

第一弾は8月1日からの10日間、1日6時間の集中ワークショップで始まります。本プロジェクトをリードする講師/ナビゲーターはダンサー・振付家として世界を舞台に活躍する小㞍健太湯浅永麻

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小㞍健太(C)Joris-Jan Bos

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湯浅永麻(C)柘植伊佐夫

イリ・キリアン、マッツ・エック、オハッド・ナハリン、クリスタル・パイトなど世界のダンスシーンを牽引してきた名だたる振付家の作品にダンサーとして関わってきた二人は、近年振付家としても意欲的に創作に挑戦しています。

このラボラトリは二人がナビゲーターとして皆さまと共にダンス・身体表現を巡る多様な試みにトライし作品を創ってゆく場です。最終日には公開リハーサルも予定しています。

新たなプロジェクトの第一歩を共に踏み出す意欲のあるダンサー/アーティストの皆さまの応募をお待ちしています!

<ワークショップに向けて>
湯浅永麻 Ema Yuasa
ダンサー同士と触れ合いながらインプロビゼーションをしていき、お互いをしっかりと聴きながら、体を預けて動きを作っていきます。一人一人の違いや特性を見つけて、それらを共有して自分の中に取り込み消化して新しい自分の動きを作って行く。個人としての自分と、他者と対峙した時、団体の中での自分がどう変化していくか、お互いに与え、与えられる影響を敏感に感じ取って、そこでしか生まれない化学反応をシェアして皆さんと一緒に作っていけたらと思っています。
 
小㞍健太 Kenta Kojiri
今でも私自身を動かし表現を求めてしまう根源は、世界的な振付家の作品を踊ることで身体と感覚の限界を乗り越えてきたスリリングな実体験です。 振付家によって要求されることは異なるため、一つで括れないコンテンポラリーダンスだからこそ若い世代に「踊り継がれ洗練された振り付け、テクニック、そしてアイディアを学ぶ」ことはとても大切で次につながる糧になると思います。またレパートリーの応用として振り付けやアイデアから各々が創造して動きを作り出すムーブメントリサーチに挑戦し、レパートリーとリサーチという2つの方向からダンスと向き合う機会を作りたいと思います。

【日程】2018年8月1日(水)〜8月11日(土・祝)
   ※休講日8/6(月) 
   ※ 8/11(土・祝)公開リハーサル

【時間】13:00~19:00 
<タイムスケジュール&プログラム>
①13:00〜14:00(60分)ウォームアップ&テクニッククラス 講師:湯浅永麻 ・小㞍健太
②14:15〜16:15(120分)湯浅永麻によるアトリエクラス(インプロビゼーション/クリエーションワーク)
③17:00〜19:00(120分)小㞍健太によるアトリエクラス(イリ・キリアン レパートリー/ムーブメントリサーチ )

<8月11日(土・祝) 公開リハーサル> 16:30 開始 (17:45 終了予定)
①イリ・キリアン レパートリー
②アトリエクラス成果発表
③『Breakaway』より抜粋 (振付・出演:湯浅永麻、小㞍健太)
④ ポストトーク


【会場】 彩の国さいたま芸術劇場 大稽古場

【参加費】25,000円     

【定員】20名

【対象】15歳以上35歳未満のダンス経験者・中級以上
    ※原則、全日程参加できる方
    ※対象外の年齢の方は相談可、ダンスのジャンルは特に問いません。
(申し込み方法詳細は、こちらまで)


【お問合せ】彩の国さいたま芸術劇場(舞踊担当)

      Tel.048-858-5506 Mail.workshop@saf.or.jp

C
湯浅永麻(C)遠藤龍

二人は、NDTなど海外で活躍し、日本のコンテンポラリーダンスを代表する存在です。ユニットOptoで活動するほか、小㞍健太さんは今週末に放映されるNHKバレエの饗宴2018で平山素子さんの「キマイラ」に出演したり、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導など多岐にわたり精力的に活動しています。湯浅永麻さんは、最近ではシディ・ラルビ・シェルカウイ率いるEASTMANにも所属し作品に出演するほか、向井山朋子さんとのコラボレーション「HOME」や、建築家田根剛、デザイナー廣川玉枝とコラボレーションした『enchaîne』など、精力的な活動を行っています。

世界の最前線で活躍する小㞍さん、湯浅さんのワークショップに参加できるのは貴重な機会です。また、最終日 8/11には公開リハーサルもあるので、こちらは参加しない方も観られる予定です。

2018/05/11

ウィーン国立バレエ団来日公演、マニュエル・ルグリとキミン・キム「海賊」公開リハーサル

ウィーン国立バレエ団の来日公演が5月9日に開幕しました。

http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/

9日、10日に開催された「ヌレエフ・ガラ」は、ウィーン国立バレエの今を伝える、バラエティに富んだ演目で、ダンサーたちの魅力を見せてくれました。ガラと言ってもアンサンブルある作品が多くカーテンコールに登場したダンサーの数も多くて、総出演といった力の入ったものでした。

エノ・ペチ、アンドレアス・ルカーチという現役の団員、プロイエット、クルーグ、リアンなど新進・中堅振付家、さらにノイマイヤー、ファン=マネン、エイフマンと巨匠、そしてプティ、マクミラン、バランシンという20世紀作品まで、非常に幅広く、魅力的な作品ばかりでした。

さらには「ライモンダ」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」とヌレエフ作品の抜粋集「ヌレエフ・セレブレーション」、バランシンにマクミラン、そしてルグリ自身も「シルヴィア」「ランデヴー」の名演を見せてくれるという、何とも贅沢な趣向。3時間を超える上演時間でしたが少しも飽きず、ルグリが育てた才能たちを堪能しました。

さて、5月7日には、マニュエル・ルグリとキミン・キム「海賊」の公開リハーサルが開催されました。
(こちらも、写真撮影はVOGUEでお馴染みの井上ユミコさんです。無断転載禁止)

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(c)Yumiko Inoue

前日夜に到着したというキミン・キムですが、疲れはほとんど見せませんでした。この時点では、まだほとんどの団員が来日していなかったので、ルグリが、ランケデム、ビルバント、さらにメドーラ役までも演じてみせ、しっかりと踊ってのリハーサルとなりました。

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(c)Yumiko Inoue

3月末(1か月前)にキミンはウィーン国立バレエで3日間だけリハーサルを行いました。ルグリ曰く、彼はとても頭が良いとのことで、この3日間ですべての振付を覚えて、まるで機械のように正確だったとのことです。1か月経ってもしっかり覚えていたそうです。現役で踊っているルグリなので、立ち居振る舞いはエレガントで身体はしなやかに良く動き、教えもとても熱く、そして丁寧です。

主にコンラッドとビルバントの対決シーン、終盤のランケデムにさらわれたメドーラをコンラッドが助け出すシーン、そして砂浜に打ち上げられたコンラッドとメドーラとのラストシーンのリハーサルが行われました。ルグリが言う通り、キミンも動きはエレガントで、手足が長く、跳躍はダイナミックで、流石の大器ぶりです。ルグリの教えをしっかりと吸収して、やり直すたびに表現が良くなっていきます。

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(c)Yumiko Inoue

リハーサルで、しかも本役のダンサーではなくルグリがメドーラ役を演じているのに、コンラッドとメドーラのやり取りには愛が感じられて思わず見入ってしまいました。ルグリから若いキミンへと、伝統が受け継がれていく瞬間を目撃した思いです。

ルグリの薫陶を受けたダンサーたちが、こうやって育っていって花開いていくんだな、と暖かい師弟愛を目撃して感慨にふけりました。

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(c)Yumiko Inoue

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(c)Yumiko Inoue

最後には、キミンは軸のしっかりしたエレガントでしなやかなピルエットや華麗な跳躍も見せてくれました。
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(c)Yumiko Inoue


5月12日(土)のキミン・キムが出演する「海賊」公演、まだチケットは購入可能です。パリ・オペラ座、ABTなど世界中のカンパニーから引っ張りだこの、ライジング・スターの踊りをぜひ目撃してください。

公演概要・チケット
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/ticket.html

ウィーン国立バレエ「海賊」振付:マニュエル・ルグリ [Blu-ray]ウィーン国立バレエ「海賊」振付:マニュエル・ルグリ [Blu-ray]

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2018/05/10

ウィーン国立バレエ来日公演、マニュエル・ルグリ記者懇談会

ウィーン国立バレエ来日公演の開幕に先立ち、マニュエル・ルグリの記者懇談会と、ルグリとキミン・キムの「海賊」公開リハーサルが開催されました。

順番としては、公開リハーサルが終わった後に、記者懇談会があったのですが、まずは、マニュエル・ルグリの記者懇談会のレポートを先にします。

※写真は、井上ユミコさんに撮影していただきました。無断転載はお断りします。

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(写真 (c)Yumiko Inoue)

稽古着からスーツに着替えて、さっそうとした姿のルグリが登場しました。前日に来日したとのことですが、長旅の疲れはうかがえません。

「私のバレエ団と共に、一緒に日本に来ることができたことを喜ばしく思います。皆さまに初めて観ていただく演目があるということで本当に幸せに感じています。長々と私が演目についてお話するよりも、皆さまからのご質問にお答えしたいと思います」

音楽的センスもあって頭も良い、サポートも上手いキミン・キム

ルグリさんから見て、キミン・キムさんの魅力とは?

「今回「海賊」のゲストに誰を連れて行くかを考えた時に、もう一人候補がいたのですが、最終的にキムさんを選んだ理由は、私にとってはやはりマリインスキーのようなところで経験を積んできて、すべてのレパートリーに関して知識、経験があり、高い教育を既に受けている人、ということで最終的に彼に決めました。私にとっても彼にとっても今回は大きなチャレンジになります。一緒にリハーサルをしてみて、とても気持ちのいい方だと思いました。音楽的センスもあって頭も非常によくて、女性をサポートすることも完璧にできていて、とても期待しています

「ルグリ版『海賊』には難しい点があります。私のカンパニーのダンサー全員にも要求したことなのですが、ストーリーを語る演技の部分を、ただ踊りのテクニックだけではなくきちっと表現してもらいたいということです。
具体的には、私は海賊を振付けた時に調査をして、この作品は歴史的にも改訂を重ねてきていますが、ストーリーがよくわからないと思ったのです。そこで私はこの作品を3つの愛の物語として仕立てました。メドーラを中心とする男女の愛の物語、そしてパシャもラブストーリーの中心人物として登場します。それからビルバントとズルメアの物語もストーリーに展開させていきます。このようにいくつかの人間の物語の中に主役二人が絡んできますので、キムさんの対応力、それをどうやってまとめ上げていくかという部分も問われるつくりになっています」


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(写真 (c)Yumiko Inoue)


ヌレエフ・ガラについて教えてください

「大筋については皆さまもご存じだと思いますが、改めて特徴的なことをお話します。私が2010年にウィーン国立バレエの芸術監督に就任した時に、私がやったという特徴のあることを行いたいという考えがありました。シーズンの最後を飾るガラ公演のために考案したものです。魅力のある人物を象徴するようなものをやりたくて、ヌレエフだったらウィーンでは知らない人はいません。ヌレエフはウィーンでダンサーとして大きな成功を収めており、彼しかいないだろうと思いました。ガラ公演は必ずしも成功するとは限りませんが、幸いにも、このガラはとても好評となり、必ずソールド・アウトとなります。今年はヌレエフ生誕80周年でもあるので、日本でもやってみようと思いました」

「ヌレエフの作品も素晴らしいのですが、もう一つ大事なコンセプトとして、新しい世代の振付家を紹介する機会にしたいと思い、バレエ団に所属する2人の若手振付家の作品をその中に入れて、旧来の作品と混然一体となった面白さを見せたいと考えています。ヌレエフはたくさんの作品を振付けており、日本の方はヌレエフ版「ドン・キホーテ」などを好きになっていただきファンも多いのです。ヌレエフの作品を受け入れる土壌は十分あると信じていました。ヌレエフ・セレブレーションの踊りのコレクションについては、まず少しキャラクターが強いものを見せたいと思って、スペインの踊りや、サラセン人の踊りなどキャラクターダンスを入れました。また有名なヴァリエーションですが、これはダンサーにとっては超絶技巧中の超絶技巧というコレクションになっています」

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(写真 (c)Yumiko Inoue)


キム・キミンさんにヌレエフの作品を踊ってもらうとしたらどのような作品が良いと考えていますか?

「ヌレエフ版の作品というのは、ヌレエフの人となりを直接知らない人にとっては、挑戦するのに難しい部分があります。キミンさんはとても頭が良くて、私が「ライモンダ」を踊ってみたらどうかという提案をしたのですが、「まだ自分には難しいと思う」と断られたのです。自分がいま踊りたい、踊れる作品を、自分自身でしっかり判断している人だと思いました。彼はパリ・オペラ座で「ラ・バヤデール」をすでに踊っているので、ヌレエフの作品を踊る能力は非常に高く強いものを持っていると思っています。

私の考えを付け加えると、たとえばキューバ国立バレエの「ドン・キホーテ」は世界的に非常に有名ですが、私がそれを踊ってくれないかと言われても、断ると思うのです。キューバにはキューバの演出を非常によくわかっている、私の何倍も踊れるダンサーがいるからです。そのような理由で、単純に、ただ単にテクニックというのではなく、その意図している、その作品が醸し出そうとしているものは何なのかを肌身で感じて、理解できるものでないと、真の意味での偉大なダンサーにはなれないと思います。キムさんが今、自分にしっくりこない作品を踊れと言われてもおそらく踊らないでしょうし、私も彼が自分にしっくりこないなと思いながら、無理をするような作品を勧めるようなことはしません」


クラシックのレパートリーは守られて生き残っていくべき

世界的にクラシック・バレエをレパートリーとするバレエ団が少なくなっていますが、ウィーン国立バレエの来シーズンのレパートリーはルグリさんの新作「シルヴィア」を始めバランスのとれたものになっています。ルグリさんはダンスクラシックはどのように生き残っていくとお考えですか?

「クラシックのレパートリーは守られて生き残っていくべきだと私は考えています。守っていかなければならないと思います。私自身は、従来のクラシックバレエのレパートリーをいい形で伝えて行くために大変な時間とエネルギーをかけて、ウィーンにおいて仕事をしています。その意味で私の「海賊」の成功はとても大きな励みになっております。私自身が振付を行う場合、コンテンポラリーをやるのか、と問われたらやらないと思います。やはり私の芯にあるのはクラシックなので、現代作品へと傾いていくことはありません。その結果どのような観客の反応があるのかということを見れば、今そういった傾向でコンテンポラリーをやる比率が世界的に大きくなっている中でも、やはり私はお客様が本当に求めているのは、むしろきちんと作られたクラシックの作品で、このような作品への要望の方が実は大きいのではないかと思っています。流れとしてそういう作品を作るための努力というものが軽視されているのは、私は残念に思っています。この姿勢自体を私自身がこの先変えて行くことはございません」

「ただ誤解してはいけないのは、コンテンポラリーの作品にバリアーを設けてはいけない、受け入れて行かなければならないということです。たとえばピナ・バウシュが振付けた作品の初演の密度を、こちらでやってみようか、という時に、例えばオペラ座に移した場合には、やはりオリジナルのプロダクションとは違うリスクを背負っていなければならないと思います。そういったことのすべてを鑑みて、やはりテイストがあり、そこにパッションを傾けた形で作られたものを舞台に上げて行く必要があると思います」

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(写真 (c)Yumiko Inoue)


「ダンサー」「芸術監督」「振付家」「教師」という4つの柱

2020年にルグリさんは退任されますが、この任期までにやっておきたい課題は何でしょうか。そして退任後はどうされるとお考えですか?

「この10年という時間は私にとって本当に大切な時間でした。実際にやってみて、そして2020年に継続をしないという決断をしたのですが、この決断をすること自体も大変考えましたし、大きな、難しい決断でした。自分がこの年月を振り返ってみると、実際に初めて芸術監督としての仕事をやってみて、2,3年では何も成果が見えてこない、と思ったのです。3年目、4年目になって少しずつ自分のやったことが自分でも見えてきた、という時期になって、7年目、8年目となって一つの指標につながってきたと自分自身でも実感しました。果たして今日までやってきたことがきちんときれいに結ばれていくのかを、少し客観的に見るような残りの2年間となると思います」

その後のことですが、今具体的にこれをやります、こういう方向に行きますというのは決まっていません。まだ何も考えていないのです。自分としては、非常に密に仕事をした年月を過ごしたので、少し充電期間という形で、おそらくフリーランスというポジションで、いろいろなことを試して少し放出してみたいと思います。エネルギーを蓄える時間になるのではないかと。まだどうなるか、どんな話が舞い込むのかわかりませんが」

「最低限具体的な可能性として4つ言えることは、まだ現役で踊れるので、今回も舞台に立ちますし、実際に踊ってみて、身体に限界が来ていたとしたら自分が一番よくわかるのですが、今はまだそのような時期ではないと思います。まだまだ自分はいける、今までと違ったものが踊れると思っています。それから芸術監督という立場を経験したので、そのような経験値も自分の中にあります。振付ももちろん次のビジョンとして大事に温めています。それから後進を教育する教師としての役割、真の意味でいい教育を授けることもしていきたいです。この4本の柱をいつも心に持っていたいと思います。
日本の皆さまとは長い付き合いがありますので、私の気持ちは言葉にしなくても伝わっていると思います」


ヌレエフ・ガラで踊る作品について

「今回私が踊るのは、ノイマイヤーの「シルヴィア」のパ・ド・ドゥです。最近、パリ・オペラ座バレエでレティシア・プジョルが引退公演を行った時に共演しました。それから、ローラン・プティの「ランデヴー」を踊ります。これもまたがらりと違った特徴の作品なので、ぜひお楽しみいただければと思います」

「そしてどうしても話したくなるので、他の作品の紹介もしたいと思います。ちょっとだけ付け加えますと、先ほど話にもあったクラシックとコンテンポラリーのバランスをよく考えて上演作品のレパートリーを作りました。ノイマイヤーやバランシンのような超大御所の作品の中にウィーン近郊で活躍されているプロイエットなどの、私の目を通して選んだ秀作がちりばめられていますので、バレエの世界の現代と未来を確かめていただく意味でも、このヌレエフ・ガラを絶対にご注目いただけたらと思います」

*****

この後、NHK「ごごナマ」への生出演があったのですが、時間ぎりぎりまでルグリは熱く語ってくださいました。

伝統を大切にしながらも、バレエの未来について真摯に考えているマニュエル・ルグリ。まだ今後も踊り続けてくれるという言葉も嬉しい限りです。また、日本のファンによる長年の支援に深く感謝している様子も伝わってきました。

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(写真 (c)Yumiko Inoue)

ウィーン国立バレエ来日公演公演概要
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/ticket.html


2018/05/07

チャコット主催、コシミハルが芸術監督・音楽監督の『フォリー・バレリーヌ「秘密の旅」』公演

チャコットは、「バレエ・プリンセス」、「バレエ・ローズ・イン・ラブストーリーズ」とバレエ鑑賞普及啓発を目的とする公演を行ってきて好評を博してきました。

その第3弾が、『フォリー・バレリーヌ「秘密の旅」』です。
より多くの方にバレエに触れる契機となるよう、今、世界を席巻している日本オリジナルの美の価値観“かわいい”をバレエで表現することを目指しています。

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音楽界よりコシミハルを芸術監督・音楽監督に迎え、お洒落でソフィストケイトされた大人可愛い世界観のバレエを短編作品が連なるレビュー形式で贈ります。

http://www.chacott-jp.com/j/special/ticket/voyage_secret/index.html


ダンスの歓びと音楽に溢れたノスタルジックなレビュー
幾つもの短い音楽にはそれぞれの小さな物語

コシミハルのオリジナル曲を始めとし
エリック・サティ、ダリウス・ミヨー、ジェルメーヌ・タイユフェールなどの
フランス近代音楽、そして古いジャズやシャンソン・・・
様々な音楽に乗せて、九人のバレリーナたちが誘う「秘密の旅」!

コシミハルは、時代や国境、ジャンルを超越した唯一無二のスタイルでオリジナル作品のほかクラシック音楽やフランス近代音楽、シャンソン、ジャズのスタンダードなどを取り上げた数々の作品を発表し、CM音楽も多く手掛けています。日本を代表する現代音楽家の武満徹、細野晴臣ら様々なアーティストの編曲も手掛けています。

また、バレエを取り入れたコンサートを自ら演出・展開するなどバレエ芸術との関わりも深く、近年では、チャコットのイメージモデルを務めるオニール八菜(パリ・オペラ座バレエ団)起用の三越伊勢丹「this is japan」キャンペーンのすべての音楽も手掛けています。

現在、世界的には東洋や日本の思想が大いに注目されており、それらを背景に生まれた日本オリジナルの美の価値観“かわいい”が、ハイファッションやアートの文脈にまでその範囲を広げ、世界を席巻しています。そこで、バレエと大人可愛い世界観を融合してみました。するとそこには、まだ誰も見たことのない新しくもどこか懐かしい魅惑の世界が広がります。私たちの大好きとトキメキがいっぱいに溢れています。音楽や演劇、ミュージカルファンにもお勧めできる、ファッショナブルで楽しい公演となることでしょう。

コシミハルによる選曲で、オリジナル作品からフランス近代音楽、古いジャズやシャンソンなど、様々な楽曲を、若手の9人のバレリーナたちが踊ります。コシミハルも特別出演します。

*****

芸術監督・音楽監督・特別出演:コシミハル

東京生まれ。作曲、作詞、編曲家。3歳よりピアノ、8歳より作曲を始める。オリジナル作品の他、フランス近代音楽や1930年代から40年代を中心としたシャンソン、ジャズのスタンダードを取り上げた作品を発表。またCM、映画、舞台のための音楽も手掛ける。1989年、広告音楽競技大会作曲賞受賞。1998年よりバレリーナとクラシック演奏家と共に自身の演出によるシアトリカルコンサート"Musique-hall"をアルバムごとに発表。2003年、ベルリン・ジャズ・フェスティバル招待作品として好評を博す。2013年、「クルーナー」に焦点を当てたカバーアルバム「マダム・クルーナー」を発表。2016年ベルリンで開催されたフェスティバルPop16に招聘され、ライブを行う。

共同振付・バレエミストレス:森本京子

パリ留学を経て、スターダンサーズ・バレエ団に所属。ダンサー・振付家・教師。勅使川原三郎氏のカンパニーKARASに参加し欧米各地を回る。山崎広太氏の英仏独ツアーにも参加。自らのダンスカンパニーK’s pro.を結成し、ダンス・芝居・音楽が共有する舞台を創作し続け、静岡市芸術文化奨励賞・地域文化活動賞を受賞


共同振付・バレエミストレス:林かおり

ユニークバレエシアター公演の他、青山バレエフェスティバル、工藤大弐、佐多達枝、フットライツダンサーズ公演などに多数出演。東京フェスティバルバレエの一員として全米ツアーに参加。引退後、Kバレエ カンパニー バレエミストレスを経て、様々な公演のプロダクションに参画。


出演(五十音順)

石原朱莉(山本禮子バレエ団)
北川明代(スターダンサーズ・バレエ団ジュニアカンパニー)
木原奏音
澤田夏
樽屋萌(スターダンサーズ・バレエ団ジュニアカンパニー)
中井杏香(スターダンサーズ・バレエ団ジュニアカンパニー)
松本佳織(東京シティ・バレエ団)
森絵里(東京シティ・バレエ団)
渡邉桜子(谷桃子バレエ団附属アカデミー)

<公演日時>

2018年7月18日(水)開演19:00、
19日(木)開演15:00 / 開演19:00 ※開場は各開演30分前
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール


<チケット発売情報> 

一般発売:2018年5月19日(土) 一般発売に先立ちチャコット先行他、各種先行販売を実施。各プレイガイドのサイトをご覧ください。

チケット:全席指定7,900円(税込) 未就学児童入場不可

発売所:
・ イープラス、ファミリーマート店内Famiポート
・チケットぴあ 0570-02-9999<Pコード:取得中>、セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗
・ローソンチケット 0570-084-003<Lコード:取得中>、0570-000-407(オペレーター、ローソン、ミニストップ店内Loppi
・カンフェティ 0120-240-540(通話無料・オペレーター/平日10:00~18:00)
・チャコットwebサイト(座席選択不可)

お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (10:00~18:00)

※小劇場につき座席選択はできません。
※桟敷席はイープラス・チケットぴあ・ローソンチケットでの取り扱いとなります。  
※車椅子をご利用のお客様は、事前にお問合せ先までご連絡ください。


2018/05/05

5/7(月)放映 NHK総合 ごごナマにマニュエル・ルグリが生出演 

5/7(月)放映 NHK総合テレビ ごごナマ (午後3時08分~ 午後4時00分)に、

バレエ界の至宝ウィーン国立歌劇場バレエ団・芸術監督マニュエル・ルグリが生出演する予定です。

http://www4.nhk.or.jp/gogonama/x/2018-05-07/21/7124/2710095/


いよいよ5月9日から始まる、ウィーン国立バレエの来日公演のプロモーションのためですね。楽しみです。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/


ウィーン国立バレエの「海賊」にゲスト出演する、キミン・キムのインタビュー(拙稿)はこちらです。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener/topics/1388.html

マニュエル・ルグリ×橋本清香×木本全優リハーサル&ルグリ レッスン映像


まもなく来日!マニュエル・ルグリ率いるウィーン国立バレエ団『ライモンダ』現地公演を特別レポート | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (高橋森彦さんによる現地取材)
https://spice.eplus.jp/articles/185195



2018/05/04

ボリショイ・バレエの2018-19シーズン発表、2019夏にロンドン公演

ボリショイ・バレエの2018-19シーズンが発表されています。

https://www.bolshoi.ru/upload/medialibrary/725/72599b4c8a3b4ea2d93a70ad6cdb64bf.pdf


ウィールドンの「冬物語」、
フォーサイスの「アーティファクト」、
エドワード・クラグの新作「ペトルーシュカ」
サモドゥーロフの新作、
バランシンの「シンフォニー・イン・C」
ベジャールの「ゲテ・パリジェンヌ」

がレパートリー入り。

また、2019年2月1日には、名花、故エカテリーナ・マキシモワの生誕80周年を祝うガラ公演が行われます。


ツアーは、

ミラノ(スカラ座、ラ・バヤデール、じゃじゃ馬馴らし)、
ラトヴィア、リガ(じゃじゃ馬馴らし)、
オーストラリア・ブリスベン(スパルタクス、ジュエルズ)、
そしてロンドン(ロイヤル・オペラハウス、演目未定)

です。(日本公演は2020年に予定されているようです)


なお、タス通信の報道によれば、問題作「ヌレエフ」のリバイバル上演が2019年1月に予定されているほか、ロンドンの興行主から、ロンドン公演で「ヌレエフ」を上演させてほしいという要望も届いているとのこと。
http://tass.com/society/1002783

問題は、「ヌレエフ」は非常に多くの出演者がいる作品で、ボリショイ・バレエのツアー公演は、240人ものダンサーとスタッフで構成されていますが、さらに120人も増員しなければならないとのこと。費用的に当然非常に高くなります。


ボリショイ劇場では、以下の展覧会が予定されています。
MAY – JULY 2019
«CLASSICS OF MODERN BALLET»
ROLAND PETIT
AND GEORGE BALANCHINE
Exhibition dedicated to the choreographers’
95th and 115th anniversaries

«5/1 「セブンルール」(関西テレビ/フジテレビ系)に飯島望未さんが登場